ゆずの毎年秋になると、黄色く熟したゆずをスーパーで見かけることが多くなります。とても爽やかですっきりとしたゆずの香りを、出来るだけ残したまま保存する方法をご存じでしょうか。
- ゆずを皮と果実に分けて長期保存する方法!
- ゆずを丸ごと長期保存するする方法
- 冷凍以外のゆずの適切な保存方法
今回は、こちらについて詳しく解説します。
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目次
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ゆずを皮と果実に分けて長期保存する方法!
調理の際、ゆずを一度に大量に使用することはあまりありませんよね。どうしても余ってしまいがちなゆずですが、皮と果実をそれぞれ別に保存することで長期保存が可能になります。
ここでは、皮と果実、それぞれの保存方法について解説します。
皮の保存方法
- ゆずの表面の水分をしっかりと拭き取る
- ゆずの皮を厚さが約2cm幅程度になるように剥いていく
- ラップを広げ、剥いたゆずの皮を並べる
- ラップでゆずの皮を包み、しっかりと空気を抜く
- ジップロックなどにラップごとゆずを入れて空気を抜き、チャックをする
- ジップロック表面にマジックで冷凍実施日を記入する
- 速やかに冷凍庫で保存する
果実の保存方法
- 皮を剥いたゆずの果実を横半分にカットする
- カットした半身それぞれをラップに包み、しっかりと空気をを抜く
- ジップロックなどにラップごとゆずを入れて空気を抜き、チャックをする
- ジップロック表面にマジックで冷凍実施日を記入する
- 速やかに冷凍庫で保存する
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ゆずを丸ごと長期保存する方法!
ゆずの皮を剥くのが面倒なときは、丸ごと冷凍保存することも可能です。
冷凍方法
- ゆずの表面についた水分をしっかりと拭き取る
- ゆずを1つずつラップで包み、しっかりと空気を抜く
- 冷凍したいゆずの数に応じたジップロックを用意する
- ジップロックなどにラップごとゆずを入れて空気を抜き、チャックをする
- ジップロック表面にマジックで冷凍実施日を記入する
- 速やかに冷凍庫で保存する
解凍方法や使い方は?
丸ごと冷凍保存したゆずは、凍ったままの状態でおろし金などでおろせば爽やかなゆずの香りが加わることで、料理の味を華やかに彩ることができます。
冷凍庫から出したゆずは15分ほど常温下に置くことで皮がカットできるまで解凍されます。また1時間常温下に置くことで果汁を絞れるくらいまで解凍することができますよ。
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ゆずは冷蔵や常温保存もお勧め!
長期保存を想定する場合、ゆずは冷凍保存が最適です。しかし、量が少なかったり気温が低い冬の間などは、冷蔵や常温でも保存する方法がありますよ。
ゆずの冷蔵方法
ゆずを冷蔵庫で保存する場合は、冷蔵庫内の野菜室を使用すると良いでしょう。具体的なゆずの冷蔵保存方法は以下の通りです。
- ゆずの表面の水分をしっかりと拭き取る
- ゆずを1つずつラップに包み、しっかりと空気をを抜く
- ジップロックなどにラップごとゆずを入れて空気を抜き、チャックをする
- 速やかに冷蔵庫内の野菜室に保存する
ゆずの常温保存の方法
保存できる期間は短くなりますが、真夏を除いてゆずを常温保存することが可能です。常温できる目安としては、約1週間となります。
常温保存する場合、乾燥がゆずにとっても天敵になります。そのため、ゆず1つ1つを新聞紙などで包み直射日光の当たらない冷暗所で保存しましょう。
常温のゆずをまるごと使用した、ゆずの生ジャムのレシピを紹介します。
用意するもの:
ゆず1個 砂糖25g
作り方:
- ゆずを半分にカットして種を取り除く
- ゆずを薄切りにして皮と果肉をまるごと細かく刻む
- 砂糖を入れて1〜2分ほど混ぜ合わせて出来上がり
出来上がったゆずの生ジャムは、ヨーグルトに入れたり、野菜のマリネに加えたりと多彩な用途があります。冷蔵庫で保存すれば1週間ほど火持ちさせることができますよ。
ゆずの美味しさは香りに集約されています。ゆずの香りを十分に楽しみたいなら、常温や冷蔵保存よりも断然冷凍保存することをおすすめします。
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まとめ
この記事をまとめると
- ゆずの香りを長期間長持ちさせたい場合は冷凍保存が最適
- 皮と果実を分けてそれぞれを冷凍保存することで用途に合わせた長期保存が可能
- 冷蔵保存を行う場合は、冷蔵庫内の野菜室に保存すると良い
- 常温保存を行う場合は、高温多湿下と乾燥させることがないように注意する
いかがだったでしょうか。
爽やかなゆずの香りを嗅ぐと冬の訪れを感じることができます。フレッシュな柚子の香りを長期間楽しむためにも、用途にあった保存方法を選択することがとても大切になりますよ。
この記事が皆さんの参考になれば幸いです。
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