「バーベナ」や「レモンバーベナ」という言葉は聞いたことがあるかと思いますが、この2つの違いは何か知っていますか?どちらも同じものを指すような気もしますが、片方は花の名前、もう片方はハーブの名前として知られています。そこで今回は、
- バーベナとレモンバーベナの違いは何?
- それぞれの特徴・効果・副作用
- レモンバーベナは妊娠中でも大丈夫?
これらのテーマについて紹介いたします。
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バーベナとは?
バーベナは、クマツヅラ科クマツヅラ属の総称です。写真のように、小さく可愛らしい花を咲かせます。花の色は様々で、赤や紫・黄色・白など色とりどりなものがあります。
花は春から秋の長い期間に咲き続け、耐寒性が弱いので冬には枯れてしまうこともあります。
「バーベナ」と聞くとハーブのような印象がありますが、バーベナは植物の名前です。みなさんが思い浮かべるハーブは、「レモンバーベナ」のことではないかと思います。
それでは、レモンバーベナの詳しい特徴について確認してみましょう。
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レモンバーベナとは?
レモンバーベナはアルゼンチンやチリ・ペルー原産のハーブで、名前の通りレモンのような爽やかな香りをしています。ハーブティーとして飲まれたり、精油にしてハンドクリームやアロマとしても利用されています。
精油にしてクリームやアロマなどがメインなので、直接体内に入れる形で利用されていることは少ないですが、お湯を注いでハーブティーとして飲むことで、リモネンというリラックス効果のある成分を摂ることができます。
レモンのような爽やかな香りでサッパリとしているので、睡眠前に飲むととてもリラックスできます。また、気管支炎や胃腸の調子を整える効果など、体にとって嬉しい効果があることもわかっています。
効能
レモンバーベナのハーブティーを飲むことで期待できる効果はこちらです。
- 安眠効果
- リラックス効果・緊張緩和
- ガン予防
- 解熱効果
- 胃腸の調子を整える
- 気管支炎改善
- 虫除け
代表的なリラックス効果だけではなく、胃腸の調子を整える作用もあるのでハーブティーとして飲むと効果的です。また、爽やかな香りは虫が嫌うので、ハンドクリームや精油は虫除けとしての効果も発揮します。
他にも、気管支炎のトラブルやがん予防にも効果があると言われており、万能なハーブとなっています。
副作用はある?
レモンバーベナはリラックス効果が高いハーブとして扱われていますが、元々刺激の強いハーブなので過剰摂取すると消化不良を起こすことがあります。
胃に負担がかかったり、体質に合わないと肌に刺激となることもあるようです。しかし、肌に塗るものはしっかり加工されたものなので、危険性はあまり高くないと言えるでしょう。
妊娠中(妊婦)でも飲める?
妊娠中の食事には食べても良いもの・控えた方が良いものがありますが、レモンバーベナは『妊娠中でも授乳中でも食べられるハーブ』とされています。
レモンバーベナは『ハーブの女王』と言われることもあり、安眠効果やリラックス効果も期待することができます。妊娠中は寝つきが悪くなることも多いので、寝る前にレモンバーベナのハーブティーを飲むことでリラックスし、入眠しやすくなる効果が期待できます◎
妊婦さんへの効果や、妊娠中に控えた方が良いハーブについて下記記事で詳しく紹介しています。あわせてチェックしてみましょう。
詳しくはこの記事をチェック!
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まとめ
この記事をまとめると
- バーベナとレモンバーベナは全くの別物
- バーベナはクマツヅラ科クマツヅラ属の総称
- レモンバーベナはハーブの一つで、精油やアロマ・ハーブティーとして使える
- リラックス効果・胃腸の調子を整える・安眠・気管支炎などに効果的
バーベナとレモンバーベナは別の植物で、バーベナは花を咲かせる一年草、レモンバーベナはアロマなどに多く活用されているハーブでした。
レモンバーベナはハンドクリームや精油などで見かける機会が多いと思うので、機会があれば是非お試しください。
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