豆板醤をそのまま生で食べる事ができる?つけて食べると美味しい?レシピも解説!

中華料理の代表的な調味料とも言える豆板醤。豆板醤を見て「生で食べられるの?」「何に使えばいいんだろう。」「買うのはもったいない。代用できるものはある?」と疑問に感じたことはありませんか?

今回はそんなちょっと馴染みのない豆板醤の以下のことについて解説します。

  • 豆板醤は生で食べられる。
  • 炒め物やタレに使っても◎
  • 味噌を使えば代用品が作れる。
  • 豆板醤を使ったレシピの紹介。

買ってもなかなか使う機会の少ない豆板醤をおいしく活用できるようになりましょう。

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豆板醤は生で食べられる?

豆板醤は辛味を足したいときにぴったりの調味料です。調理中に味付けとして豆板醤を入れるイメージが強いですが、実は生でも食べられます。それでは、豆板醤を生で食べられること、炒め物やタレへの活用について解説します。

そのまま生で食べられる

豆板醤はそのまま生で食べられます。というのも、豆板醤の原材料は唐辛子やそら豆、塩、ごま油であり、これらの原料を発酵させているためです。

例えば、ナムルなどの和え物に加えたり、野菜スティックのディップにしたり、生の豆板醤の使い道はたくさんあります。

子供用に辛くない麻婆豆腐を作ったときには、大人の分は豆板醤を後乗せするなど、生のままで辛味の調整にも役立ちます。

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炒め物やタレに使う!

豆板醤は炒め物やタレにも使ってもとってもおいしくなります。これは、豆板醤は辛味はもちろん、コクもあるためです。例えば、炒め物に使うとコクが出て、加熱することによって香りが引き立ちます。

四川料理には欠かせない調味料の1つです。また、タレに混ぜ込んでもアクセントになり、蒸し鶏などの淡白な料理にもよく合います。生でも加熱しても、豆板醤が料理のおいしさを引き立ててくれるでしょう。

賞味期限切れはいつまで食べられる?

日本で販売されている豆板醤は様々な保存容器に入れてあります。それぞれの保存容器によって賞味期限が異なりますので注意しましょう。

  • 保存瓶の場合:2年~3年
  • チューブ入りの場合:1年
  • 開封済みの場合:保存瓶・チューブ入りどちらも1~2カ月

保存瓶やチューブ入りの場合どちらも未開封の状態であれば1年以上を保存することができるので、比較的長期保存することが可能な調味料です。ただし開封してしまうと一気に日持ちしなくなってしまいますので、その点を意識して使い切るようにしましょう。

辛味を和らげる方法は?

豆板醤には唐辛子も原料としており、少量でも辛味が出るのが特徴です。そのため、味を見ずにたくさん入れてしまうと料理が一気に辛くなってしまうことも。

辛いのが苦手な方や、子どもにとっては食べにくくなってしまいます。そんな時に辛さを和らげることができる方法をいくつかご紹介!豆板醤の入れすぎには、どう対処すれば良いのでしょうか?

  • 砂糖を加える
  • 水を加える
  • 乳製品を食べる

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豆板醤の代用ができるものは?

料理

豆板醤は頻繁に使う調味料ではないため、購入するのは少しもったいない気がすることもあるでしょう。何かで代用できれば嬉しいですよね。そこで、味噌を利用する方法と、代用品のレシピを紹介します。

味噌を利用する

豆板醤は味噌を使えば代用品を作れます。なぜなら、豆板醤の主原料であるそら豆と、味噌の主原料である大豆の風味が似ているためです。

豆板醤はそら豆を給水させ、塩漬けして発酵させますが、味噌は大豆を給水させて塩や麹を加えて発酵させます。風味も加工過程も似ている味噌なら、豆板醤の代用品を作れるでしょう。

代用品を作る!レシピは?

豆板醤の代用品を作るレシピは、味噌と調味料を混ぜるだけなのでとっても簡単です。用意するものは以下の通りです。

  • しょうゆ 小さじ1
  • みそ 大さじ1
  • ごま油 小さじ1/2
  • ニンニク(すりおろし) 小さじ1/3
  • 一味唐辛子 小さじ1

全ての材料をよく練るだけで代用品の完成です。味噌やしょうゆ、一味唐辛子だけでも随分豆板醤の味に近くなりますが、ごま油やニンニクを加えることでコクが出て風味が良くなります。

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豆板醤のレシピ

レシピ

よく使う1軍の調味料とはなかなか言えない豆板醤。いろんなレシピを知っていると、余らせることなく使い切れます。そこで、豆板醤のレシピを紹介します。材料は全て1人分表記です。

キムチチゲスープ

  • 薄切り豚肩ロース 75g
  • キムチ 50g
  • 木綿豆腐 1/4丁
  • 長ねぎ 1/4本
  • 水 300ml
  • 鶏ガラスープの素 大さじ1/2
  • 豆板醤 大さじ1/2
  • 味噌 小さじ1/2
  • ごま油 適量

長ねぎと豚肉を中火で色が変わるまで炒め、キムチを加えます。続けて軽く炒めたら、水とスープの素、豆板醤と味噌、豆腐を加えて中火で煮ると完成です。

あらかじめ豆板醤と味噌は合わせておき、水で少し伸ばすとダマにならず溶けやすくなります。

麻婆豆腐

  • 木綿豆腐 1/2丁
  • 豚ひき肉 50g
  • にんにく 1かけ
  • しょうが 1かけ
  • 豆板醤 小さじ1/2
  • (A)調味料

    水 100cc

    酒 大さじ1/2

    鶏ガラスープの素 小さじ1/2

    しょうゆ 大さじ1/2
  • (B)水溶き片栗粉

    片栗粉小さじ1:水小さじ1

ニンニクと生姜を刻み、香りが立つまでごま油で炒めます。豚ひき肉を入れ、中火で色が変わるまで炒めた後、豆板醤を加えます。

(A)の調味料を加え、煮立ったら弱火にし、5分ほど煮ます。豆腐を加え、豆腐が温まったら、(B)の水溶き片栗粉を加えとろみを付けたら完成です。最後に刻みネギを散らすと、彩りがよくなりますよ。

ひき肉と厚揚げのピリ辛煮

  • 厚揚げ 1/2枚
  • 豚ひき肉 50g
  • しょうが ひとかけ
  • (A)調味料

    醤油 大さじ1

    酒 大さじ1

    豆板醤 小さじ1

    砂糖 小さじ1/4
  • (B)水溶き片栗粉

    片栗粉 大さじ1/2:水 大さじ1

刻んだ生姜をごま油で香りが立つまで炒めて、豚ひき肉を加えます。中火で色が変わるまで豚肉を炒めます。厚揚げと、合わせた調味料(A)を加え、煮立たせます。最後に(B)の水溶き片栗粉でとろみをつけたら完成です。

厚揚げが入ってボリューム満点。もっと辛いほうがいい方は、豆板醤をお好みで足してくださいね。

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まとめ

あまり馴染みのない豆板醤も上手く使えば生でも調理してもおいしく活用できますね。

この記事をまとめると

  • 豆板醤は生でも食べられ、炒め物やタレに使ってもおいしい◎
  • 味噌やしょうゆ、七味を使えば代用品が作れる。
  • 豆板醤を使ったレシピには、キムチチゲスープや麻婆豆腐、ひき肉と厚揚げのピリ辛煮など。

あまりたくさん使わない場合は代用品を作ったり、余っている豆板醤がある場合はレシピを活用したり、賢く豆板醤を楽しんでくださいね。

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