おーいお茶濃い茶で下痢になるって本当?違いは?カテキンとは?

ここ数年でカテキンが含まれる緑茶は健康にいいということが、だいぶ世の中に浸透してきました。そして、カテキンの健康成分を売りにした緑茶も各メーカーから様々なものが発売されています。その中でも人気なのが、伊藤園から販売されている機能性表示食品の「おーいお茶　濃茶」です。人気商品なのでパッケージを見たことがある人も多いと思いますが、そもそも「ふつうの「おーいお茶」のカテキンと「おーいお茶　濃茶」では何が違うのかな？」と疑問に思いませんか？すでに飲んだことがある人は、「脂肪の吸収を抑えると書いてあるから、健康のためにおーいお茶濃茶を食事中に飲んだけれど、下痢になった。おーいお茶の濃茶って体に悪いの？」という疑問を抱いている人も中に入るかもしれません。そこで今回は、

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おーいお茶（濃い茶）とは？

伊藤園から販売されているお茶

おーいお茶の「濃茶」は、伊藤園から販売されている人気の緑茶おーいお茶シリーズの商品です。2004年に「おーいお茶濃い味」として発売され、2014年に「おーいお茶濃い茶」の商品栄を変更、2019年にはおいしさをそのままに機能性表示食品としてリニューアルされました。機能性表示食品飲料としては販売本数No1(2020年1月～12月)を誇る伊藤園の大ヒット商品です。

おーいお茶との違いは

おーいお茶濃茶とおーいお茶の違いは、機能性表示食品かどうかです。濃茶では、飲むことで「前向きな気持ちになる」ことや、「シャッキ」としたいときにおススメの商品として販売されています。

また、従来のおーいお茶とは違い、濃茶には「ガレート型カテキン」を含有されていることで、体脂肪を減らす効果が期待できる商品となっています。

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おーいお茶（濃い茶）のカテキンが凄い

カテキンとは？

カテキンとは緑茶に含まれる成分で、近年注目される健康成分です。カテキンの主な健康効果としては、

• 風邪の予防
• 体脂肪を減らす効果
• 血圧の上昇を抑える効果
• 認知機能（注意力・判断力）を高める効果

などがあります。近年の研究でカテキンは8種類存在し、そのうちもともとの茶葉に含まれるのは4種類あるということがわかっています。

ガレート型カテキン

ガレード型カテキンとは、カテキンの一種で、体脂肪を減らす効果があります。伊藤園が行った研究では、BMIが22.5～30kg/m2の健康的な20歳～65歳の成人（男性98名、女性97名）に対して12週間毎日、食事とともに試験飲料を摂取する実験を行ったところ、ガレート型カテキンは被験者の内臓脂肪面積を減少させるということが確認されたそうです。

そして、ガレード型カテキンが内臓脂肪を減少させるメカニズムは、ガレード型カテキンが食事の脂肪（中性脂肪）を分解する消化酵素の働きを抑えることで、脂肪を吸収できなくさせるということが解明されました。このことから、ガレード型カテキンは体脂肪を減らす効果があるとされています。   

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おーいお茶（濃い茶）を飲むと下痢をするって本当？

下痢を引き起こす作用はない

おーいお茶濃い味の成分には下痢を引き起こす成分自体は含まれていません。おーいお茶を飲んで下痢をした場合に考えられる原因は、

• 飲みすぎ
• 食べ合わせ
• 体調不良

が考えられます。飲みすぎて便がゆるくなることや、大量の脂っこい一緒に食べることで油の吸収が阻害され下痢をしやすい状態になることは考えられますが、おーいお茶濃茶が原因ではないので、ネット情報のデマには気を付けましょう。

飲みすぎによる下痢が考えられる

緑茶を飲みすぎた場合に起きる下痢の原因として、緑茶に含まれるカフェインや、ポリフェノールの一種であるタンニンが考えられます。カフェインやタンニンは胃を刺激する作用があるので飲みすぎるとお腹がゆるくなることがあります。

ですが、飲みすぎによる下痢や腹痛は一時的なものなので、一度飲むのをやめ、脱水症状にならないように水分を取るときは水を飲むようにしましょう。

脂っこい食事と一緒に摂取するので下痢が多くなる印象が強い?

おーいお茶濃茶にはガ脂肪の分解・吸収を抑制する効果があるガレード型カテキンが含まれます。そのため、脂っこい食事を食べる時に愛飲する人も多いかと思いますが、大量に脂っこい食事を食べ過ぎると、単に胃もたれや摂取しすぎた脂による消化不良を起こして下痢をしてしまう可能性が考えられます。

おーいお茶濃い味があればいくらでも脂っこい食事をしても大丈夫という商品ではないので、おーいお茶濃茶の効果を過信しすぎて脂っこい食事を食べ過ぎないようにしましょう。

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まとめ

いかがでしたか？「健康のために「おーいお茶　濃茶」を飲んでいたのに、お腹を壊してしまった。体に悪いのかな？」と心配になった人もいるかもしれませんが、商品そのものの成分に害がないことが分かって安心しましたでしょうか？今回の記事では、

ということが分かりましたね！何事も摂りすぎると体を壊してしまいますし、たくさん摂取すればいいというものではないということも分かったかと思います。食品機能性表示食品はそのもの単体をたくさん摂取したからと言って健康になるものという分けではないので、日々の食事に適量をプラスして上手に飲むことが大事ですね。