手作りジャムの保存方法を紹介!保存期間・種類別や容器別の使い方も

色鮮やかな見た目と甘い味わいが人気のジャムは日本ではパンやヨーグルトに合わせるのが一般的です。毎日の朝食に食べるという人は、自宅で手作りすることも多いのではないでしょうか。そこで今回は、

  • 手作りジャムの保存方法
  • 手作りジャムの保存期間
  • 手作りジャムの種類
  • 手作りジャムは冷凍可能?


こちらについて紹介していきます。

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手作りジャムの保存方法


ジャムだけでなく、手作りする食材には市販のものに比べて保存料が入っていませんので、保存方法には注意が必要です。手作りしたジャムの保存方法は保存する場所や温度、保存容器によっても変わります。

常温は冷暗所にて保存

手作りしたジャムは常温でも保存することができます。密閉することで菌の繁殖を防ぎ長期で保存することが可能です。高温多湿を避け風通しが良い冷暗所に置き、直接日の当たらない場所で保存するようにしましょう。

MEMO
常温とは「外気温を超えない温度」ことで熱したり冷やしたりしない自然な温度のことを言います。常温=室温ではありませんので注意しましょう。

瓶詰めやタッパーで保存

手作りしたジャムの保存には空気を抜いて密閉することが大切です。そのために瓶詰めやタッパーを使用しましょう。さらに保存期間を延ばすには、菌の繁殖を防ぐために清潔に殺菌し消毒しておくことが大切です。

また常温で保存しておいた手作りのジャムを一度開封した場合には、必ず冷蔵庫で保管しておきましょう。

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手作りジャムの保存期間


せっかく時間を掛けて手作りしたジャムです、出来るだけ長く日持ちさせたいですよね。1度開封してしまった手作りジャムの賞味期限は冷蔵保存で1〜2週間が目安です。

正しい保存期間を知って風味を落とさずジャムを美味しく食べましょう。

1年近く保存可能

手作りしたジャムは消毒した密閉容器に入れておくだけでなく、ある方法を使えば保存期間を延ばすことができます。その方法とは出来上がったジャムを瓶に詰めたら、再び沸騰した鍋に入れ15〜20分ほど煮沸させ真空状態にすることです。

この時、お湯の量はビン全体の60%ほどを覆うくらいにしましょう。この一手間で約1年間は保存することができます。

糖度の違いで保存期間が違う

 実は、ジャムの保存期間はその糖度によって違いがあります。 一般的なレシピでは使用する果実の重量の約30〜60%ほどの砂糖を入れるものが多いです。

ジャムを手作りして長期保存する場合にはこの砂糖の割合を多くしておくことがポイントです。砂糖の量を増やし糖度を高めにすることで、保存期間を半年から1年くらいにすることができます。

手作りすることで、人それぞれの健康状態や好みに合わせて調節することができるのも魅力の1つです。

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手作りジャムの種類


手作りジャムの良さは使用する果実を選べることにありますよね。これから紹介する果実にはそれぞれ異なる特性がありますので、今までジャムを手作りしたことがないという人は、参考にしてみてください。

いちごジャム

ジャムと言えば、いちごジャムを思い浮かべる人多いですよね。いちごは春先の2〜4月に旬を迎えます。いちごには腸内環境を整えたり、血糖値の上昇を抑制する効果がある食物繊維が含まれています。

さらにポリフェノールも豊富に含まれており老化や病気の予防、美肌や美白効果も期待できます。ジャムにすることでこの効果を気軽に摂取できるのが魅力です。

ブルーベリージャム

ブルーベリーのジャムは、旬を迎える初夏の時期に作るのがおすすめです。ブルーベリーは、眼精疲労やドライアイなど効く目の健康への効果が有名ですよね。

他にも、亜鉛やマンガンなどの成分も豊富で、髪や肌の健康維持や、丈夫な骨を作るのにも欠かせません。

注意

  • こまめにアクを取るなど、様子を見ながら熱を加えましょう
  • 熱を加えすぎると皮が硬くなり食感が悪くなる可能性があります

リンゴジャム

10〜12月の秋口から冬にかけては、りんごジャムを作りましょう。りんごはジャムにするときに加熱することによって、食物繊維が6〜9倍に増やすことができます。

整腸作用があり、胃腸の働きを整える効果がアップし、便秘の改善にも繋がります。りんごにもポリフェノールが含まれており、血行改善にも効果があります。

また、りんごをジャムにするときは、皮は取り除かず細かく刻んで入れることで栄養価がアップするだけでなく、香りや色味も良くなります。

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手作りジャムは冷凍可能?


手作りジャムは常温保存できることが分かりましたが、自宅の中で冷暗所を用意することができない場合もありますよね。そんなとき、手作りジャムは冷凍保存することもできますよ。

小分けにすれば冷凍可能

手作りしたジャムを冷凍保存するときは、小分けにしておくのがポイントです。そうしておくことで、食べる分ずつに解凍することも可能です。

  1. 作り終わったらラップで1回分ずつ包む
  2. 冷凍保存用袋や容器に入れて薄く平らにする
  3. 空気をしっかり抜いて密閉保存する

この方法で冷凍することによって、1年間の保存が可能になります。

氷の容器で種類別に冷凍可能

ジャムを小分けにして保存するために、製氷皿を使うのもおすすめです。製氷皿で1回分ずつ簡単に分けることができ、また一度に種類別に冷凍することができます。

さらに凍らせた後で別の容器に移し替えることで、食べるときに取り出しやすくなります。1度解凍したジャムを再冷凍することはできませんので、使い切れる分だけ解凍しましょう。

注意

  • 瓶詰めのままの冷凍は、膨張により瓶が割れてしまう可能性があります

まとめ

「手作りジャムの保存方法を紹介!保存期間・種類別や容器別の使い方も」について紹介してきましたが、いかがでしたか?

この記事をまとめると

  • 手作りジャムは未開封なら常温保存が可能
  • 手作りジャムは一度開封したら密閉して冷蔵保存
  • 手作りジャムは冷凍すれば1年間保存できる

家族の好みがバラバラでいくつも購入するのが気になっていたり、市販のジャムで理想の味わいに辿り着いていない人はいませんか。その悩みぜひ手作りして解決してはいかがでしょうか。

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