ウスターソースのアレルギー表示を知りたい！中濃ソースや濃厚ソースも解説！

毎日の食卓に欠かせないソースは、濃度の低い物から「ウスターソース」「中濃ソース」「濃厚ソース」と呼ばれています。近年食物アレルギーを持つ人が特に増えていますが、 ソースにも食物アレルギーを引き起こす原材料が含まれていることがあります。 ウスターソースのアレルギー表示を見ていきましょう。

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今回は、「ウスターソースのアレルギー表示」について以下のテーマでご紹介します。

ウスターソースのアレルギー情報

私たちの体には、細菌やウイルスなどの病原体から体を守る「免疫」という働きがあります。 食物アレルギーを持つ人の体では、本来無害な特定の食べ物に対して免疫が過剰に反応してしまいます。 

食物アレルギーを引き起こす食品をアレルゲンと呼びます。 市販のウスターソースには、アレルゲンとなる小麦と大豆が入っていることが多く 、食物アレルギーを持つ人は食べる前に必ずアレルギー情報を確認する必要があります。

当てはまるアレルギー品目

アレルギー物質のうち、食品表示法で表示が義務付けられている「特定原材料」は7品目です。また、表示が推奨されている「特定原材料に準ずるもの」は21品目あります。

メーカーによって異なりますが、ウスターソースの基本的な原材料は以下のような感じです。

野菜（玉ねぎ・にんじん・トマト・セロリ・ニンニクなど）、果実（りんご・みかんなど）、酢（穀物酢や果実酢）、砂糖、食塩、香辛料（コショウ・唐辛子・しょうがなど）、カラメル、魚肉エキス。そして、それらの最後には、よく（一部に大豆・小麦を含む）との記載を見かけます。

ウスターソースには、 要注意の28品目のうち、りんご・大豆・小麦などが含まれている可能性がある ようです。

どんなアレルギー症状が？

食物アレルギーの症状は、体のさまざまな臓器にあらわれます。

これらの症状は、1つだけがあらわれる場合もあれば、急に複数の臓器に症状があらわれる（アナフィラキシー）場合もあります。アナフィラキシーの症状に加え、さらに血圧低下や意識障害など急激に全身の症状が進行する場合を「アナフィラキシー・ショック」と呼びます。アナフィラキシー・ショックは、生命の危険にまでおよぶことがあります。

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中濃ソースや濃厚ソースのアレルギー情報は？

ソースの濃度によって、含まれるアレルギー品目は異なるのでしょうか？

ウスターソースのアレルギー品目

さらさらして水っぽくピリッとする辛さが特徴です。「一部にりんご・大豆・小麦を含む」の表示がありますので、この点に注意が必要です。

中濃ソースのアレルギー品目

ウスターソースと濃厚ソースの中間にあたり、スパイシーでまろやかです。甘みととろみを出すためにりんごが使われる場合が多いので、りんごアレルギーの方は注意してください。「一部に大豆・小麦を含む」の表示もあります。

濃厚ソースのアレルギー品目

甘みととろりとした口当たりが特徴で、フルーツソースと呼ばれることもあります。果実の使用量が多いため繊維質が多く含まれます。中濃ソースよりさらに多くのりんごが使われることがありますので、りんごアレルギーの方は注意してください。「一部に大豆・小麦を含む」の表示もあります。

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ウスターソースを作る！レシピは？

ウスターソースって自宅で作れるの？

ウスターソースのレシピ

時間のある時に、手作りのウスターソースはいかがでしょうか？

1. 大鍋に、みじん切りにしたりんご・玉ねぎ・セロリ・トマト水煮缶・乾燥デーツ・乾燥プルーン・しょうが・ニンニクを入れ、水（1～2リットル程度）と粉末だし（植物性のだしやかつおだし）を加えて沸騰させ、中火で2時間程度煮込む。アクが出たら取り除く。
2. 煮詰まって全体が7割ぐらいの量に減ったら、ローリエ・黒粒コショウ・赤唐辛子・セージ・ナツメグ・タイムなどのスパイスを加え、さらに1時間程度弱火で煮込む。そのまま冷ましてから、濾して鍋に入れる。
3. 醤油・砂糖・塩を加え、弱火で10分ほど煮る。米酢を加えさらに5分煮てできあがりです。

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まとめ

「ウスターソースのアレルギー表示」についてお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか？

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