宝谷カブの特徴・旬の時期まとめ|山形県の特産品!生産量が限られた貴重な長いカブ

突然ですが、皆さんは山形県の美味しい食べ物は?と聞かれたら何を思い浮かべますか?

里芋の旬・秋に大鍋で煮込んで振舞うことで有名な「芋煮(いもに)」や、球のような形をしたこんにゃくをお団子のように串に刺して食べられる「玉こん」といった懐かしく感じられるものから、日本三大和牛の1つ「米沢牛」や生産量全国1位を誇るさくらんぼの王様「佐藤錦」など高級食材もありますよね。

更に山形県はラーメン王国としても知られ、山形県の主な4つの地域によってラーメンの特徴が異なるためご当地ラーメンの宝庫として人気が高まっています。今回は、グルメな山形県を代表する伝統野菜・宝谷かぶについて詳しく見ていきます。

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宝谷かぶってどんなかぶ? 

読み方 ほうやかぶ
旬の時期 12月~2月
主な生産地 山形県鶴岡市宝谷地区
種類 長根系白カブ

読み方

宝谷(ほうや)かぶと読みます。宝谷とは、山形県鶴岡市にある宝谷という地名を指します。宝谷地区はかつては林業が盛んだったため、伐採した跡地を利用して焼畑栽培で宝谷かぶを栽培していました。

江戸時代頃から栽培されてきたと言われていますが、在来種なこともあり品質が一定しないことから栽培農家さんが減少し一時は畑山氏のみでの栽培でした。

そこで絶滅の危機を回避しようと地元有志が「宝谷かぶ蕪主(かぶぬし)」制度を立上げ、行政の主導の下「一口7000円」で「蕪主」になれる画期的な活動を行い、現在では有名シェフや山形大学の准教授などが中心になった「宝谷蕪主会」までも立上げられており、種の保存活動のほか郷土料理を楽しめるワークショップなども開催されています。

それらの活動の影響もあり、現在は栽培農家さんが5人に増えたとも言われています。

特徴(サイズ、味、形状など)

宝谷かぶは直径4~5cm・長さは20~25cm程度の青首の長カブです。根の中ほどで、少し折れ曲がっているのが特徴的です。

肉質は硬く少し繊維質で、生食の場合はすりおろすと強い辛味が味わえることから薬味として食べられています。加熱するとトロッとした食感になり独特の風味を味わえます。葉部分も煮ると、他のカブと異なり柔らかくなり食べやすくなります。宝谷かぶは、庄内の伝統野菜の1つとしても知られています。

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宝谷かぶの旬の時期と主な生産地 

ここからは宝谷かぶの旬の時期と主な生産地について詳しく見ていきます。宝谷かぶは、地元では冬の保存食として栽培されていました。地元には「夏の寒い年は、かぶらを蒔け」という言葉があるそうで、生育の早い宝谷かぶを飢饉の備えとしてお盆過ぎに栽培を始めても降雪前に収穫時期になることから重宝されていました。

旬の時期はいつ?

宝谷かぶは12月~2月頃に旬を迎えます。古くから焼畑農法で栽培されてきた宝谷かぶは、積雪が比較的少ない庄内地方の中でも、降雪量の多い山間部で栽培されているため冬場の貴重な保存食として大切にされてきました。

甘みが増すように雪室で生のまま保管され、お漬物や郷土料理の「蛸煮」・「寒鱈汁(どんがらじる)」などに使われています。

主な生産地はどこ?

宝谷かぶは山形県鶴岡市宝谷地区で栽培されています。かつては宝谷地区のほとんどで家庭菜園されていましたが、栽培の難しさや品質が一定しないことから生産量は減少し、在来種の種の保存の為に一時は栽培者が1人になりました。

現在は地元有志の活動が行われ生産者は5人に増え、宝谷かぶの栽培を守るために「宝谷かぶ蕪主」制度が作られ、様々な保存活動団体が設立されています。

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宝谷かぶの価格相場ってどのくらい?

