アイスの食べ過ぎは下痢になる?糖尿病・脳血管疾患を引き起こす?

皆さんはアイスクリームを食べた後になんだか物足りなくてもう一個アイスクリームを食べたくなったことはありませんか?アイスクリームのような糖分がたくさん含まれている食べ物は、脳を喜ばせる効果が高いので一個だけでは物足りず何個も食べたくなってしまいます。

ですがアイスクリームは食べ過ぎると下痢になったり体に悪影響をきたしたりする可能性のある食べ物と言われているんです。

今回の記事では、

  • アイスの食べ過ぎで下痢になってしまう原因
  • 下痢以外の体への悪影響
  • アイスを食べ過ぎないようにする方法
  • アイスでお腹を壊さないようにする方法

これらについて解説していきたいと思います。 

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アイスの食べ過ぎで下痢になる理由

消化機能を落とす

かき氷やアイスクリームなど食品そのものがとても冷たい冷却性の食べ物は、食べ物の通り道である胃腸の血行を悪くしてしまうため消化機能が落ちると言われています。

さらにこれらの冷却性の食べ物をたくさん食べてしまうと、体の中心部が冷えてしまい、身体全身の血行が悪くなることが確認されています。

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胃腸を刺激し排出を促してしまう

アイスクリームなどの冷たいものを食べると消化機能が落ちてしまうということは先ほど紹介しましたが、それに加えて冷たいものが急激に体の中に入ることによって胃腸がびっくりしてしまい、体に悪いものだと勘違いし、排出を促してしまいます。

消化機能が落ちている状態で排出を促進してしまうので、水分や栄養を吸収することができず体の外に出そうとするため、お腹を下してしまうのです。

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その他の悪影響は?

アイスクリームの食べ過ぎは下痢や腹痛を引き起こすだけではなく、他にも様々な病気を引き起こす可能性があると言われています。次はアイスクリームの食べ過ぎによる悪影響について解説していきたいと思います。

糖尿病になる可能性がある

アイスはとてもたくさんの糖分を含んでいます。メーカーやアイスクリームの種類によりますが、一般的にアイスクリームを1つ食べると1日の糖分の摂取量の限度に達してしまうのです。

他の食品で糖分を摂取したら、1日の糖分の摂取量をオーバーしてしまい、糖尿病のリスクも上がってしまいます。

心臓病や脳血管障害に繋がる恐れも

アイスクリームの中でも「ラクトアイス」は、乳脂肪の代わりに大量の「植物性油脂」が使用されています。パッケージには使用材料として、パーム油やヤシ油と表記されていますが、その正体は「トランス脂肪酸」でとても危険な成分なのです。

トランス脂肪酸は悪玉コレステロール値を増加させることが様々な研究で分かっており、血管を詰まらせたり動脈硬化を引き起こすため心臓病や脳血管障害のリスクを大幅に高めます。

日本では「トランス脂肪酸」の表示義務がないということもあるのですが、食品に「トランス脂肪酸」が使用されていても、「トランス脂肪酸」とは表記されていないのです。

さらに恐ろしいことにトランス脂肪酸の分子構造は、人体では処理しにくい構造になっていて、いったん体内に入ると非常に排出されにくく、体内に蓄積されていくと言われています。

発がん性のある添加物にも注意

アイスクリームに含まれる食品添加物は、全て日本の法律で認められる基準を超えないものです。

しかし、化学物質などに関しては、まだまだ記録が少ないので、長年にわたり摂取した時の影響などはっきりわかっていないものもあるため、なるべく摂取するのを避けたいものです。

アイスクリームに含まれる、主な添加物は以下の通りです。

〇乳化剤

乳化剤とは界面活性剤のことをいいます。本来は混ざりにくい水と油をうまく調合して「乳化」した成分の老化や粘着・酸化を防止するために使用されているものです。界面活性剤は発がん性のリスクがあります。

〇安定剤

増粘安定剤、別名でゲル化剤、よくジャムなどに使用されるペクチンもその一つです。中には天然ものもありますが、すべてが安全だと証明されていません。

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食べ過ぎを防ぐためのポイント

いかがでしょうか。このようにアイスクリームには様々な成分が含まれているので、食べ過ぎてしまう事の影響はとても大きくなるということが分かっています。

次はアイスクリームの食べ過ぎを防ぐためのポイントについていくつか解説していきたいと思います。

ホットドリンクと一緒に食べる

アイスを食べる時は体が冷えないように温かい飲み物と一緒に食べるのが望ましいとされています。

さらに温かい飲み物を一緒に飲むことによって満腹感が増し、アイス一個でも十分な満足感を得ることができるようになるので、食べ過ぎも防いでくれます。おすすめは糖質が入っていない緑茶やハーブティです。

一個ずつ購入する

市販されているアイスは複数個セットになったアソートタイプのものや、小さな袋で何個もたくさん入っているアイスクリームがあります。

そうしたアイスクリームを購入すると、1個では物足りなくて2個、3個と食べ進めてしまいやすくなり、食べる量が多くなってしまいます。

もしアイスを購入するなら一個ずつで販売されているものを購入し、一個食べたら後は手元に何もないという状況を作ってあげると良いでしょう。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?今回の記事をまとめると、

この記事をまとめると

  • アイスクリームを食べた後に下痢をしやすいのは消化機能が落ちるから
  • 消化機能が落ちた状態で排出だけが促されるため下痢や腹痛が誘発される
  • 下痢や腹痛だけでなく病気のリスクを高めてしまうなどアイスクリームの食べ過ぎは体に悪いことが分かっている
  • アイスクリームを食べるなら温かい飲み物と一緒に食べよう
  • 一個ずつ購入し、食べた後は手元に何もない状態を作ろう

今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。 

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