カンパチは夏〜秋に旬の時期を迎える魚ですが、どのくらい日持ちするか知っていますか?冷蔵・冷凍それぞれの日持ちは、どのくらいなのでしょうか?今回は、
- カンパチの日持ち
- カンパチの栄養と効果・効能
- カンパチは腐るとどうなる?
- カンパチの保存方法
この3つのテーマについてご紹介いたします。
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目次
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カンパチとは?
英名 | Great amberjack |
別名・和名 | 寛八 |
エネルギー(100gあたり) | 129kcal |
糖質量(100gあたり) | 0.1g |
カンパチはアジ科ブリ属の魚で、「ブリ」「ヒラマサ」と共に鰤御三家と言われています。カンパチはブリと同じで成長によって呼び名が変わる出世魚です。
日本では生産量の半数を鹿児島県産が占めていますが、養殖は各地で行われています。
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カンパチの栄養と効果
栄養
カンパチをはじめとする魚類には、DHAやEPAといった脳に働きかける栄養素が含まれています。サプリにも使われており、脳の老化防止にも効果があると言われています。
また、ビタミンB1・B2・ビタミンDなどのビタミン類も豊富です。お肉では摂ることのできない栄養成分がいくつかあるので、普段から取り入れるようにしましょう。
- DHA(ドコサへキサエン酸):DHA(ドコサヘキサエン酸)は、脳や血管、加えて代謝にも関わる多くの健康効果を持つ栄養素です。脳の栄養素としての働きは特に有名で、脳の発達や神経の機能維持に使われています。眼精疲労の解消や情報伝達にも使用され、疲労を軽減します。血液の脂質を減少させ、脂肪燃焼も助ける栄養素です。
- IPA/EPA(イコサペンタエン酸):IPA(イコサペンタエン酸)はEPAにとも呼ばれ、人間の血管性の病気を予防する働きが特に強く、ドロドロになっている血液をサラサラにする力が強い脂質です。そのため、心筋梗塞や脳梗塞と言った病気や高血圧の改善効果があります。最近の研究ではアレルギー症状の改善も報告されている栄養素です。
- ビタミンB1:ビタミンB1は、人間の代謝に関わるビタミンで、炭水化物を糖に分解し、エネルギーを作り出す経路の最初を担います。食べた糖質全般を燃焼させる工程に関わるため、不足すると疲れやすくなります。また脳の神経伝達物質にも関わり、集中力を増やすや手足の痺れにくくすると言った働きがあります。
- ビタミンB2:ビタミンB2は、たんぱく質、脂質、炭水化物の代謝で、酵素に近い補酵素としての働きます。ビタミンB2は単独では酵素としての働きは持たないものの、体内で特定の分子がつくことで代謝の働きを担います。三大エネルギーの分解の他、体内の活性酸素の除去作用も持っています。
- ビタミンD:ビタミンDは、カルシウムの働きをサポートし主に骨形成を助けます。加えて、筋肉や神経伝達において不可欠なカルシウム濃度の調整も担っています。細菌の研究では、ウイルスや細菌に対する免疫効果の向上する。抗うつ作用も注目されています。
効果・効能
カンパチは焼いたり煮たりお刺身として食べたり、アレンジも豊富なので楽しみながら栄養摂取ができますね。
- 脳の働きを活性化させる
- 糖尿病・心臓病・動脈効果予防
- 血液サラサラ効果
- 中性脂肪を下げる
- コレステロール値を下げる
- 生活習慣病予防
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カンパチの日持ちはどのくらい?
カンパチの日持ち日数の目安は、冷蔵・冷凍それぞれ下記の日数となっています。
- 冷蔵保存…1〜2日
- 冷凍保存…2〜3週間
カンパチは冷蔵保存で1〜2日、冷凍保存で2〜3週間日持ちします。冷蔵保存中も劣化してしまうので、すぐに食べない場合は冷凍保存がおすすめです。
カンパチは腐るとどうなる?
カンパチは腐るとどうなるのでしょうか?腐ったカンパチの特徴・まだ食べられるカンパチの特徴を、それぞれ確認してみましょう。
- ぬるぬるしてヌメリがある
- ねっとりしている
- 強烈に生臭いにおいがする
- 黒色に変色している
- 身が溶けている
カンパチが腐るとこのような状態になります。スーパーに販売されている状態で、傷んできたカンパチを見分けるには「色」がポイントになります。黒っぽく変色しているカンパチは、傷んでいる証拠ですので選ばないようにしましょう。
購入後の見分け方ですが、ぬるぬる・ねっとりしたカンパチには注意が必要です!ヌメリはカンパチの臭いの原因にもなりますので、臭いでもよく見極めましょう。
どろどろして身が溶けているカンパチは、だいぶ腐敗が進んでいます。味も変わっている可能性があり、食中毒の原因となりますので廃棄しましょう。
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カンパチが腐る原因
カンパチはどんな状態だと腐りやすいのでしょうか?できるだけ長持ちさせるためにも、カンパチが腐りやすくなる原因を3つ見てみましょう。
❶ 賞味期限を過ぎている
❷ 常温で放置してしまった
❸ 見切り品を購入した
カンパチは魚介類なので腐るのが早い食材です。表記されている消費期限・賞味期限を過ぎてしまったり、うっかり常温で放置してしまうと腐ってしまいます。この場合、黒っぽく変色していることが多いです。傷んでいる証拠ですので、できるだけ選ばないようにしましょう。
カンパチの保存方法
カンパチの冷蔵保存・冷凍保存それぞれの方法は下記になります。
冷蔵保存
こちらの2ステップの手順を踏んで、美味しく安全に保存しましょう。
- 汚染物質や生臭さを取り除くために、冷水をかける
- 汚れと水気をよく拭き取ってからパーシャル室へ
冷凍保存
冷凍保存する場合の保存期間は、2~3週間になります。
空気が入らないようにラップに包みます。さらに冷凍用保存袋に入れてから冷凍しましょう。使うときには自然解凍します。
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まとめ
この記事をまとめると
- カンパチの日持ち日数は、冷蔵:1〜2日
- 冷凍:2〜3週間
- カンパチを美味しく保存するには購入後冷水で洗う!
カンパチはすぐに消費しない場合は冷凍保存がおすすめです。冷蔵庫で保存していても臭いが出るので、その日のうちに食べない場合は冷凍保存で鮮度良く保存しましょう。
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