ロブスター・オマール海老・ザリガニ・伊勢海老の違いは?値段のちがいは

海老の種類は世界で3,000種類といわれ、そのうちの20種類が食用として市場に出回っています。その中でもロブスター、オマール海老、伊勢海老は高級海老の代表種で、この3種はよく混同されがちです。

そしてザリガニは、日本ではあまり馴染みがないですが、ヨーロッパでは高級食材として重宝されています。今回は

  • 高級海老の4種類の
  • 特徴
  • 値段

について紹介します。

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ロブスターとは

広い意味でとらえれば、「ロブスター」とは、大型の歩行型エビの仲間である伊勢海老、オマール海老なども含まれます。また淡水産ザリガニ(食用)もここの仲間になります。

特徴

ロブスター「lobster」は、英語での呼び名になります。ここではいわゆるアメリカン・ロブスターのことをさします

分類は、エビ目・ザリガニ下目・アカザエビ科・ロブスター属の甲殻類です。平均的な体長は、50㎝に達しますが、120㎝の大きさのものが漁獲されることもあります。

前脚の1対が大きなハサミとなっているのが特徴で、とてもどう猛です。生息地は、主に大西洋アメリカ東海岸を中心に分布しています。体色は環境によって異なります。

しっかりとした弾力がありそれでいてプリプリした食感が特徴です。しかも淡白な味ながらも、噛むほどに旨味が溶けだしてきます。日本では、ボイルやオーブン焼きで食べることがおおいです。

値段

相場変動にもよりますが、だいたい仕入れ値は2,500~4,00円/kg前後になります。

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オマール海老とは

オマールとは、「Homard」フランス語の呼び名です。ハンマーという意味です。オマール海老は、「ヨーロピアンオマール」とも呼ばれ、フレンチのみならずヨーロッパを代表する高級エビです。 

特徴

エビ上目・ザリガニ下目・アカザエビ科・ウミザリガニ科に分類されます。生息は、主に北欧ノルウェーから地中海沿岸に分布していて、体長は約40㎝以上になります。

体色は、青っぽく白い斑点がちらばっています。アメリカン・ロブスターに比べるとやや細長いのが特徴です。

食味は同じのようでもアメリカン・ロブスターより味が濃厚なのが特徴です。シンプルに蒸し焼きしたり、煮込み料理、焼く、ゆでるなど調理法は幅広いです。

値段

入荷量が少なく希少性が高いことから、だいたい仕入れ値は、10,000円/kg近くになります。

ザリガニとは

1920年(大正9年)、アメリカから食用として移入したのが始まりで、摩周湖や阿寒湖に放流され自然に繁殖したのをきっかけに、全国のホテル、レストランで高級食材として広がりました。

特徴

現在、アメリカ産「ウチダザリガニ」は、漁業権対象魚種になっており、生きたものを茹でた新鮮なものを食べられるのは、北海道でも阿寒湖周辺のホテル、レストランだけになります。ただし、環境省に認定された東京のほんの一部のレストランに出荷されています。

豆知識
漁業権対象魚種とは 勝手に採ってはいけない魚介類のことです

わりと大ぶりで濃厚なミソと、しかも身がしまっている上品な味わいの白身が特徴です。

値段

だいたい2,000円/kg前後で市場に出回っています。

雑学ネタ
田んぼや川に生息しているアメリカンザリガニを食べるには、泥抜きに水を一週間取り替え続ける。臭み抜きに30分以上酒につける。熱湯に10分以上茹でる。食べるまでに手間がかかります。ちなみに可食部の身はほとんどありません。以上雑学ネタでした。

伊勢海老とは

名前の由来は、江戸中期の都である京都に伊勢産の蝦が多く出回ったころからその名がついたと考えられています。(諸説あり)

特徴

エビ上目イセエビ下目イセエビ科イセエビ属に分類されます。平均的な体長は、30cmを超えるものが多く、体色は、赤褐色です。国内で捕獲されるエビの中で最大となります。

大きな特徴は、殻が硬いこと、触角が長く棒状でやはり硬いことです。アメリカン・ロブスターやオマール海老のような大きな鋏はありません。

主な生息域は、茨城県あたりの太平洋側、朝鮮半島南部の沿岸、九州の浅い海になります。

身は、ともかく甘く、繊維状のほどよい肉質が口の中でほぐれるようななめらかさがあります。刺身で食べるのにむいているといえるでしょう。

値段

だいたい伊勢海老の仕入れ値は、8,000〜12,000円/kgになります。養殖が難しいことから全て天然物です。しかも近年の漁獲量がさらに減り、そのため高騰していることも影響しています。

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まとめ

以上です。いかがでしたでしょうか?

この記事をまとめると

  • 「ロブスター」とは、大型の歩行型エビの仲間である伊勢海老、オマール海老、食用淡水産ザリガニを含む
  • 高級海老4種類は、生息域によって味や調理法、また体長や体色に違いがある
  • 天然物しかなく養殖で生産できないことから希少性が高く、そして漁獲量が年々低下傾向にあるため値段が高い

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