1日に飲んでいいジュースの量はどれくらい?いろんなジュースの糖質量

皆さんは炭酸飲料はお好きですか?私も炭酸の飲み物がとても好きで、ゼロカロリーのコーラをよく飲んでいます。しかしそのような甘い飲み物というのはやはり体に悪いという情報がいたるところで見受けられますよね。

では1日に飲んでも良いジュースの量ってどのくらいなのか気になったことはありませんか?

今回の記事では、

  • 1日に飲んで良いジュースの量はどれくらいなのか
  • 一般的なジュースにはどれくらいの糖質が含まれているのか
  • 危険な糖質とは
  • ジュースの代わりになるもの

これらについて解説していきたいと思います。

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1日に飲んでいいジュースの量はどれくらい?

炭酸が入ったジュース、甘いジュース、フルーツの果汁が入ったジュース。私たちの周りには様々なジュースがありますが、一口飲むととても幸せになりますよね。

そんなジュースですが飲み過ぎると体に悪いと言われているのは皆さんもご存知のはず。

世界保健機構の最新の指針によると食事以外で1日に摂取しても良い糖分は「1日の総カロリーの5%程度が望ましい」と発表しています。

これは平均的な大人の場合「約25g」となりますが、ペットボトルに入っているジュースを1日一本飲んでしまうとあっという間に25gを超えてしまうため、糖分の過剰摂取になってしまいます。

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糖分が多いジュースとは

皆さんはどのようなジュースに糖分が多く含まれていると思いますか?コカコーラをはじめとした炭酸の飲み物でしょうか、それとも100%果汁ジュースでしょうか。

飲み物500㎖あたりの糖分の量を多い順にまとめてみたので参考にしてください。

<500㎖ジュースに含まれる糖分の量>

  • ウェルチオレンジ100:60g
  • ペプシコーラ: 59.5g
  • コカ・コーラ:56.5g
  • 三ツ矢サイダー:55g
  • ポンジュース:52g
  • バヤリースオレンジ:51.7g
  • ファンタオレンジ:50g
  • ファンタグレープ:50g
  •  CCレモン:50g
  • ミニッツメイド:46.75g
  • ジンジャーエール:45g
  • オランジーナ:44.1g 
  • キリンレモン:38.7g
  • スプライト:37.6g

いかがでしょうか。私たちの身近にある炭酸飲料や100%果物ジュースは500ミリリットルのペットボトル一本飲むだけで、1日に摂取して良い食事以外の糖質量を2倍程度も超えてしまうことが分かっていただけたでしょうか。

このことからジュースの飲み過ぎは確実に体に負担をかけているということがお分かりいただけると思います。 

もしこれらのジュースを飲みたいのであれば「1日ペットボトル半分の量」もしくは「コップ1杯」程度にしておきましょう。

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食物繊維がない糖質は危険

生の果物を摂取するとなると、果物に含まれる食物繊維を同時に摂取することになります。ですが先ほど紹介したジュースは、食物繊維がほとんど取り除かれた状態の「果糖ぶどう糖液糖」「果糖」が使われています。

糖質の中でも食物繊維が含まれている状態であればそこまで体に負担をかけることはありませんが、食物繊維が取り除かれたむき出しの状態の糖質は体の血糖値を急激に上げてしまうことが分かっているので危険な糖と言われています。

食物繊維が大切

食物繊維は私たちの体に吸収されない成分です。そしてもう一つの効果には、食事として一緒に摂取したものの糖質や脂質の吸収を抑えてくれる働きがあります。

食物繊維を食事と一緒に摂ることで、血糖値の上昇を緩やかにしてくれたり、脂肪の吸収を抑えてくれます。

食物繊維がないと血糖値が急激に高くなる

一方で食物繊維が含まれていない状態の糖質というのは、体にダイレクトに吸収されてしまうので急激に血糖値を上げてしまいます。急激に血糖値が上がると体の中の血糖を下げるホルモンであるインスリンがたくさん分泌されます。

インスリンは体の中の唯一の血糖値を下げてくれるホルモンです。急激に血糖値が上がれば上がるほど膵臓からたくさんのインスリンが分泌されます。

インスリンは働くと血液の中の糖分を抑えてくれる働きと同時に、余った糖分を脂肪として蓄えようとする働きがあります。これが糖質の高い物を急激にたくさん取ってしまうと太ってしまうといわれる原因です。

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甘いものを摂りたくなったらジュースじゃなくて生の果物を

こういった理由から甘いものを口にしたくなったときに、食物繊維の量が減ってしまうジュースとして楽しむのではなく、食物繊維がたっぷり含まれた生の果物を食べた方が良いということが分かっていただけると思います。

果物にはたくさんの食物繊維が含まれていますので、それを除去してしまうのはやはりもったいないと言えます。

ダイエットの際の食事には、このように「食物繊維の量」を気にしてみてはいかがでしょうか。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?今回の記事をまとめると、

この記事をまとめると

  • 1日に食事以外に成人がとって良い糖質の量は25g
  • コーラやオレンジジュースなどのジュースをペットボトル一本飲むだけであっという間に25gを超えてしまう
  • 甘いものを口にしたくなった時にジュースをたくさん飲むのは危険
  • 食物繊維が取り除かれた甘い食品は急激に血糖値を上げてしまう
  • 甘いものを食べたくなったらジュースではなく生の果実を食べよう 

今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。 

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