大切な我が子が欲しいものというのは、ついつい与えたくなってしまうのが親心ですが、与えすぎには注意しなければならないものもあります。
それが「甘い物」です。甘いお菓子やアイスクリームなどは、子供たちにとって幸せなものですが体の機能が不十分な状態で、甘いものを摂りすぎてしまうと体に大きな影響があります。
今回の記事では
- アイスクリームは何歳から与えても良いのか
- 一日どれくらいまでにした方が良いのか
- アイスクリームの食べ過ぎによる体への悪影響
これらについて解説していきたいと思います。
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目次
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アイスクリームは何歳から食べられる?
アイスクリームはたくさんの糖分が含まれているので、小さな子供に与える際には少し注意が必要です。
手作りのアイスクリームやシンプルなバニラアイスであれば一歳から食べさせることもできますが、市販のアイスクリームに関しては3歳以降に与えるのが良いとされています。
アイスクリームはタンパク質や脂質、糖質、ミネラル、ビタミンを多く含んだ食品で、これだけ見ると体に悪いということはなさそうに見えます。しかし市販のアイスクリームには大量の砂糖が含まれているので毎日の摂取はあまり好ましいとは言えないのが現状です。
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1日どれくらい食べても良いの?
アイスクリームはとても美味しいので小さなお子さんに与えると、歯止めがきかなくなり何個も食べたくなってしまいます。
ですがアイスクリームはおやつで食べる場合、量に注意しなければなりません。アイスクリーム丸々一個を与えてしまうと、摂取してもいいカロリーの量をあっという間に超えてしまうので1/4~半分くらいから与えるようにしてください。
また添加物についても少し注意が必要です。なぜかと言うと大人には問題ない量の添加物だとしても子供にとって大丈夫かどうかは分からないからです。
子供が私たちの5倍から10倍程度食品からの影響を受けてしまうという研究もあり、口にする食品についての管理はしっかりと親が行ってあげる必要があります。
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アイスの食べ過ぎはどうなるの?
次はアイスの食べ過ぎによって生じる影響について解説していきたいと思います。
胃腸の機能低下
これは子供達だけに言えることではなく私たち大人も注意しなければならないことですが、冷たいアイスクリームを食べ過ぎると胃腸が冷えて機能低下を起こし下痢や消化不良をきたします。
さらにアイスの食べ過ぎは長期間にわたると、下痢や腹痛などの症状が悪化し疲労や倦怠感の原因につながることもあるのです。
長期間の延長の胃腸の機能の低下は様々な臓器に負担をかけてしまいますので、早めに改善しなければなりません。
激しい下痢を引き起こす
冷たいものを食べるとお腹がグルグルとなりますよね。これは冷たいものの刺激で腸が活発になったサインと言われています。
たくさんのアイスクリームを食べてしまうと刺激が過剰になりすぎて、腸がびっくりして排出を過剰に促してしまいます。そうすると激しい下痢を引き起こすこともあります。
下痢は体内の水分量をかなり失う症状ですので、ひどい場合だと脱水症状を引き起こしてしまう可能性もあります。
だるさ・むくみ・肩こり
消化機能が低下すると腸の中に消化しきれていない有害物質が代謝されずに溜まっていきます。そうすると全身の血液の状態が悪くなってしまいます。
最終的に身体全体がだるくなったり、身体中がむくんだり、肩こりなどの原因になってしまうので注意が必要です。
免疫力の低下
胃や腸は免疫器官として、とても大切な役割を担っていることが分かっています。
アイスの食べ過ぎで胃や腸の機能が落ちてしまうと腸内環境が悪くなり、免疫器官としての働きが著しく低下してしまいます。
すると風邪をひきやすくなってしまったり体調不良が多くなってしまうことがあるのです。
その他にも腸内では幸せホルモンと呼ばれるセロトニンの生成もされているため、腸内環境が悪くなってしまうとセロトニンの分泌が少なくなりうつ症状に悩まされる可能性もあります。
糖尿病のリスクを高める
アイスクリームにはたくさんの砂糖が含まれているということはお伝えしたと思いますが、砂糖や脂肪塩分の摂り過ぎは血糖値のコントロールを乱したり肥満や血中の中性脂肪の割合を高くする恐れがあります。
詳しくはこの記事をチェック!
肥満
アイスには糖分や資質が多く含まれているので、食べ過ぎればもちろん肥満の原因になります。アイスで太るのは、大人だけではなく子どもも同じなので注意しましょう。
詳しくはこの記事をチェック!
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味覚が鈍くなってしまう可能性もある
小さな頃からこのように糖質を摂りすぎてしまうと、味覚が崩れ甘いものでも甘いと感じなくなってしまうので甘いものを食べ過ぎてしまうようになる危険性があります。
甘いものをたくさん食べてしまうと体中に様々な影響があることが分かって頂けたと思いますので、アイスクリームを始めとした甘いものというのは、小さい頃には与えすぎないようにしなければなりません。
子供は自分をコントロールすることができません。ですので親がしっかりと食べるものを管理してあげなければならない時期です。
小さな頃からの食習慣というのは大人になってからも続いてしまうので、子供のためを思って、厳しいかもしれませんがアイスの食べ過ぎは注意してあげましょう。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?今回の記事をまとめると、
この記事をまとめると
- アイスクリームは3歳以降に食べさせるのが推奨されている
- 手作りのシンプルなアイスクリームやバニラアイスクリームであれば一歳から食べられる
- アイスクリームを食べ過ぎると様々な悪影響をきたす
- 味覚が鈍くなってしまう可能性があるので早いうちから甘いものの与えすぎには注意が必要
今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。
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