柚子砂糖漬けの苦味が強い時ってどうすればいいの?茹でこぼすの?

皆さんはゆずの砂糖漬けを作ったことはありますか?ゆずの砂糖漬けはゆずの皮をそのまま食べることができ、ゆずの皮に含まれる高い栄養価を受け取ることができる方法としてとても優秀です。

ですがゆずの砂糖漬けを家で作るとなるとどうしても苦味が強くなってしまって食べにくくなるということもあります。

今回は苦味の少ないゆずの砂糖漬けを作る方法について解説していきたいと思います。

今回の記事では、

  • ゆずはどんな果物なの?
  • 砂糖漬けとは?
  • 苦くならない砂糖漬けの方法
  • 保存方法や保存期間

これらについて解説していきたいと思います。 

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柚子ってどんな果物?

柚子は中国が原産で、日本には奈良時代か飛鳥時代には伝来していたとされています。かつては薬用として用いられ、徐々に食用としても扱われるようになりました。

現在の日本では四国地方での栽培が盛んで、高知県・徳島県が全体の約70%を占めています。酸味が強いので生で食べることはほとんどありませんが、皮をおせち料理に使ったり、ジャムや調味料として広く食べられています。

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柚子の砂糖漬けがおすすめ

山の柚子をそのまま食べると苦味が強いので、食べづらいといった声が多いんです。確かに柚子は酸味と苦味がとても強い果物ですのでそのまま食べるには少し難易度が高めの柑橘類となっています。

そこでとても良い方法が、柚子の砂糖漬けです。柚子の砂糖漬けにすることによってとても楽しくなりますし、皮まで美味しく食べることができるようになります。

さらに長期間保存することができるので本当にメリットだらけなんですよ! 

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柚子の砂糖漬けの作り方は?

では柚子の砂糖漬けの作り方を解説していきます。解説と言ってもとても簡単で柚子と砂糖同じ量を用意して混ぜ合わせるだけなんです。

砂糖ではなく蜂蜜でつけることもできますので覚えておきましょう。手元にある柚子の量が少なくても多くても作ることができますので、柚子を余らせたくない人はぜひ覚えておくと便利ですね。

  • 柚子を横半分に切り爪楊枝などで種をきれいに取り出す
  • 果汁はなるべく絞らないこと
  • 柚子のヘタのついた方を縦半分に切りヘタを取り除く
  • 柚子の段目を下にしてまな板に置き、薄切りにしていく
  • 柚子の重さを測り、ボウルに移し同量の砂糖か蜂蜜を加える
  • スプーンでよく混ぜる
  • 煮沸消毒した保存瓶に詰めて冷蔵庫に半日程度入れたら完成!

このように本当に簡単に作ることができます。非常に美味しく食べることができますし、手作りすることによって柚子の香りが本当によく香ってくれるのでとても使いやすい食材になりますよ!

デザートにかけたり、パンの上にのせたり、お好みでドリンクを作ってみてもいいかもしれませんね! 

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柚子の砂糖漬けが苦くなる原因

先ほどの方法では特に加熱する工程などもなくとても簡単に作ることができる方法を紹介しましたが、この方法だと苦味の強いゆずを使ってしまうと食べる時に苦くて食べづらくなってしまうことがあります。

ですので苦味の強いゆずを使おうと考えている場合は「茹でこぼし」を行うことをお勧めします。

茹でこぼしの方法は沸騰したお湯に刻んだ柚子の皮を入れて、30秒くらい湯通ししたら水にとって冷ませばOKです。よりしっかり苦味を抜きたい場合は湯通しした柚子を水にとったあとにラップをかけて一晩冷蔵庫に入れておく方法がおすすめです。

水から取り出した柚子はしっかりと水気を切って、先ほどと同じように同じ量の砂糖と一緒に煮沸消毒した保存瓶に詰めれば砂糖漬けが完成しますので試してみてくださいね。

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柚子砂糖漬けの保存方法は?

甘くて美味しい柚子砂糖漬け。しかし一度に食べ切るのは難しいでしょう。しっかりと保存すれば、長い間美味しく風味の良い柚子砂糖漬けを楽しめます。適切な保存方法を見てみましょう。

保存方法

柚子砂糖漬けの保存方法は、熱湯消毒した瓶に入れて冷蔵庫などの低温場所で保存をしましょう。ポイントは熱湯消毒した瓶に入れることです。

瓶を熱湯消毒しないと、菌が繁殖しやすくなってしまうからです。ですので保存前にはきちんと熱湯消毒をしてくださいね。夏場などに常温で置いておくと腐りやすくなってしまうので注意しましょう。

賞味期限は?

保存瓶にいれた柚子砂糖漬けの賞味期限は開け閉め回数にする回数によって違います。開けるたびに雑菌が入ってしまい賞味期限が短くなってしまいます。少ない回数ならば「1年」ほど長期保存が可能ですが、開け閉めが多くなる場合は早めに食べましょう。

開けたらなるべく「1ヶ月」を目安に食べ切ってくださいね。おけば置くほど味も染み込みますが、放置しすぎると腐ってしまいますので注意してくださいね。

カビを防ぐ

柚子砂糖漬けを作る際のポイントは柚子に対して漬かり切るほどの蜂蜜や砂糖を入れることです。柚子が漬かりきってないと、果肉にカビが生えてしまいます。カビの種類もよりますが、カビが生えたら食べない方がいいでしょう。

カビの部分を取り除いても、液体にカビが侵食している可能性があるので、なるべく食べないようにしてください。そのほかにも白カビや黒カビが生えたり、柚子が黒く変色したり、柚子が柔らかい、水っぽくなってる、変な臭いがすると腐っている可能性が高いです。

このような現象が見られたら食べるのはやめましょう。カビが生える原因は水分・湿度です。保存の際はこれらに気をつけてくださいね。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?

この記事をまとめると

  • ゆずの皮はとても栄養価が高いので砂糖漬けにして保存するのがオススメ
  • 茹でてから砂糖漬けにする方が苦みが少ない砂糖漬けになる
  • 茹でなくても砂糖漬けは作ることができる
  • 保存するときはできるだけ開け閉めはしないように注意すること 

今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。 

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