皆さんは栗をお好きですか?そろそろ秋を迎えるので栗の時期になりますよね。
栗は甘くて美味しいのでお好きな方も多いのではないでしょうか。栗ご飯にしたり、お菓子に使ったりなどさまざまな使い道があります。
この記事では栗の中でもかち栗という栗について紹介したいと思います。栗がお好きな方はぜひ最後まで読んでくださいね!
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目次
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かち栗の食べ方
知る人ぞ知る日本の伝統的な保存食であるかち栗。しかしあまり知らないという方もいますよね。かち栗の基本情報や戻し方などについて詳しくみてみましょう。
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かち栗とは
かち栗とは生の栗、蒸した栗などをしっかりと乾燥させ、お餅をつく際に使う臼でついて栗の殻と渋皮を取り除いたものです。別名干し栗ともいわれるものです。臼でつくことをかちといったので、本来は搗栗と書きます。
かち栗と言われるのは、勝ちに通じるというのがあります。そのことから縁起物として親しまれていて、祝いの席で食べられる機会が多いです。かち栗は干したものですので、保存性に優れていて栄養価も高いものな食べ物です。
あまり知名度のないかち栗ですが、日本の伝統的な保存食とも言われています。
戻し方
かち栗は乾燥させたものですので、食べる前に戻す必要があります。戻し方は水を入れたボウルにかち栗を入れて、30分ほど浸しておきましょう。時間がある方は一晩ほどさらにつけむのがおすすめです。もし手作りした場合であれば、殻を剥いて実を取り出しましょう。
かち栗の戻し方は簡単なので、料理初心者でもなんなく戻せます。しかし一部の人は戻さずに食べる方もいるようで、食べ続けていくうちに栗の味が広がるのを楽しむという方もいます。歯が硬いからや乳幼児が戻さずに食べるのは危険ですのでやめましょう。
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かち栗がおせちに入れられる意味
かち栗はおせちによく使われます。かち栗がおせちに入れられる理由は縁起の良い食べ物だからです。勝ちに通じるため、祝いの席にはもちろん、病の回復を祈る際にも食べられます。おせちは縁起の良い食べ物の詰め合わせで、かち栗もその1種なんです。
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かち栗の作り方
かち栗は自宅でも作ることができます。これから紹介する作り方を知って、実際に作る際に参考にしてみてくださいね。
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虫食い対策
かち栗を作る際にまずしたいのが虫食い対策です。実は栗には虫が入っていることも多いのです。栗の実を食べる害虫は、モモノゴマダラノメイガとクリシキゾウムシの2種類です。ときどきクリガミもいますがおおよそは先ほど挙げた2種類になります。対策としては落ちた栗に穴が開いていないか確認してみてください。穴が開いていると害虫がいる可能性が高いです。
茹でる
栗を茹でます。茹でるようにもよりますがおよそ15分から20分ほどです。蒸しても大丈夫です。しっかりと火を通すようにしてくださいね。
天日干し
天日にひたすら干しましょう。天候、栗などによっても干す習慣は違いますが、2週間以上干すようにしてください。あまり干していないとかち栗が上手に作れません。鬼がわがパリパリとなり、中身がカラカラになっている場合1つ割ってみましょう。割ってみて中身がしっかりと乾燥していればかち栗の完成です。
皮むき
最後は皮むきです。鬼がわと渋皮を取り除きましょう。渋皮は水に戻す際に簡単にとれますので、大体で大丈夫です。かち栗は保存期間が長いので、一度に大量の量を作っても問題ありません。
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かち栗を使ったレシピ
かち栗はさまざまな用途で使えます。かち栗を使ったレシピを紹介しますので、参考にしてくださいね。
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栗ごはん
栗ごはんは栗の出汁と栗の本来の味が楽しめるものです。お米を研いで、そのまま干し栗を入れ、めんつゆを加えて炊くだけです。手間がかかりそうな栗ごはんも干し栗を使うことで簡単に栗ごはんが作れます。
甘露煮
甘露煮はアイスなどにも合う甘くて美味しい食べ物です。砂糖、みりん、塩、水を加えてひと煮立ちさせ栗を入れて粗熱が取れたら、冷蔵庫で1時間ほど寝かして完成です。おけばおくほど味が染みます。
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まとめ
この記事をまとめると
- かち栗は生の栗を乾燥させて、臼でついて栗の殻と渋皮を取り除いたもの
- 戻し方はボウルに水を入れて、30分から一晩ほど浸す
- かち栗がおせちに入れられる理由は、祝いの席や病の回復などの意味から
- 栗に穴が開いている場合は、害虫がいる可能性が高いので注意
- 天日に干すときはおよそ2週間以上
- かち栗を使うと栗ごはんも手軽に作れる
この記事ではかち栗について紹介しました!かち栗は美味しいものですが、歯が弱い方がそのまま食べるのは危険です!簡単に栗ご飯などを作れますのでぜひ試してみてくださいね。
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