ナンプラーはタイ料理やベトナム料理で使われている調味料ですが、そのまま食べることはできるのでしょうか?また、開封後の賞味期限はどれくらいなのでしょうか?今回は、
- ナンプラーの特徴・使い方
- そのまま食べられる?
- 未開封・開封後の賞味期限
- 腐るとどうなる?保存方法
これらのテーマについて紹介いたします。
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目次
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ナンプラーってどんな調味料?
ナンプラーは、塩漬けしたカタクチイワシを発酵・熟成させたタイの調味料です。日本で言う醤油のような存在で、パッタイやガパオライスなど、日本でも馴染みのあるタイ料理に使われています。
ナンプラーは塩気があるので、タイ料理では塩を使わない代わりにナンプラーが使われています。
薄茶色で透明の液体で、独特の匂いがあります。この匂いは発酵によるものですが、料理に加え加熱することで和らぎます。また、語源はタイ語で「nam=液体」「pla=魚」という意味があります。
どんな味?まずい?美味しい?
ナプラーの味は独特で、醤油味に発酵した魚の風味があるような味をしています。そのものの味は塩気が強く、しょっぱさがあります。
薄口醤油の塩分濃度は17〜19%ですが、ナンプラーは22%ほどあるので非常にしょっぱいことがわかります。
また、発酵した魚の匂いが強いので好き嫌いが分かれやすい調味料です。醤油にアンチョビを加えたような味と表現されることもあります。
国産はある?
日本に流通しているナンプラーは、タイ産やベトナム産のものが多いです。輸入食品が人気のKALDI(カルディ)でも、本場タイのナンプラーを気軽に購入することができます。そして、中には日本国産のナンプラーも販売されています。
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ナンプラーはそのまま食べられる?
ナンプラーは醤油に似た調味料ですが、ナンプラーは醤油のようにそのまま料理にかけて食べることはありません。必ず調理中に加えるものですが、万が一そのまま食べても害はありません。
匂いと塩気が強いので水で薄めるか、レモン汁や砂糖と合わせるなど工夫が必要です。
使い方
では、ナンプラーは主にどのようにして使うものなのでしょうか?タイ料理やベトナム料理では一般的に使われているナンプラーは、炒め物や煮物などあらゆる料理に活用することができます。
塩気が強いので、かけ過ぎには注意が必要です。日本でも人気のタイ料理であるガパオライスやパッタイ(タイ風焼きそば)にも、ナンプラーは使われています。
妊娠中(妊婦)でも食べられる?
妊娠中の食事には気を使うものですが、ナンプラーは妊娠中でも食べることができます。下記記事で詳しく紹介していますので、あわせてチェックしてみましょう。
詳しくはこの記事をチェック!
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ナンプラーの賞味期限はどれくらい?
ナンプラーは色々な料理に使える調味料ですが、1本使い切るのはなかなか難しい方もいるかと思います。うっかり賞味期限が切れていた!なんてこともありますが、開封後はどれくらいで使い切る必要があるのでしょうか?
未開封と開封後それぞれの日持ちはこちらです。
- 未開封…1〜2年
- 開封後…1〜2ヶ月
ナンプラーは未開封であれば、1〜2年日持ちします。常温でも保存できるので、開封するまでは冷蔵庫に入れなくてもOKです。開封後は冷蔵庫で保存し、1〜2ヶ月を目安に消費しましょう。
賞味期限切れはいつまで食べられる?
未開封であれば、賞味期限が2〜3ヶ月切れていても食べられることがほとんどです。保存状態が良ければ腐りにくいので、よく見分けてから食べましょう。
開封後は冷蔵保存していても傷みやすいため、3ヶ月以上経ったものは廃棄した方が良いかもしれません。
腐るとどうなる?
では、ナンプラーは腐るとどう変化するのでしょうか?傷んでしまったナンプラーの状態には、このようなものがあります。
- 白く濁る
- 腐敗臭がする
- カビが生える
ナンプラーは腐ると濁ったり、発酵が進んで腐敗臭になったりします。正しい保存方法については、下記記事で詳しく紹介しています。あわせてチェックしてみましょう。
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まとめ
この記事をまとめると
- ナンプラーは加熱料理に使うのが一般的だが、そのままでも食べることはできる
- 醤油に発酵した魚の風味を加えたような味
- 未開封であれば2〜3ヶ月賞味期限切れでも食べることはできる
ナンプラーはそのまま食べることができる調味料ですが、塩気が非常に強いのであまりオススメはできません。炒め物や煮物に使えるので、ぜひ色々チャレンジしてみてくださいね。
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