パクチーの茎・根っこ食べられる?レシピ・栄養は?スープやサラダに大量消費

「パクチー」はタイ料理によく使われるクセのある食材ですが、茎や根っこの部分も食べることができるのでしょうか?茎には硬さがありますが、栄養はあるのでしょうか?パクチーは好き嫌いが分かれますが、ハマると「パクチスト」になってしまうほどやみつきになるものです。今回は、

  • パクチーの茎/根っこは食べられる?
  • パクチーの茎の栄養
  • パクチーを長持ちさせる保存方法
  • パクチーの茎/根っこ大量消費レシピ

これらのテーマについて紹介いたします。

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パクチーってどんな野菜?

学名 Coriandrum sativum
分類 セリ科コエンドロ属
原産地 地中海沿岸
別名 香菜、チャイニーズパセリ
英語名 coriander
旬の時期 3月〜7月
主な生産地 モロッコ、インド

パクチーの歴史は古く、古代ギリシャ時代には薬用として用いられていました。睡眠作用や胃に効くものとして食べられており、やがてヨーロッパに広く普及します。

「パクチー」とはタイ語で、一番馴染みのある呼び方でです。英語では「コリアンダー」、中国語では「香菜(シャンツァイ)」と言います。日本にも平安時代には扱われていたことが書物によって残されています。

パクチーは特有の苦味と香りがあり、好き嫌いが分かれる野菜ですが、アジアン料理には欠かせない香草です。

 

 

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パクチーの茎・根っこは食べられる?

パクチーには葉・茎・根っこの3つの部位がありますが、実は 全て食べることができます !基本的に使われるのは葉と茎です。この2つは一般的に食べることができるので、料理に活用しましょう。

パクチーの茎の栄養は?

パクチーの茎は少し硬さがありますが、茎にも栄養があります。どんな栄養が含まれているのでしょうか?

  • ビタミンC:ビタミンCは、抗酸化効果が高く活性酸素を除去し、過酸化脂質の生成を押さえや動脈硬化含む血管疾患、免疫力を上げるため風邪の予防効果があります。コラーゲンの生成やメラニン生成を抑えるため美肌効果が高いのも大きな特徴です。また、脳を落ち着かせる働きの脳内物質の生成や、ホルモン合成にも関わっています。
  • ビタミンB1:ビタミンB1は、人間の代謝に関わるビタミンで、炭水化物を糖に分解し、エネルギーを作り出す経路の最初を担います。食べた糖質全般を燃焼させる工程に関わるため、不足すると疲れやすくなります。また脳の神経伝達物質にも関わり、集中力を増やすや手足の痺れにくくすると言った働きがあります。
  • ビタミンB2:ビタミンB2は、たんぱく質、脂質、炭水化物の代謝で、酵素に近い補酵素としての働きます。ビタミンB2は単独では酵素としての働きは持たないものの、体内で特定の分子がつくことで代謝の働きを担います。三大エネルギーの分解の他、体内の活性酸素の除去作用も持っています。
  • ビタミンE:ビタミンEは、強い抗酸化作用、加えてコレステロールの酸化を防ぎ血流を良くする働きを持っています。また、毛細血管の収縮を抑制することで、細くなった血管が広がることで血流の悪化による体の不調改善効果もあるビタミンです。
  • β-カロテン:β-カロテンは、人間の体内でビタミンAに変化し、細菌やウイルスの侵入を防ぐために必要な粘膜を丈夫にする作用があります。肌のシミの原因になる色素発生を抑制する抗酸化作用も持っています。緑黄色野菜では黄色の色素に多く含まれているビタミンです。

これ以外にも、精油成分やリナロール・ゲラニオール・ボルネオールといった成分もあります。

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パクチーを長持ちさせる保存方法

パクチーを長持ちさせる方法をご紹介したいと思います。タイ料理などアジアン料理ブームによって、最近はスーパーでもパクチーが販売されるようになりました。ぜひ家庭でのパクチー保存の参考にしてみてください。

  1. 容器に水を入れ、パクチーを立てるように入れる
  2. 上からビニールをかぶせ、乾燥しないように下を閉じる

    ※容器の水は定期的に入れ替えること!

こうすることで冷蔵で1週間〜10日間日待ちします。

パクチーは常温保存できる?

パクチーはの常温保存は、 しなしなになりやすい ためオススメできません。スーパーでも冷蔵コーナーで販売されていることが多いです。

パクチーの茎・根っこを大量消費!レシピ

パクチーの葉や茎・根っこまでもを消費できるレシピをご紹介します。パクチーは好き嫌いが分かれる食材ですが、クセになるとハマってしまうので是非いろいろな料理に加えてみましょう。

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スープ

パクチーはスープのトッピングとして重宝します。中でもおすすめはトムヤムクンです。とむやむくんは海老で出汁をとったタイ料理で、ピリ辛味が美味しいスープです。トムヤムクンは作るのが難しそう!と思うかもしれませんが、調味料と海老さえあれば簡単に本格的な味を作ることができますよ♩

サラダ

生のパクチーをたっぷり使ったパクチーサラダは、特有の香りと苦味がクセになります。トマトなど他の野菜と混ぜ合わせても美味しいですし、パクチーだけを和えても美味しいですよ!

カレー

本格的なタイカレーを作ったら、トッピングとしてパクチーを使ってみましょう。タイカレーはイエローカレー・レッドカレー・グリーンカレーなど様々なものが紙パックでも販売されています。牛乳やココナッツミルクを入れて加熱するだけの便利なアイテムなので、簡単に作ることができます◎

炒め

引用:cookpad

パクチーは基本的に生のまま食べるのがオススメですが、豚肉やパプリカなどと合わせて炒めるのも美味しいです。パクチーはすぐに火が通るので、火を止めてからサッと絡めるだけでもOKです。

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パクチーのレシピ人気1位は?

パクチーを使った料理をいくつかご紹介しましたが、パクチーのレシピ人気1位は「サラダ」のようです!サラダにはパクチーだけを使ったもの、野菜をたくさん入れたもの、鳥ささみを入れたものなど、アレンジが豊富です。お好みの普段のサラダにパクチーを加えるとパンチが出るので、是非試してみてくださいね。

まとめ

パクチーの茎や根っこは食べられる?」というテーマについてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

この記事をまとめると

  • パクチーは、葉・茎・根っこ全ての部位を食べることができる!
  • ビタミン類やミネラル類・食物繊維が豊富で、独特な味がクセになる!

パクチーの香りや味にはクセがあるので好き嫌いが分かれる食材ですが、ハマるとやみつきになるので色々な料理へのアレンジを楽しんでみてください。

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