日本人が大好きな昔ながらの秋の味覚に「サツマイモ」があります。そのまま食べても美味しいですし、ひと手間かけて料理にしても美味しくいただけます。
サツマイモには様々な品種があり、今回は「五郎島金時」という品種についてご紹介しましょう。ざっくりとした記事内容はこちらです。
- 五郎島金時とはどんな特徴のサツマイモ?
- 五郎島金時におすすめの食べ方とは?
- 五郎島金時を使ったレシピとは?
この記事を読んで頂ければ、五郎島金時を美味しく食べる方法がしっかり理解できるはずです。
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目次
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五郎島金時は甘くない!?
五郎島金時は、ねっとり系のサツマイモと違い、奥深い甘さがあることが特徴です。上品な甘さと香りの為、人によっては甘みを感じにくいかもしれません。
まずは、五郎島金時とはどんなサツマイモなのか?を見ていきましょう。
五郎島金時とは
五郎島金時とは、石川県金沢市の「五郎島・粟ヶ崎地区」で主に栽培されているサツマイモになります。「高系14号の選抜品種」と呼ばれる品種のサツマイモで、ホクホク感が強い特徴があります。
ねっとり系のサツマイモの品種に比べ、ホクホクしている食感です。昔の石焼きいもはホクホクした食感でしたが、その食感に近い雰囲気を楽しむことが出来ます。
ちなみに、五郎島金時は9月から10月にかけて収穫されますが、9月10月の五郎島金時は甘みが弱いです。収穫されてから暫く貯蔵し、2月3月ごろに食べると、甘みが増すという特徴があります。
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味の特徴は?
五郎島金時の味の特徴としては、上品で奥深い甘さになります。前述した通り、一般に販売されているサツマイモよりも、甘みを感じにくい人も多いでしょう。
ただし、収穫後貯蔵され続けた五郎島金時は、甘さが段々と高まるため、一般的なサツマイモよりも、甘みが強くなるのが特徴となっています。
一年間のうちに味の変化があるため、1つの品種で多彩な食べ方が楽しめることが、五郎島金時の素晴らしいところです。
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五郎島金時のおすすめの食べ方は?
五郎島金時は、どうやって食べるのが美味しいのでしょうか?いくつかの食べ方を調べてきたので、ご紹介していきます。
基本的にどんな料理にも合う!
五郎島金時はホクホク感の強いサツマイモなので、意外とどんな料理にも合わせやすいです。日本人定番のスイーツ「焼き芋」にも向いていて、じっくりと時間をかけて焼くことで、五郎島金時特有の懐かしい甘みを引き出すことが出来ます。
その他、「大学いも」や「スイートポテト」などに使っても美味しいでしょう。
大学いも
五郎島金時は、「大学いも」にもバッチリ合います。大学いもはサツマイモの表面に、砂糖やハチミツなどの蜜を付けた定番料理です。
五郎島金時のホクホクした食感は、大学いもの蜜と相性が抜群なのです。9月10月ごろの五郎島金時であれば、逆に甘みも少ないので、あっさりと食べやすい仕上がりになります。
スイートポテト
五郎島金時は洋風の「スイートポテト」にしても愛称は抜群です。スイートポテトにする場合は、収穫されて一定期間貯蔵された、甘みが強くなった五郎島金時を使うのがいいでしょう。
貯蔵して数カ月間寝かせることで、五郎島金時は本来持っている甘みをしっかりと出してくれます。スイートポテトを作る際には、甘みの強いサツマイモを使うのがベストなので、甘みが強くなった五郎島金時を使いましょう。
サツマイモ本来の香りも非常に高いため、スイートポテトに仕上げた際の香りも格別です。
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大学いものレシピ
では、五郎島金時を使って作る、大学いものレシピを掲載しておきます。手順は以下の通りです。
- 五郎島金時1本を小さめに乱切りし、ペーパータオルなどで水気を切っておく
- 160度に熱したサラダ油で、キツネ色になるまで揚げる
- 油を切ったら、「ハチミツ大さじ1」「みりん大さじ1」「砂糖大さじ1」「醤油少々」を混ぜたものをふりかける
- しっかりかき混ぜたら、最後に黒ゴマをふりかけて完成
こんな感じの方法で、とても簡単に作れるので、五郎島金時を手に入れられた際は、大学いもを作ってみましょう。ポイントとしては、収穫されたての甘みがあまり強くない五郎島金時を使った方が、おいしく作れるということです。
五郎島金時ならではの、ホクホク感と芋の香りが大学いもにはぴったりハマるでしょう。
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スイートポテトのレシピ
次に、五郎島金時を使ったスイートポテトの簡単レシピもご紹介しておきます。
- 五郎島金時を使って、焼き芋を作る
- 焼き芋をほぐして裏ごしする
- 裏ごしした芋に「バター20g」「砂糖10g」を加え、なべで弱火にかける
- 鍋の中に「牛乳45g」をゆっくりと投入していく
- 混ざり終わったら、型に取り出して、表面に卵黄を塗る
- 200℃に熱したオーブンで20分程度焼き色が付くまで焼く
こんな感じで、五郎島金時はスイートポテトに仕上げることも可能です。スイートポテトは、しばらく貯蔵された甘みのある五郎島金時を使って作りましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回は、石川県金沢市で採れるサツマイモ、「五郎島金時」について詳しく解説してきました。
記事の内容はこのような内容となっていました。
この記事をまとめると
- 五郎島金時は石川県金沢市で採れるホクホク感の強いサツマイモ
- 五郎島金時は、基本的にどんな料理にも合う
- 五郎島金時で作る大学いもやスイートポテトのレシピのご紹介
あなたも五郎島金時をゲットして、美味しいサツマイモ料理を楽しんでみましょう。
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