ザラメは、カステラの底に敷いたり煎餅にまぶすことで独特のシャリシャリとした食感が味わえます。食感のアクセントが加わると美味しさもアップします。ですが家にザラメが無いときもありますよね？
そんな時の代用品などはあるのでしょうか。そこで今回は、
- ザラメってどんな砂糖？
- ザラメの代わりに砂糖を使ってもいいの?
- ザラメの代わりに使える砂糖とは？
これらのテーマで紹介していきます。そもそもザラメについてよくわかっていないという方や、代用品に困っている方は参考にしてくださいね。
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目次
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ザラメってどんな砂糖？
それではここからはザラメの特徴について紹介していきます。精製方法や使えるお料理などについて紹介していきます。
ザラメの特徴
ザラメは、サトウキビや甜菜と呼ばれる大根の仲間のしぼり汁などを原料とした砂糖です。成分を絞り出して結晶化させた後に乾燥させ、残った糖液を煮詰めて作ります。最終工程で加熱させることで独特の茶褐色になります。
三温糖などのその他茶褐色の砂糖と違い、1つ1つの結晶が大きいという特徴があります。
ザラメは煮物にオススメ
ザラメの最大の特徴である結晶が大きいという部分を活かし、じっくりと味を染み込ませることができます。そのため、奥行きのある深い味わいになります。
結晶が大きいので溶けるのが遅く、煮物のようなスロークックに向いていますよ。逆に炒め物などに使うと、溶けきらずに残ってしまい、ざらざらとした食感を感じるかもしれません。
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ザラメの代わりに砂糖を使ってもいいの?
ザラメを使おうと思ったら無かった！ということもあるかと思います。そんな時の代用品として上白糖は使えるのでしょうか？詳しく紹介していきます。
用途にもよる
上白糖は癖や風味が少なく、どんなお料理やお菓子作りにも代用できるというメリットがあります。ただし、ザラメ特有の風味やコクは上白糖にはありません。用途によっては代用もできるかと思いますが、場合によっては代用できない部分もあります。
わたあめはザラメでしか作れない
どうしても代用できないお菓子があります。それはわたあめです。わたあめは、結晶の大きいザラメを遠心力で砕きながら粒子状にし、温めて風を送って作ります。粒子の小さいその他の砂糖で作ると、目詰まりを起こし、機械の故障に繋がります。
ザラメの色は白ザラメや中ザラ糖（茶褐色）どちらでも代用できますが、ザラメでないと作れないお菓子であることは変わりありません。もしイベントなどで機械をレンタルした場合は、必ずザラメを入れて作ってくださいね。
買い忘れたからと言って、くれぐれも普通の上白糖などは入れないで下さいね。壊れます！
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ザラメの代わりに使える砂糖とは？
お料理に使う場合にザラメが無い、ということもあります。ここからは、そんな時の代用品について紹介していきます。それぞれのお料理によって代用品も変わってきますので、最後までチェックしてくださいね。
お菓子作りなら上白糖
お菓子作りでは上白糖で代用するのが一番良いでしょう。上白糖はクセや風味がありませんので、お菓子の良さを消さずに引き立ててくれます。
食感のアクセントを足したい場合は、ザラメと比べると物足りなさを感じてしまうかもしれませんが、その他多くのお菓子作りで代用できるでしょう。甘さの代用はできますが、食感を出したい時はなんとかザラメを購入して使いたい所ですね。
ドリンクやケーキにはグラニュー糖
実はグラニュー糖は白ザラメの仲間です。精製純度が高いことから、さっぱりとした上品な甘さが特徴です。また、ザラメと違い粒子も小さく溶けやすい為、ケーキやドリンク類にプラスするときは代用が効くでしょう。
ただしいくらザラメの仲間とは言え、大きさ自体は全く違います。食感を楽しみたい場合は、やはりザラメを用意するしかないでしょう。
食感を似せたいなら氷砂糖を砕いて使う
実は氷砂糖はグラニュー糖を原料として使用しているため、味や風味自体は白ザラメと同じです。粗めに砕いて使えば、ザラメのような食感を味わうこともできるでしょう。ただし中ザラ糖の代用に使う際は、独特の風味は氷砂糖では代用できませんのでご注意くださいね。
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コーヒーシュガーでも代用可能
コーヒーシュガーは、コーヒーのために作られた砂糖で、溶けにくいという特徴を持っています。下に溜まりやすいため、最初は苦く最後は甘いという変化を楽しむことができます。
色は中ザラ糖と同じですが、硬さが中ザラ糖よりも硬いという違いがあります。中ザラ糖の代用品として使うことはできますが、なんとなく雰囲気の違う食感になってしまうことは避けられません。
まとめ
今回は「ザラメについての紹介や代用品について」紹介してきましたがいかがでしたでしょうか？
この記事をまとめると
- ザラメは1つ1つの結晶が大きいため食感のアクセントが楽しめる
- 味の代用はできるが食感の代用はできない
- 煮物にザラメを使うと美味しく作れる
ザラメというと、やはり独特のコクと食感が特徴で、完全に代用することはなかなかできないということがわかりました。ただし、製法自体はグラニュー糖や氷砂糖などと同じですので、うまく使えば近いものにはなるかもしれません。
和菓子やスイーツなどの繊細な調理の際は、ザラメが無いだけで雰囲気が大きく変わってしまいますので、買い忘れないようにしましょうね。
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