妊娠中は食べるものにも気をつけなければならないので、大変ですよね。女性に人気のチーズも、妊娠中の摂取には気をつけなければならない食材のひとつです。
おやつや朝食にぴったりのチーズですが、妊娠中にはどんなことに注意しなければいけないのでしょうか?
この記事では、チーズの中でもとろけるチーズにスポットを当てて紹介していきます。とろけるチーズは妊娠中に食べてもいいのか、妊娠中に控えた方がいいチーズはどんなものなのか、知りたい方はぜひチェックしてみてください。
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目次
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とろけるチーズとは?
チーズトーストやチーズハンバーグなどの料理で大活躍のとろけるチーズ。普通のチーズとは違い、なぜ熱を加えるとあれほどトロトロになるのでしょうか。
その秘密は、カゼインというたんぱく質が鍵になっています。カゼインには強い粘着力があるのですが、これを形成しているアミノ酸が熱を加えることでほぐれ、糸状に伸びるのです。
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とろけるチーズは妊娠中でも食べられる?
妊娠中にチーズを食べるのは避けた方がいいと言いますが、とろけるチーズも例外ではないのでしょうか?
加熱すればOK
チーズに含まれている妊娠中に避けたい菌は、加熱することで死滅します。なので、加熱調理すれば妊娠中でも安心してチーズを食べることが可能です。
トースターで焼いたり、フライパンで調理したりと、とろけるチーズはさまざまな料理で大活躍です。
ただ、塩分やカロリーの過剰摂取になるので、食べすぎには気をつけましょう。
食べ過ぎは体に悪い?
カルシウム、タンパク質が豊富に含まれるとろけるチーズですが、体に悪いと言われるのはなぜでしょう?下記記事で詳しく紹介していますので、あわせてチェックしてみましょう。
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妊娠中の非加熱チーズは注意
とろけるチーズは加熱調理すれば妊娠中でも食べられると紹介しました。しかし、妊娠中にチーズを食べる際は、その種類に注意が必要です。
妊娠中に避けた方がいいチーズとはどんなものなのでしょうか。その答えは非加熱チーズです。ここでは、妊娠中に食べない方がいいとされている非加熱チーズについて紹介していきます。
非加熱チーズとは?
非加熱チーズはナチュラルチーズとも呼ばれ、加熱加工されていない、乳酸菌が生きているチーズのことを指します。
牛やヤギの乳を固めてから作られたチーズで、乳酸菌や酵素を加えて発酵・熟成させたチーズです。
チーズを購入する際は、ナチュラルチーズと表記されているものは避け、プロセスチーズと表記されているものを選ぶのがおすすめです。
プロセスチーズは加熱加工されたチーズのことで、1種類から数種類の非加熱チーズを混ぜ、加熱して作られています。
非加熱チーズの種類
食べても害のないカビで発酵させて作られた、ブルーチーズやカマンベールチーズ・細菌で発酵させるゴルゴンゾーラチーズ・クリームチーズ・モッツァレラチーズ・チェダーチーズ・パルミジャーノチーズなどが、非加熱チーズに分類されます。
ティラミスやレアチーズケーキ・粉チーズにも、非加熱のチーズが使用されている可能性があるので、気をつけてください。
一方加熱されているプロセスチーズには、スライスチーズ・ベビーチーズ・6Pチーズなどがあります。手軽に食べられるものが多いので、妊娠中の間食にもぴったりです。
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妊娠中に非加熱チーズを控える理由
飲酒や喫煙など、妊娠中に気をつけた方がいいことは多岐に渡ります。食品に関しても、食中毒になる可能性があるもの・ビタミンAを多く含むもの・水銀が多い魚は避けた方がいいと言われています。
では、なぜ非加熱チーズはなぜ妊娠中に避けた方がいいのでしょうか。
リステリア菌
加熱殺菌されていないチーズには、リステリア菌という食中毒菌がいる可能性があります。食中毒を引き起こす可能性のある食べ物は、妊娠中に気をつけた方がいい食べ物のひとつです。
妊娠中は免疫が落ちているため、食中毒になると重症化する恐れがあります。また、妊娠中にリステリア菌に感染すると、流産や早産の危険があるので気をつけましょう。
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非加熱チーズも加熱すれば大丈夫
食中毒の可能性があるため、妊娠中に非加熱チーズを食べるのは避けた方が良いとはいえ、チーズは妊婦にとって嬉しい栄養素も含んでいます。
特に、チーズには妊婦に大切なカルシウムが豊富に含まれています。加熱加工されているチーズには鉄分や葉酸が含まれていることも。
リステリア菌は、加熱することで死滅します。非加熱チーズを食べる場合は、加熱調理してから食べるようにしましょう。
しっかり加熱したピザやパスタ・チーズを練り込んで焼き上げたパン・クッキーなどのお菓子等は加熱調理してあるため、食べても問題ありません。
上手にチーズを活用すれば、妊娠中に必要な栄養素が手軽に摂取できますよ。ただし食べすぎには気をつけましょう。
チーズは塩分やカロリー・ビタミンAが比較的多い食品です。ビタミンAを妊娠初期に過剰摂取すると胎児の発育に影響が出る可能性があります。
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加熱時間
リステリア菌は70度以上の熱で死滅すると言われています。加熱時間は、1分程度加熱すればいいでしょう。
リステリア菌は4度以下でも増殖すると言われているので、加熱後に冷蔵保存した場合はそのまま食べない方が安全です。
まとめ
とろけるチーズは妊娠中でも食べられるのか、紹介しました。チーズにはリステリア菌という、食中毒の原因となる菌が在中しています。
そのため、妊娠中にチーズを食べるのはおすすめできません。しかし加熱調理したものであれば安心して食べられます。
食べ方に気を付けつつ、妊娠中もチーズを美味しく楽しみましょう。
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