パクチーは好き嫌いが分かれやすいハーブですが、苦手な人でもアレンジの仕方によって食べやすくなることもあります。どんな料理にすれば食べやすいのでしょうか?今回は、
- パクチー嫌いが多いのはなぜ?
- 苦手な人にオススメの食べ方
- パクチーの凄い効果
- 食べ過ぎると体に悪い?
これらのテーマについて紹介いたします。
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目次
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パクチーはなぜ臭い?どんな味?
どんな味?まずい?美味しい?
パクチーの味にはクセがあるので、好き嫌いが分かれます。特有の苦味があるのが特徴で、匂いも嫌われる原因の一つです。この匂いが苦手な方からは「カメムシ」と言われています。
パクチーの和名は「カメムシソウ」で、強烈な臭いを例えるものとして「カメムシ」の名前を取ったと言われています。
- 好き嫌いが分かれるが依存性があると言われている
- 味や香りは独特だが毒性はないので葉も茎も食べられる
詳しくはこの記事をチェック!
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臭いの原因と対処法
パクチー特有の臭いを作っている成分は、「モノテルペン類」」によるものだと言われています。モノテルペン系の成分は生薬や精油などの成分でよく見かけるもので、具体的には「ピネン」「リナロール」「デカナール」「ノナナール」といった成分です。
モノテルペン類の特徴として、乾燥に弱いところがあるので、コリアンダーパウダーとして粉末状になったパクチーには臭いがないのです。
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パクチーが苦手な人にオススメの食べ方
パクチーが苦手な人が多いのは、噛んだ時の独特の味や香りです。味や香りを一番感じやすいのはパクチーが生の状態なので、加熱料理にアレンジすることで食べやすくなります。食べやすいパクチー入り料理を、いくつかご紹介します。
パクチー餃子
刻んだパクチーを入れた餃子は、餃子専門居酒屋などでも提供されている人気メニューです。生のパクチーを具材に練りこんで焼き上げるパクチー餃子ですが、焼くことによって香りや味が軽減されます。
チャーハン
パクチーはエスニックな香草、チャーハンは中華料理ですが、意外とこの2つの相性は良いですよ◎ 刻んだパクチーをチャーハンに入れてみましょう。加熱するほど味や香りが飛ぶので、好みのタイミングで投入してみましょう。
春巻き
生春巻きはエスニック料理の一つですが、パクチーが苦手な方にオススメなのは揚げ春巻きに入れることです。高温で揚げることによって、パクチーの香りをほとんど感じなくなります。
パクチー好きの方にとっては少々物足りないかもしれませんが、、そんな方には、揚げではなく生春巻きがオススメです。
かき揚げ
春巻きに続く揚げ物料理にオススメなのが、かき揚げです。パクチーと玉ねぎ・コーンなど好みの具材と一緒に揚げることで、パクチーがグンと食べやすくなります。
ペペロンチーノ
少し挑戦してみたい方は、パスタでペペロンチーノとして食べても美味しいですよ。ニンニクを多めに入れることで、パクチーの味が気にならなくなります。
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パクチーを食べる効能・栄養成分は?
パクチーはクセの強い食べ物ですが、実は体に嬉しい効能も複数あります。
- 女性ホルモン/男性ホルモンを整える
- 更年期障害の緩和
- デトックス効果
- ニキビ・肌荒れの改善
- 解毒効果による食中毒予防
- 肝臓の病気・ガン予防
女性ホルモン・生理
パクチーに含まれている『ゲラニオール』という成分には、女性ホルモンのバランスを整える効果があると言われています。ホルモンバランスによる生理不順にも効果があるとされています。
男性ホルモン
パクチーは女性ホルモンのバランスを整えるだけではなく、男性ホルモンの『テスロステロン』を分泌させる効果もあることがわかっています。これは女性も持っているホルモンの一つで、筋肉質な体型やがっしりした骨格などを構成します。
更年期
ホルモンバランスが整うと、更年期障害にも良い影響があります。更年期障害症状が出るのは、生理が終わる50歳前後です。症状としてはイライラしたり、汗をかきやすくなったり、人によって様々です。女性ホルモンと男性ホルモンのバランスが整うことで、このような症状を緩和させる効果が期待できます。
デトックス
パクチーにはデトックス効果があり、体に蓄積した有害物質を体外に排出する効果があると言われています。これを体内の循環を促す『キレート作用』と言います。
肌荒れ
キレート作用が起こることで、肌荒れの改善効果が期待できます。デトックス効果によって便秘が解消され、それにより肌荒れが良くなることや、体内の不順物質が外に出ることで美肌につながります。
肝臓・癌
パクチーは肝臓の健康維持や、癌予防に効果があると言われています。一度に食べる量はあまり多くないパクチーですが、その栄養素にはこれらの効能があることがわかっています。
解毒効果
パクチーにはハーブの中でも特に解毒効果があります。食事と一緒に食べることで食中毒予防にも効果があるとされています。
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パクチーを食べ過ぎた時のデメリット・副作用は?
“パクチーを食べ過ぎるとデメリットがある?体に悪い?”と言われることがありますが、あまりにも多く食べてしまった時に影響が出ることはあります。食べ過ぎで起こり得る副作用やデメリットについて確認してみましょう。
副作用・デメリット
パクチーを食べ過ぎた時の副作用には、下記のようなものがあると言われています。
- 胃もたれ
- お腹がゴロゴロする
- 嘔吐
- 頭痛
- 蕁麻疹
元々お腹が弱い方は、パクチーが含む食物繊維によってお腹がゴロゴロしたり、特有の香りによって頭痛や嘔吐する場合もあるようです。
食物アレルギーにはあらゆる食べ物がありますが、 パクチーアレルギーというものはありません 。アレルギーはないものの、体質によって合う合わないがあり、副作用など症状が出ることもあります。
妊娠中(妊婦)でも食べられる?
妊娠中の食事には食べても良いもの・控えた方が良いものがありますが、“パクチー”は妊婦さんが食べても大丈夫です◎
パクチーには“βカロテン”、“ビタミンE”、“ビタミンC”といった栄養成分が含まれており、妊娠中の体に良い効果があります。下記記事で詳しく紹介していますので、あわせてチェックしてみましょう。
詳しくはこの記事をチェック!
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まとめ
この記事をまとめると
- パクチーが苦手な人は、揚げ物や炒め物など加熱すると食べやすくなる
- クセが強く好き嫌いが分かれるが、ホルモン分泌や肌荒れ・肝臓病などに効果的
- 毒性やアレルギーはないが、食べ過ぎ・体質によって下痢・腹痛・胃もたれを起こすことがある
- 妊娠中でも食べられる◎ 栄養豊富で妊婦の体にも嬉しい効果あり
パクチーはクセが強いので苦手な人も多いですが、食べているうちにクセになり好きになった!なんてケースもあるので、食べやすい料理からチャレンジしてみてくださいね。
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