ちくわはどのくらい日持ちするか知っていますか?未開封ならある程度日持ちしますが、開封後の期限はあまり長くありません。今回は、
- ちくわの日持ち・賞味期限
- ちくわの栄養成分
- 賞味期限切れ・腐るとどうなる?
- ちくわの保存方法
これらのテーマについてご紹介いたします。
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目次
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ちくわの栄養・効果
栄養
ちくわの原料は魚なので、たんぱく質が多く脂質が少ないのが特徴です。また、魚特有のDHA(ドコサヘキサエン酸)が含まれています。他の栄養素には、鉄分・カルシウムもあります。
- たんぱく質:たんぱく質は20種類のアミノ酸が複数個結合することで作られています。結合するアミノ酸が種類や配列によって様々な臓器や組織の材料になります。特に筋肉の材料として使用されるため、多くの摂取が望ましいです。食品では魚や肉、大豆に多く含まれており、様々な種類を多く摂ることが大切です。
- カルシウム:カルシウムは骨や歯の主成分のリン酸化カルシウムの材料でもあり、人間の体内の筋肉や臓器の収縮に関わるミネラルです。神経伝達の正常化にも大きな働きを持ち、体の酵素の働きをサポートします。血液凝固やホルモンの分泌等、多用な働きを持ちます。
- 鉄分:鉄分は、人間の血液を運ぶ赤血球に含まれるヘモグロビンの材料として使用されます。加えて、体内に存在する酵素の材料にもなりエネルギー代謝や肝臓での解毒の働きに関わっているミネラルです。
- DHA(ドコサへキサエン酸):DHA(ドコサヘキサエン酸)は、脳や血管、加えて代謝にも関わる多くの健康効果を持つ栄養素です。脳の栄養素としての働きは特に有名で、脳の発達や神経の機能維持に使われています。眼精疲労の解消や情報伝達にも使用され、疲労を軽減します。血液の脂質を減少させ、脂肪燃焼も助ける栄養素です。
効果・効能
ちくわが含むたんぱく質やカルシウムは、体のベースを作るのに必要な栄養素で、下記のような効果を期待することができます。
- 健康な髪や肌の維持
- エネルギー源となる
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ちくわの日持ち・賞味期限はどのくらい?
ちくわの日持ち日数の目安は、冷蔵<未開封 / 開封後>・冷凍それぞれ下記の日数となっています。
- 冷蔵保存<未開封>…2〜3日
- 冷蔵保存<開封後>…1〜2日
- 冷凍保存…約1ヶ月
ちくわは未開封状態で冷蔵保存で2〜3日日持ちします。冷凍すれば1ヶ月ほど日持ちするので、3日以上保存したい場合は冷凍がオススメです。
開封後は傷みやすいので、1〜2日のうちに消費しましょう。水分量が多いちくわは特に傷みやすい傾向にあります。
賞味期限切れはいつまで食べられる?
ちくわを買ったけれど、うっかり賞味期限が切れていた!そんな時は、いつまでなら食べられるのでしょうか?期限切れのちくわが傷んでいた場合、食べると食中毒になる可能性があります。
未開封や開封後の賞味期限切れ1日であれば食べられることが多いですが、1週間以上切れている時は腐っていることが多いので廃棄しましょう。
期限切れのちくわで食中毒
ちくわやさつま揚げなどの練り物で、ノロウイルスをはじめとするウイルス性の食中毒が起こることがあります。症状には下痢や腹痛・嘔吐があります。
ちくわは賞味期限は腐るとどうなる?
ちくわは腐るとどうなるのでしょうか?賞味期限が切れるたり保存状態が悪いと腐ってしまいます。腐ったちくわの特徴を確認してみましょう。
- ねちゃねちゃしている
- 糸を引いている
- 腐敗臭がする
- 酸っぱい味がする
ちくわは冷蔵保存していても腐ることがあります。ねばり気が出たり味が変わったりするので、よく見分けてから食べましょう。
ちくわはそのまま食べられる?
そもそもちくわは、そのまま食べてもいい食品なのでしょうか?火を通した方が良いのかどうか、下記記事で詳しく紹介しています。あわせてチェックしてみましょう。
詳しくはこの記事をチェック!
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ちくわの正しい保存方法
ちくわの冷蔵保存・冷凍保存それぞれの方法は下記になります。
冷蔵保存
ちくわは乾燥すると味が落ちてしまいます。開封後はしっかり封を閉じるか、ラップに包んで保存します。
冷凍保存
ちくわを冷凍保存するには、こちらの2つの方法があります。便利で使いやすい方をぜひ試してみてください。
- 1個づつラップに包み、冷凍用保存袋に入れて冷凍庫へ
- 食べやすいサイズにカットして、冷凍用保存袋に入れて冷凍庫へ
水分は傷みやすくなる原因となるので、ペーパーで拭き取ることでより長持ちさせることができます。また、スライスなどにカットしてからジップロックに入れて保存することもできます。
ちくわは体に悪い?食べ過ぎは太る?
“ちくわが体に悪い”と言われることがあるようですが、実際はどうなのでしょうか?ちくわにはDHAやたんぱく質などの体に良い栄養素があるものの、塩分や食品添加物の問題があります。
高血圧・動脈硬化
塩分の摂り過ぎは血液をドロドロにすることに繋がるため、動脈硬化や高血圧の原因となります。また、塩分の摂り過ぎはにも負担がかかります。腎臓は余分な塩分を尿に混ぜて排出する働きがあるため、摂り過ぎると腎臓機能が慢性的に低下してしまうのです。
添加物による発がん
ちくわには様々な食品添加物が使用されていますが、特に安いちくわには安全性の低い添加物が使われていることが多いです。中には発がん性を持つものもあり、継続的に食べ続けることで添加物が体内に蓄積し、長い年月をかけて発がんしてしまう可能性もゼロではありません。
中には無添加のちくわもあるため、添加物による体への影響が気になる方は無添加ちくわの購入をオススメします。
太ることはあまりない
“ちくわの食べ過ぎで太る?”と思う方もいるようですが、ちくわは低脂質でカロリーもあまり高くありません。ちくわ1本約37kcalと低いので、食べ過ぎてもちくわが原因で太ることは考えられないでしょう。
詳しくはこの記事をチェック!
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まとめ
この記事をまとめると
- ちくわの日持ち日数は、冷蔵<未開封>:2〜3日 / <開封後>1〜2日
- 冷凍:約1ヶ月→保存はそのままでもカットでもOK
- ちくわは腐ると①ぬめり気が出る②ねばねばする③カビる④酸っぱくなる
ちくわは蕎麦やうどんのお供として便利な食品です。食べきれなかった分は冷凍すれば1ヶ月日持ちするので、美味しく保存してみてくださいね♩
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