ここからは宝谷かぶのカブ価について詳しく見ていきます。宝谷かぶは一時、生産者が1人のみとなったことがある絶滅しそうなカブでしたが、地元の有志によるユニークな保存活動のおかげで生産者は5人にまで増え、全国的に知られるようになりました。

現在でも、在来種の宝谷かぶは栽培方法の難しさや一定した生産量の維持・品質の維持の難しさなどから、多くは生産されていません。

スーパーだと

宝谷かぶは、栽培地域が限定されていること・栽培農家さんが少数なこと・焼畑農法なため栽培が難しいことからも生産量が多くないため一般市場に流通することはありません。

旬の時期に地元の道の駅・農家さん直売所などでの販売や、地元のレストランなどで宝谷かぶを使ったお料理・宝谷かぶを薬味としたお料理などを楽しむことができるそうです。

ネット通販だと

宝谷かぶは、全国的にも珍しい「宝谷かぶ蕪主」制度というものを立ち上げてます。この「蕪主(かぶぬし)」になると、一般的な株主とは少し違い配当金の変わりに収穫された宝矢かぶが分配されます。更に、焼畑農法の火入れ体験や収穫作業のお手伝い体験・採れたての宝矢かぶを使った料理が味わえる特典などまでが付いています。

1口7000円~で、希少な宝矢かぶの蕪主になることができますよ。是非宝矢かぶの蕪主となって、宝矢かぶが大好きな人たちとのワークショップやアレンジ料理の食事会・貴重な焼畑農法の手伝い体験などを通じて、宝矢かぶの魅力を堪能してみてくださいね。

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かぶの主な栄養成分と期待できる6つの効果

根の部分だけではなく、葉も美味しく食べることができるかぶ。ただ後で調理しようと置いておいたら葉っぱがしなびてしまって使い物にならない、なんて勿体ないことにならいないようにきちんと保存しておきたいですよね。
かぶを美味しく食べられる保存方法と冷蔵・冷凍・常温の3種類の目安期間をお伝えしていきます。

かぶの主な栄養成分表(100g当たり)

エネルギー 20kcal
水分 93.9g
たんぱく質 0.7g
炭水化物 4.6g
灰分 0.6g
ナトリウム 5mg
カリウム 280mg
カルシウム 24mg
リン 28mg
鉄 0.3mg
亜鉛 0.1mg
ビタミンB1 0.03mg
ビタミンB2 0.03mg
ビタミンC 19mg
食物繊維総量 1.5g

食品成分表(可食部 100gあたり)

かぶの主な栄養素:根部分

  • ビタミンC:抗酸化作用があり、ビタミンEと協力して有害な活性酸素から体を守る働きがあります。また、コラーゲンの合成には必須で、鉄分やカルシウムなどのミネラル吸収を高める効果もあります。水溶性のため、汁物にすると効率よく摂ることができます。
  • 分解酵素アミラーゼ(ジアスターゼ):体が栄養を十分に吸収するために食べた物を消化する働きをする消化酵素の1つです。特に、炭水化物の1つであるデンプンの消化を行う働きをします。
  • イソチオシアネート:口にした時に感じる辛みのもとで、消化機能を高める働きがあります。殺菌作用があるので、発がん物質の毒性を解毒して排出するとも言われています。免疫力を高める効果もあります。

かぶの主な栄養素:葉

  • β-カロテン:人間の体の酸化を防ぐ抗酸化作用が強く、免疫力を高めます。またビタミンAが足りない時には変換されることでビタミンAの働きも担います。
  • カリウム:ナトリウムとともに、神経刺激の伝達や心臓機能や筋肉機能の調節、酵素反応の調節などの働きをします。必須ミネラルの1つで、体内にある余分な塩分を体外に排出する効果があります。
  • カルシウム:骨や歯などを作るだけでなく、筋肉収縮のコントロールや神経興奮の抑制、血液凝固作用の促進効果があります。
  • ビタミンB1:ブドウ糖をエネルギーに変換する際に、必要な栄養素で疲労回復効果が高いです。
  • 葉酸:「造血のビタミン」とも呼ばれ、ビタミンB12とともに血液の赤血球生産を助けたり、細胞の生まれ変わりに関わる働きがあります。特に胎児・乳幼児期・成長期の子どもの発育に必要不可欠な成分であるとされています。
  • 鉄:人間の血液を運ぶ赤血球に含まれるヘモグロビンの材料として使用されます。加えて、体内に存在する酵素の材料にもなりエネルギー代謝や肝臓での解毒の働きに関わっているミネラルです。
  • ビタミンE:強い抗酸化作用、加えてコレステロールの酸化を防ぎ血流を良くする働きを持っています。また、毛細血管の収縮を抑制することで、細くなった血管が広がることで血流の悪化による体の不調改善効果もあります。

