わけぎとネギの違いは?どこまで食べられる?代用として使えるの?

皆さんはわけぎという食材をご存知ですか?わけぎというのはネギにそっくりな野菜で、わけぎとして出されなければおそらくネギだとおもって食べてしまう方がほとんどだと思います。

今回の記事では、

  • わけぎとはどのような野菜なのか
  • ネギとの違い
  • わけぎの栄養素
  • ネギの代用として使うことができるのか
  • ネギに似た食材のそれぞれの特徴

これらについて解説していきたいと思います。

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わけぎとはどんな野菜?

そもそもわけぎとはどのような特徴があるのでしょうか?その他よく似た薬味系ねぎとどのような違いがあるのか紹介していきます。

特徴

わけぎの一番の特徴は「球根」です。根っこ付近がぷっくりと膨らんでいることが、わけぎを見分けるポイントと言えるでしょう。実はわけぎは葱と玉ねぎの雑種で、玉ねぎと同じく球根で育ちます。

そのため根っこ部分がぷっくりとしています。食味自体はその他ネギ類特有の癖が少なく、甘味があるという特徴がありますよ。

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どこまで食べられるの?

わけぎはその他のネギ同様、根っこのひげ部分を取り除けば全て食べることができますよ。根っこ部分も綺麗に洗浄し、泥などを取り除けば食べることができますよ。

球根部分を捨てているという方もいるようですが、球根部分は一番甘味が強く美味しいところですから、薬味や炒め物などで積極的に召し上がりましょう。

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わけぎとねぎの違い

わけぎは小ねぎや長ネギと形も使い方も似ています。細かく切って薬味に使う点ではほぼ同じ用途です。しかし実は根本的な部分で大きく違う点があります。

大きな違いとしては、「わけぎは球根で育ち」、「ねぎ・小ねぎは種から育つ」という点が大きく違います。

球根から育つわけぎは、根っこがぷっくりと膨れているという大きな特徴を持っています。

玉ねぎは甘味が強いことは良く知られていますが、わけぎも球根から育つことから甘味が強いという特徴を持っていますよ。

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わけぎは生でも食べられる

わけぎは「生」でも食べられます。有名な方法は「球根ピクルス」です。

球根ピクルスとは、わけぎの白い球根部分を良く洗って、ラッキョウ酢などに漬け込む食べ方です。適度な甘みがあり、本物のラッキョウのように食べられるので、漬物として食べるのにおすすめです。

青い葉の部分は刻んでネギのように薬味に使うといいでしょう。

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わけぎの栄養・効果

わけぎには様々な栄養素が含まれています。ここでは、どんな栄養素が含まれているのか?どんな効果が期待できるのかを詳しく解説しておきます。

栄養素

まず、わけぎに豊富に含まれている栄養素をまとめておきました。

  • βカロテン
  • ビタミンC
  • カリウム

この3つの栄養素は、わけぎを食べると多く摂取できる栄養素になります。色々な健康にいい栄養素が豊富に含まれているのです。

効果

わけぎを食べると、以下のような効果があると言われています。

  • 免疫力向上、がん予防
  • 美肌効果
  • 高血圧の抑制

まず、βカロテンは活性酸素の働きを抑制する効果があり、人間の免疫力を高めてくれます。がん予防にも効果的です。また、ビタミンCはコラーゲンを生成するうえで重要な物質で、お肌をきれいに保ってくれる効果があります。

さらに、カリウムは体に不要な塩分を体外に排出してくれる効果があるので、高血圧の方にもおすすめです。

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わけぎはねぎの代わりとして使える?

わけぎはネギととても似ていますが、ネギの代用品として使えるかと言うと、それは「人による」というのが答えです。

どうしてかと言うとねぎは熱を加えると甘みが増し、香りも出ます。しかしわけぎは熱を加えるとフワフワに柔らかくなってネギとは違った食感になってしまうからです。

さらにわけぎはそこまで香りが強くなるわけではないので、ネギのしっかりとした香りを出したい場合はわけぎを代用として使うと物足りないという結果になってしまうからです。

ネギの独特の香りを出したいのであれば、わけぎを使うよりも「あさつき」を使った方が近い味わいになります。わけぎを使う場合は「見た目」にネギの青い部分を入れたいなど、見た目の代用品として使うことができます。

ちなみにはわけぎにネギのような辛味が一切ないので、ネギの辛味が苦手という人はむしろわけぎを使った方がより美味しく料理を食べることができるかもしれません。 

以下に簡単に特徴をまとめてみたので、使い分けしてみてください。

  • ネギ:熱を加えると甘くなる、独特な匂いが特徴
  • わけぎ:元々食感が柔らかい、独特な匂いは少ない、甘みが強い
  • あさつき:香りが強烈、薬味として使うことができる、辛味が強い

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まとめ

いかがでしたでしょうか?今回の記事をまとめると、

この記事をまとめると

  • わけぎはネギと玉ねぎの雑種
  • わけぎは球根で育つというのがネギとの違い
  • ネギの代わりにわけぎを使うこともできるが、香りは出にくい
  • ネギの辛味や独特の香りが苦手な人は、むしろわけぎを使った方が美味しく食べられる
  • ネギの香りを出したいのであればあさつきを使った方が良い 

今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。 

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