ヨーグルトを食べると胃がもたれるのはなぜ?食べ方が悪い?対処法は?

皆さんはヨーグルトを食べる習慣はありますか?ヨーグルトは腸内環境をきれいに整えてくれるという効果があることは皆様もご存知ですよね。

そんなヨーグルトですが食べた後に胃がもたれてしまったという方が少なくないようです。胃腸を保護してくれるヨーグルトを食べるとなぜ胃もたれが起きてしまうのか、今回は胃もたれが起きる原因や対処法について解説していきます。

今回の記事では

  • ヨーグルトによる胃もたれの理由は?
  • 冷たいものに注意?
  • 人工甘味料にも注意?
  • ヨーグルトを食べ続ける効果は?
  • ヨーグルトを食べるベストタイミングは?

これらについて解説していきたいと思います。

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ヨーグルトによって胃もたれが起きることはある?

ヨーグルトを食べることによって胃もたれが起きるという症状はあまり見られませんが、ヨーグルトを食べることによって下痢や腹痛を引き起こしてしまうという人がいるようです。

これはヨーグルトに含まれる乳糖を消化することができない「乳糖不耐性」の方に多く見られる症状で、日本人に多い症状とされています。

ヨーグルトは牛乳に比べて乳糖の含有量が少ないとされていますが、人によって乳糖を分解する酵素であるラクターゼの量に個人差がありますのでヨーグルトを食べるだけでもお腹を壊してしまう人はいます。

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胃もたれになるのは冷えが原因?

先ほどはヨーグルトを食べることによって胃もたれが起きるということは基本的にはないとお伝えしました。しかし冷えたヨーグルトを大量に一度に食べてしまうと胃もたれが起きてしまう可能性があります。体や胃腸は温度が下がると機能が低下していきます。

ヨーグルトは冷蔵で保存するのが基本の食べ物ですので、冷蔵庫から出したばかりのヨーグルトを一度にたくさん食べてしまうと胃腸を冷やしてしまい、消化に時間がかかることで胃に負担がかかり胃もたれのような症状が出てしまうということは十分に考えられます。

基本的にはヨーグルトを食べて胃もたれはしないものの、時々胃もたれしてしまうという方は冷たいままで一度にたくさんのヨーグルトを食べていないか振り返ってみましょう。

人工甘味料でも胃もたれや下痢を引き起こすことがある

ヨーグルトには味がついているタイプがありますよね。ヨーグルトに使われている甘味料は砂糖やハチミツなどの甘味料の他にも、血糖値を上げない人工甘味料(キシリトール・マルチトール・ソルビトール)などのものがあります。

一般的に使われる砂糖や蜂蜜の場合は体に吸収されていきますが、血糖値を上げないとされている人工甘味料は体に吸収されないのが特徴です。腸内で吸収されにくいため血糖値に変化をもたらさないとても優秀な甘味料ではあるものの、大量に一度に摂取してしまうと下痢を誘発してしまうと言われています。

もしヨーグルトを食べた後になんとなく胃や腸の状態が良くないという方は、人工甘味料摂取しすぎていないかを振り返ってみると良いでしょう。 

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ヨーグルトはむしろ胃腸を保護してくれる!

ここまではヨーグルトによって胃もたれや下痢や腹痛を引き起こす可能性について解説してきました。

ですが基本的にはヨーグルトは胃腸を保護してくれる素晴らしい力を持っています。ただし食生活の乱れや過度なストレスなどで引き起こされる暴飲暴食などで胃腸がそもそも疲弊してしまっている人がいます。

そのような疲れた腸になってしまっている人は現代人にはとても多いとされています。そんな人におすすめなのがヨーグルトなんですよ!ヨーグルトには乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌が多く含まれており腸を保護してくれる作用を期待することができます。

続けることが大切

ヨーグルトによる整腸作用を期待したい場合は、毎日ヨーグルトを食べ続けていく必要があります。

毎日同じものを食べるとなると何となく飽きてしまうので、そのうちに食べるのをやめてしまいがちですがヨーグルトの場合は味変ができますので、長く続けやすいというのも大きなメリットです!

果物を入れたり、はちみつをトッピングしたり、シリアルを加えてみたりなど様々なバリエーションがありとても豊富ですので、続けるにはもってこいのアイテムなんですよ!

食欲がないときも食べやすいのもGOOD

また胃腸が弱っていると食欲が出なくなってしまうことがあります。こういった場合、柔らかい煮たものや茹でたものであってもなんとなく食べにくいですよね。

そのような場合にヨーグルトのような、流動系のものはとても食べやすい上に整腸作用をもたらしてくれるので胃腸を保護して、食欲を復活させてくれます。もし半固形のヨーグルトが苦手なのであれば、飲むヨーグルトのようなドリンクタイプを飲むと良いでしょう。

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食べるタイミングは食後がベスト

ヨーグルトに含まれる乳酸菌やビフィズス菌は胃酸の力に弱いので、胃酸の影響を受けてしまうと腸まで届かなくなってしまうことがあります。

なのでヨーグルトを食べるタイミングは他のご飯で胃酸が薄まっている「食後」がベストです。おすすめなのが習慣化しやすい朝食の後、もしくは夕食の後が良いでしょう!

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まとめ

いかがでしたでしょうか?

この記事をまとめると

  • ヨーグルトを食べると胃がもたれるということは基本的にはない
  • 冷えたヨーグルトを一度に大量に食べてしまうと胃もたれが生じることがある
  • 人工甘味料を多く使っているヨーグルトは食べ過ぎると下痢や腹痛を引き起こす可能性がある
  • ヨーグルトは毎日食べることによって効果が出てくる
  • 続けることが大切!
  • 食欲がないときはドリンクタイプのヨーグルトを飲むと良い
  • 食べるタイミングは胃酸が薄まっている食後がベスト 

今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。 

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