皆さんはしそはお好きですか?しそといえば爽やかな風味を持つ薬味として使われることがある食材ですよね!そんなしそですが、葉っぱの上に白い斑点がついているのを見た事はありませんか?白い斑点がついているものは食べることができないのでしょうか。
今回の記事では、
- しそに白い斑点がある原因
- 食べることができるのか
- ハダニが発生した時の対処法
- 白い斑点があるしそを食べるおすすめの方法
これらについて解説していきたいと思います。
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目次
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しそに白い斑点が・・・原因は?
しそは元々葉が柔らかく香りがするハーブ類なので、匂いにつられて虫がやって来やすいと言われています。
野生化しているしそうであれば虫に食べられないように、細胞一つ一つが硬くなっているのであまり虫害は見られないのですが、私たち人間が美味しく食べられるように手を加えたしその場合は葉っぱが非常に柔らかく出来上がるので、私たち人間だけでなく虫も食べやすくやってしまうのです。
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白い斑点がついたらハダニの影響
ハダニはダニの仲間で体長が0.3~0.5㎜ととても小さい蜘蛛に近い虫のことを言います。種類もかなり多く蜘蛛の仲間なので足が8本もあり糸を出す性質があります。そしてしそにくっつくと葉や花などに針を差し込んで汁を吸って食事をします。
このようなハダニにしそがやられてしまうと、小さな白色の斑点がポツポツと出来てしまいます。かすり傷のような模様にも見えるので、かすり傷様葉模様といったりもします。
ハダニは増える時には一気に数が増えるので、注意していないとすぐに白い斑点ができてしまいます。ただ管理さえしていればハダニによる被害はほとんどありません。
白い斑点があるしそは食べてもいいの?
ハダニによる影響で白い斑点ができてしまったものに関しても、問題なく食べることができます。ただ見た目があまり良くないので避ける方が多いですよね。
基本的にシソを使う前にしっかりと洗えば、ハダニがもしついていたとしても簡単に洗い流すことができます。そして万が一ハダニを食べてしまったとしても全く影響はありませんので心配は要りません。
腐るとどうなる?
腐ってしまったしそには、このような状態が現れます。
- 変色❶:茶色く変色している
- 変色❷:黄色っぽく変色している
- 感触:葉がふにゃふにゃに柔らかくなっている
- 見た目❶:枯れて乾燥している
- 見た目❷:ぬるぬるして水気が出ている
しその葉は鮮やかな緑色をしていますが、傷み始めると徐々に 黄色→茶色へと変色 していきます。また、葉の水分が抜けてしなしなになり 柔らかく なります。
また、乾燥して 葉が枯れたり 、 ぬるぬるして水気が出ていたらNG です。残念ですが腐ったしそは美味しくありませんので、廃棄するようにしましょう。
詳しくはこの記事をチェック!
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家で育てているしそにハダニがついた時
では次は家で栽培しているしそにハダニがついてしまった時の対処法について解説していきます。
セロハンテープで剥がす
ハダニの量がそこまで多くない時はセロハンテープなどを使って、ハダニに貼り付けてはがし、そのまま捨ててください。
粘着力が強いものだとシソの葉っぱを痛めてしまう可能性がありますので、なるべく粘着力が低いものか、少し指で触って粘着力を落としてから使うようにしましょう。
雑草はあらかじめ取り除いておく
雑草はハダニの発生源になるのでこまめに除去するようにしましょう。また肌には高温乾燥に強いのですが水にはとっても弱いので、水やりの時に霧吹きなどで葉っぱの裏にも水をかけてあげると簡単に駆除することができます。
専用の薬剤で退治する
水に弱いと言っても細やかな管理はなかなか難しいですよね。肌には卵が成虫になるまでの期間が1日という非常に短い時間で発生してしまうので、水やりで取り除いたとしてもすぐにハダニが発生してしまうという悪循環に陥ってしまうことがあります。
肌には蜘蛛の仲間なので普通の殺虫剤では効き目がないとされていますので、いくら退治してもハダニが湧いてきてしまうようなら専用の薬剤で退治するようにしましょう。
薬剤を使うことに抵抗がある方も少なくないかもしれませんが、せっかく愛情を込めて育てたシソが全滅してしまうよりも、少しの薬剤を使ってしっかりと害虫を駆除してあげた方が良いと思います。
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しその見た目が気にならないおすすめレシピ
次は白い斑点ができてしまったシソを食べる時におすすめのレシピについて解説していきます。できるだけ見た目に変化がないようなレシピを選んでみたので参考にしてくださいね!
梅しそチーズ巻き
梅しそチーズ巻きはチーズとシソを豚肉でくるくると巻いて炒めた料理ですので、しその見た目を気にすることなく食べることができます。
それだけでなく梅干しを入れることで、さっぱりとした味わいになりとても食べやすく、これだけでご飯一杯は簡単に食べられちゃいますよ!作り方もそこまで難しくないのでぜひ一度作ってみてはいかがでしょうか。
しそきゅうり
しそきゅうりは、ごまだれしそときゅうりを混ぜ合わせて作るとっても簡単なレシピです。ここで使うしそはしっかりと細かく刻んでありますので、白い斑点が気になる方でも細かく刻んでしまえば全く気にならずに食べることができます。
さっぱりしているだけでなくゴマの味がしっかりついているので、あと一匹欲しい時にとても良い料理になりますよ!
しその醤油漬け
しそを醤油漬けにしてしまえば見た目はほぼ気になりません。しその醤油漬けの代表的な3つのレシピをまとめておきます。
- ごはん・おにぎりに
- パスタに絡める
- サラダ・豆腐に
詳しくはこの記事をチェック!
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しその効果
しそには多くの栄養が豊富に含まれます。野菜の中でも特にシソ多く含まれるβカロテンをはじめ、ビタミンB・E、カルシウムやカリウム、食物繊維、そして先ほどご紹介をしたぺリルアルデヒドというしその香り成分が含まれます。
βカロテンは体内でビタミンAに変換されることにより、皮膚や粘膜の細胞を健やかに保ち、視覚機能の維持に役立ちます。優れた抗酸化作用があるのも特徴です。
しその種子にはα-リノレン酸やルテオリンが含まれており、しその葉に含まれるポリフェノールの一種であるロスマリン酸は抗アレルギー成分が含まれ、 アレルギー症状の緩和 にも役立つようです。
香り成分であるぺリルアルデヒドは、抗菌作用があることから 食中毒の予防 にも効果があるといわれています。
詳しくはこの記事をチェック!
保存方法は?
しそはビタミンやミネラル類が豊富で栄養価の高い匠ですが、「しそは冷凍できるの?」という疑問の声を聞くことがあります。ずばり、「しそは冷凍することができます」!冷凍しそには、メリットとデメリットがそれぞれあるので下記記事であわせてチェックしてみましょう。
詳しくはこの記事をチェック!
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まとめ
いかがでしたでしょうか?今回の記事をまとめると、
この記事をまとめると
- 白い斑点がついてしまうのはハダニの影響がほとんど
- ハダニによって白い斑点がついてしまっても問題なく食べることができる
- ハダニは水に弱いので葉っぱの裏までしっかりと水をかけてあげると簡単に除去できる
- 通常の殺虫剤では効かないので専用の薬剤を使おう
- 白い斑点がついてしまったしそは肉巻きにしたり、細かく刻んでしそきゅうりにして食べるのがおすすめ!
今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。
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