おーいお茶は体に悪いって本当?カフェインが危険?飲みすぎ注意?

伊藤園のロングセラー商品の「おーいお茶」が好きで毎日飲んでいる人の中には、「妊娠・授乳中でカフェインを控えたいけど、いつものおーいお茶が飲みたい」という人や、「おーいお茶って飲みすぎるとどうなるの?」と不安になっている人もいるかもしれませんね。そこで今回は、

  • おーいお茶のカフェインはどれくらい?

  • おーいお茶に含まれる体に悪い成分はある?

  • 妊娠中でものめる?

という疑問を解決していきます。

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おーいお茶ってどんなもの?

伊藤園から発売されているお茶

おーいお茶は伊藤園が販売している缶やペットボトル入りの緑茶です。おーいお茶は発売当初「缶入り煎茶」として発売されましたが、1970年代に島田正吾さんの出演した缶入り煎茶のCMで「おーいお茶」と呼びかけるフレーズが視聴者の間で話題となったことから、1989年に「おーいお茶」という商品名に変更されました。

特徴は?

「おーいお茶」の最大の特徴はその香りと味わいです。おーいお茶の茶葉本来の味や香りを生み出すために、伊藤園の茶師による長年の経験を活かした火入れ工程や、茶葉の保管温度にもこだわり、抽出に必要な分だけ出荷することで新鮮な茶葉でお茶を入れる体制作りがされています。

さらに、抽出したお茶をマイクロフィルターでろ過することで余分な雑味を取り除くひと手間で更にお茶の香りとおいしさを引き出しています。

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おーいお茶って体に良いの?悪いの?

おーいお茶を飲むメリット

おーいお茶は無添加にこだわって作られていますので、緑茶の良いところをダイレクトに取り入れられます。緑茶には体にいい成分である「カテキン」が含まれます。カテキンの主な健康効果には、

  • 風邪予防効果
  • 体脂肪を減らす効果
  • 血圧の上昇を抑える効果
  • 認知機能(注意力・判断力)を高める効果

などがあります。緑茶を飲むと健康面でいいことがたくさんありますね。特に近年は、カテキンの脂肪を減らす効果・血圧の上昇を抑える効果などが注目され、さまざまな商品が発売されています。

伊藤園の「おーいお茶」シリーズでも「濃いお茶」という、カテキンによる認知機能を高める機能性表示食品を販売しています。気になる方はぜひ試してみてくださいね。

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おーいお茶を飲むデメリット

「おーいお茶は体に悪い」というのをネットで見かけますが、そのほとんどはデマです。しかし、何事も摂取しすぎると体にとっては毒なのも事実です。では、おーいお茶などの緑茶を摂取しすぎた場合、どのような影響があるのでしょうか?

  • カフェインの過剰摂取になってしまう
  • タンニン(ポリフェノールの一種)の過剰摂取になる
  • シュウ酸を摂りすぎてしまう

という可能性があります。それでは、これらの過剰摂取によってどのような害があるのかを次の項目でまとめていきましょう。

飲みすぎは注意?

緑茶にはカフェイン、タンニン、シュウ酸が含まれています。それぞれメリットもあるのですが、摂取し過ぎると次のような症状が出てしまいます。

成分

摂取のし過ぎで発症する症状

カフェイン 神経過敏、睡眠障害 
タンニン 貧血 
シュウ酸 尿路結石

カフェインは交感神経を高める効果があり、集中力を高める効果がありますが、過剰摂取すると神経過敏になったり睡眠障害が起きたりします。また、WHOでは健康な人のカフェインの摂取限度を1日あたり400mgと定めています。

タンニンは認知症予防に効果があるとされる一方、鉄の吸収を抑制する作用があるので、摂取しすぎると貧血になる恐れがあります。特に摂取限度の規定などはないですが、貧血気味の方や妊婦さんは注意が必要です。

シュウ酸はバナナやナッツ類にも多く含まれます。緑茶との食べ合わせにも注意していきたいですね。

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おーいお茶のカフェイン量は?

カフェイン量

おーいお茶のカフェイン量を調べてみましたが、残念ながら明確な情報は得られませんでした。

伊藤園のQ&Aのページでは緑茶のカフェイン量は100mgあたり20mgとされていましたが、厚生労働省のホームページのお茶類などの100mlあたりのカフェイン量は以下のように記載されています。

  100ml当たりのカフェイン量(mg)
煎茶(緑茶) 30
コーヒー 60
紅茶 30
玄米茶 10

おーいお茶は緑茶なので、大体100mlあたりに20~30mlくらいのカフェインが含まれていると考えてよさそうですね。そうすると、健康な人で1日に摂取していいカフェインは400mgまでですので、1日に1.3Lくらいであれば、おーいお茶を飲んでもカフェインの影響は心配しなくてよさそうですね。

上記の表でもわかるように、緑茶は意外とカフェイン含有量が多いので、夕食の後に緑茶を飲むのは、睡眠の妨げになる可能性があるため控えた方がいいかもしれません。

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妊娠中でも飲んでいいの?

妊娠中・授乳中のカフェイン摂取量の限度は300mgまでとされています。おーいお茶を飲んでいた人にとって、カフェインを控えるために飲みなれているお茶を我慢するのはつらいですよね。

おーいお茶のシリーズには、カフェインをゼロにした商品もあり、妊婦さんでも安心していつもの味を飲むことができます。おーいお茶カフェインゼロ」を飲んだ人の口コミを調べると、

薄めでのみやすい

緑茶の味なのカフェインゼロなのが嬉しい

苦みが少なく程よい渋みがある

という感想が多かったです。妊娠中や授乳中でも気にせずにも緑茶が飲めるのはとても嬉しいですよね!カフェインを控えている人はぜひ試してみてください。

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まとめ

いかがでしたか?数あるペットボトル飲料の中でもおーいお茶を愛飲している人が、妊娠中や授乳中などに気になるのがカフェインの量。「緑茶って意外とカフェインが多いと聞くけど、実際おーいお茶のカフェイン量ってどのくらいなのだろう?」と心配になることもありますよね。今回の記事では、

この記事をまとめると

  • おーいお茶自体は体に悪くない

  • 機能性健康食品のおーいお茶もある

  • カフェイン含有量は100mlあたり20~30g

  • 健康な人であればおーいお茶を1日  1.3Lくらい飲んでもまず健康被害はない

  • カフェインゼロのおーいお茶も発売されている

ということが分かりましたね。緑茶を飲むことにはメリットもたくさんあることが分かりましたね。何事も適量がありますから、自分がどれくらい飲んで大丈夫なのかを考えながら、これからもおいしい「おーいお茶」を飲んでいきましょう!