 カブを食べて期待できる6つの効果・効能

実際にかぶを食べるとどのような効果が期待できるのでしょうか。代表的なものをまとめてみました。

  1. 高血圧の予防
  2. 便秘の予防・改善
  3. 老化の抑制
  4. 貧血の予防・改善
  5. 骨粗鬆症予防
  6. 抗がん作用

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かぶの保存方法|冷蔵・冷凍・常温の保存期間の目安

根の部分だけではなく、葉も美味しく食べることができるかぶ。ただ後で調理しようと置いておいたら葉っぱがしなびてしまって使い物にならない、なんて勿体ないことにならいないようにきちんと保存しておきたいですよね。

かぶは腐るとどうなる?どこまで食べられる?

かぶを見極める上で大切なポイントはコチラです。腐っているのかセーフなのか、臭いや見た目・感触などをよくチェックしてみてくださいね。

このかぶ腐ってる?見分け方

食べても大丈夫な状態

  1. 触感:多少柔らかくなっている程度であればOK
  2. 見た目:少しだけ萎んでいる程度ならOK

腐っているので食べるとダメな状態

  1. 臭いで判断:腐った臭いがする
  2. 見た目で判断:茶色・黒・青色に変色している
  3. 感触で判断:ぶよぶよして柔らかくなっている

カブの保存期間の目安を解説

かぶを美味しく食べられる保存方法と冷蔵・冷凍・常温の3種類の目安期間をお伝えしていきます。

  • 冷蔵での保存期間の目安:根は1週間、葉は2〜3日間
  • 冷凍での保存方法の目安:1ヶ月
  • 常温での保存方法の目安:1ヶ月

もちろん保存期間は、あくまでも目安になるのでできるだけ早く食べると美味しいです。上手に保存して根の部分も葉の部分も美味しくいただきましょう。

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おすすめの食べ方

宝谷かぶには、「宝矢かぶ蕪主制度」という宝矢かぶを優先的に貰える権利・採れたての宝矢かぶを有名シェフによる料理で食事できる権利などがあります。

そんな宝矢かぶ蕪主制度の中でも、人気があるのが山形県鶴岡市にあるイタリアンレストラン「アル・ケチャーノ」の「宝矢かぶのピザ」です。このピザは、薄くスライスしたカブだけでなく、生地からカブが使われているそうです。

蕪主に配布されている宝矢かぶを使ったレシピ集には、ピザやパスタ・餃子・天ぷらなど和洋のプロシェフが監修しているため、個性的なレシピが多く大人気です。お漬物や汁物意外にも美味しく頂ける宝矢かぶを、是非一度地元のレストランや宝矢かぶの蕪主となって堪能してみてくださいね。

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当サイトのかぶの人気コンテンツを4つまとめました。是非色々見ていってくださいね(^^♪
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まとめ

ここまで宝矢かぶについて詳しく見ていきました。宝矢かぶは庄内の伝統野菜の1つで、直径4~5cm・長さは20~25cm程度の青首の長カブで、根の中ほどで少し折れ曲がっているのが特徴的です。12月~2月頃に旬を迎え、肉質は硬く少し繊維質で、生食の場合はすりおろすと強い辛味が味わえることから薬味として食べられています。

加熱するとトロッとした食感になり独特の風味を味わえ、葉部分も煮ると柔らかくなり食べやすくなります。山形県鶴岡市宝谷地区で古くから焼畑農法で栽培されてきた宝谷かぶは、積雪が比較的少ない庄内地方の中でも、降雪量の多い山間部で栽培されているため冬場の貴重な保存食として大切にされてきました。

在来種なので、品質が一定しない・栽培方法が難しいことから栽培農家さんが減少し一時は畑山氏のみでの栽培でした。絶滅を防ごうと地元有志が「宝谷かぶ蕪主(かぶぬし)」制度を立上げ、一口7000円で蕪主になれる画期的な活動が行われています。

蕪主になると宝矢かぶの配当はもちろん、摂りたてのかぶを使ったシェフの料理などが味わえたり、焼畑体験や収穫のお手伝いも体験できるそうです。それらの活動の影響もあり、現在は栽培農家さんが5人に増えたとも言われています。一般市場で流通されていない宝矢かぶですが、ユニークな制度を通じて全国にいる宝矢かぶのファンと交流できる機会もあり、美味しく楽しい時間が過ごせますよ。是非、一度蕪主になってみてくださいね。

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