よもぎの見分け方!オオヨモギ・ニガヨモギの違い|ブタクサが似てる?

「よもぎ」は山など身近な自然の場所に自生している植物ですが、中にはよく似ていて紛らわしい植物がいくつかあります。中には猛毒を持つものもあるので、注意が必要ですよ。今回は、

  • よもぎの主な栄養素
  • よもぎは生で食べられる?
  • よもぎの見分け方
  • よもぎに似ている植物!猛毒を持つものも?

これらのテーマについて紹介いたします。

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よもぎってどんな植物?

よもぎは強い香りと葉に生えた産毛が特徴の植物です。3〜5月の春の時期を旬としており、お団子に加工されることが多いですね。そのため、別名「モチグサ」とも言われています。

ハーブの女王」と呼ばれるほど栄養価が高く、生活習慣病予防にも効果があります。よもぎは、大きなもだと1mほどにまで成長します。

よもぎの葉っぱの栄養は?

よもぎは意外にも栄養豊富で、鉄分に関しては牛レバーよりも豊富に含んでいると言われています。他にも、ビタミンA・ビタミンK・βカロテンなどのビタミン類や、食物繊維、カリウムなどのミネラル類などがたくさん詰まっているのでアンチエイジングや健康にも効果的な植物なのです。



また、よもぎの緑色を作っているのはクロロフィル(葉緑体)という成分で、抗がん作用や老化防止効果・貧血予防効果などもあります。

  • クロロフィル:クロロフィルは、植物の緑色の色素で葉緑体と呼ばれており、二酸化炭素から酸素を作る役割の成分です。人間の健康の役割では、活性酸素を除去し、がんの発生を抑える他、血液の血栓の生成の抑制、コレステロールを低くする役割を持つ栄養素です。
  • ビタミンA:ビタミンAは、抗酸化作用、皮膚や肌の粘膜を作る、人間の視覚情報の伝達に関わるビタミンです。体内にある活性酸素を協力に除去し、肌の生成にも関わるため美肌作用、体内へのウイルスや細菌の侵入を防ぎます。加えて、視覚情報に関わる神経伝達に不可欠なロドプシンの生成の主成分にもなっています。
  • ビタミンK:ビタミンKは、骨の形成に関わり、ビタミンDとともにカルシウムを取り込むことを助けます。加えて、体内の傷を治すプロトロンビンの働きを助けるため、血小板が傷を塞ぐ働きを助けるビタミンです。不足すると、傷の治りが遅くなります。
  • β-カロテン:β-カロテンは、人間の体内でビタミンAに変化し、細菌やウイルスの侵入を防ぐために必要な粘膜を丈夫にする作用があります。肌のシミの原因になる色素発生を抑制する抗酸化作用も持っています。緑黄色野菜では黄色の色素に多く含まれているビタミンです。

よもぎは生で食べられる?

よもぎはあまりイメージがないかもしれませんが生で食べることができる食材です。よもぎを使った加工食品は、よもぎをすりつぶして使っていますが一度茹でるなどの加熱処理が行われています。一般的には加熱処理を行ってから食べるのですが、味噌汁に入れる時などは火が通っていなくても問題ありません。

よもぎは妊娠中(妊婦)でも食べられる?

よもぎは、妊娠中にも食べられる食材です!よもぎに含まれる“食物繊維”“βカロテンが、妊婦さんの体に嬉しい効果をもたらします。

妊娠中の体に必要なのは、野菜や果物にβカロテンとして含まれる栄養素です。食べ物自体に含まれるビタミンAは、妊娠初期に摂りすぎると胎児に形態的な異常が見られることがあるので、過剰摂取は控えるよう言われています。特に妊娠3ヶ月までは注意が必要です。

ダイエット効果や高血圧を予防する効果もある!

よもぎには利尿作用があり、体に蓄積された老廃物を排出する働きがあるため、デトックス効果やダイエット効果が期待できます。

また、体を温める効果によって代謝が上がるので、燃焼しやすくなるのです。

更によもぎに含まれるカリウムには、体内の余分な塩分を排出する働きがあるため、高血圧を予防することができます。

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よもぎの見分け方は?

よもぎは山などに自生しているため自分でも収穫しやすいハーブですが、中には似た植物があるので見分け方を知っておくと困らないですよ。よもぎ探しで注目すべきポイントをいくつかご紹介いたします。

葉の形と裏側

よもぎの葉は、写真のようにギザギザとしています。よもぎに似ていると言われる「トリカブト」という植物には毒があり、葉の形が雪のマークをしているのが特徴です。よもぎを他の植物と区別する際は、葉っぱの形が1つのポイントとなります。

葉の香り

よもぎには特有の香りがあり、他の植物にはないものなので、迷ったら香りを確かめてみましょう。よもぎの香り成分は「シオネール」や「βカリオフィレン」というもので、アロマ効果があるのです。リラックス作用や、女性特有の悩みを解消してくれる嬉しい香り成分となっています。

 

よもぎの香りの効果

ストレス解消

安眠効果

殺菌・防腐効果

爽快感

 

葉の付け根

よもぎの葉の付け根には、「托葉」と呼ばれる小さな小さな葉っぱが付いています。よもぎを見分ける際の重要なポイントになるので覚えておきましょう。

オオヨモギ・ニガヨモギの違い

よもぎに似ているけれどよもぎではない植物に、「オオヨモギ」や「ニガヨモギ」というものがあります。 どちらも葉の付け根に「托葉」がない ので、迷ったらここを確認してみてくださいね。

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よもぎに似ている植物は?

↑トリカブトの葉っぱ

他にも、よもぎに似ている植物はいくつかあります。中には猛毒を持つものもあるので、採り間違いには注意が必要です!食べると命の危険に陥るものもあるので、よく見分けるようにしてください。

ブタクサ

ブタクサは花粉症のイメージが強い植物ですが、実はよもぎに似た形をしています。ヨモギとの違いには、このようなものがあります。

よもぎの見分け方
  • よもぎには特有の香りがある
  • よもぎの葉の裏には白い産毛があるが、ブタクサにはない
  • よもぎの茎には綿毛が生えているが、ブタクサにはない

トリカブト 

トリカブトは葉っぱはよもぎに似ていますが、よもぎ特有の香りが全くしないのが特徴です。そのため、匂いを嗅げば間違って食べることはないかと思いますが、万が一トリカブトを食べてしまうと下痢・嘔吐・けいれんといった症状が起き、酷い場合には死亡することもあるので注意が必要です。よもぎとの違い・見分け方は、上記の「ブタクサとの違い」と共通しています。

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まとめ

よもぎによく似た植物」についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

この記事をまとめると

  • 見分けるポイントは、①葉の形 ②葉の裏の産毛 ③茎の産毛
  • よく似たトリカブトには猛毒があるので注意!

よもぎは春に旬を迎えるハーブなので、近くに自然がある方は見分けポイントに注意して収穫してみてくださいね。作りたてもよもぎ団子は香りが強く、とても美味しいですよ♩

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