梅ジャムの冷凍・冷蔵保存方法は?ジップロックやタッパーで大丈夫?

トーストやヨーグルトとの相性も良い梅ジャム。爽やかな酸味と甘酸っぱさが美味しく、手作りしているという方もいるのではないでしょうか。

そんな梅ジャムを正しく保存できていますか?この記事では、

  • 梅ジャムの保存方法は?
  • 保存容器はどれがいい?
  • 梅ジャムの保存期間は?

をテーマに紹介していきます。梅ジャムの保存について詳しく知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

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梅ジャムの保存方法は?

ここでは、梅ジャムの保存方法について紹介していきます。

冷蔵

梅ジャムを長期保存したい場合、一番おすすめの方法は、瓶詰にしたうえでの冷蔵保存です。未開封なら冷暗所での保管も可能ですが、開封後は必ず冷蔵庫で保存しましょう。

ジャムを取り出す際は、清潔なスプーンを使用するなどして、雑菌の繁殖を防ぎます。

冷凍

梅ジャムは冷凍保存も可能です。しかし、味が落ちてしまうのでおすすめしません。表面に霜がついたり、他の食材の匂いがついてしまったりする可能性があります。

ただし、食べきれない場合など、長期保存したいなら、冷凍保存が向いています。糖度が低いジャムはカチカチに凍りますが、糖度が高いジャムは完全に凍りません。

解凍する際は、自然解凍し、再冷凍はやめましょう。

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保存容器はどれがいい?

保存・日持ち

梅ジャムは、開封すると劣化していくため、一つの容器ではなく、いくつかの容器に小分けして保存するのがおすすめです。

保存容器はどんなものを使うのが良いのでしょうか?基本的にはビンの保存が推奨されていますが、他の容器はダメなのでしょうか?

ここでは梅ジャムの保存容器について紹介していきます。

ビン

煮沸消毒が可能で密閉できるビンでの保存が、衛生的にもおすすめです。ビンの容器なら、ジャムを中に入れた状態で煮沸消毒もできます。

「密閉できる」というのがポイントです。いくら容器を殺菌しても、空気に触れると雑菌が入り、衛生的に良くありません。

ただし冷凍保存する場合は注意が必要です。ほぼ満タンの状態でビンを冷凍保存すると、ビンが割れる可能性があります。

ビンに入れて冷凍保存する場合は、8割程度に抑えて入れましょう。耐熱用のビンは割れにくい傾向があります。

解凍する際は、冷蔵庫に入れて自然解凍しましょう。室温で戻すと温度差でビンが割れる可能性があります。

煮沸消毒の方法は以下の通りです。

  1. ビン本体とフタをきれいに洗います。
  2. 鍋にビンを入れ、浸るくらいの水を入れて火にかけます。
  3. 沸騰したら少し火を弱め、5分程煮ます。
  4. 5分経ったら、菜箸やトングで取り出します。やけどに気をつけてください。

自然乾燥させて煮沸消毒の完了です。熱湯の中にビンを入れると割れる可能性があるので、必ず水の状態から煮てください。

ジャムを詰める際に使用するスプーンも一緒に消毒しておくといいでしょう。

ジップロック

冷凍保存したいけどビンが割れるのが怖い、場所がない。という方は、ジップロックがおすすめです。

小分けにして、しっかり空気を抜いて冷凍しましょう。袋いっぱいにジャムを詰めるのではなく、半分程度に留めてください。

臭い移りが気になる場合は、ジップロックを二重にするのがおすすめです。

タッパー

すぐに食べきるのであれば、タッパーでの保存も可能です。小さく、密閉性のあるタッパーを選んでください。

タッパーに入れた場合は、冷蔵庫で保存し、10日~1週間を目安に、早めに食べきりましょう。

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梅ジャムの保存期間は?

ここでは、梅ジャムの保存期間や、腐った場合の特徴について紹介していきます。

賞味期限

未開封のもので3~6か月日持ちします。冷凍保存したものは1年ほど食べられます。開封したものは2~3週間ほどで食べきり、冷蔵で保存しましょう。

一度開封したものはカビが生えやすいので気をつけてください。ジャムに含まれている砂糖は、防腐効果があります。

ジャムに含まれている砂糖の量によっても賞味期限は変わってきます。食べる際はしっかり状態を確認しましょう。

甘さ控えめで作った糖度34%ほどのジャムは、未開封で2、3カ月、開封後は1週間~10日と、賞味期限が短くなります。

砂糖を使用しなかった場合、長期保存はできないので、冷蔵保存で2,3日で食べきりましょう。

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腐ったらどうなる?

ジャムは腐ると、

  • カビが生える
  • 変色する
  • 異臭がしてくる
  • 分離する
  • 糸を引く
  • 変な味がする

などの変化が見られます。開封後時間が経っているジャムは、これらの特徴がないかしっかり見極めましょう。

異常があるジャムは食べずに廃棄することをおすすめします。特に手作りのジャムは、市販のものより傷みやすいので早めに食べきってください。

口をつけたスプーンでジャムを取らない、ビンのフタを開けっぱなしにしないなど、雑菌が繁殖しやすい行動は避けましょう。

まとめ

梅ジャムの保存方法について紹介してきましたが、いかがでしたか?

この記事をまとめると

  • 梅ジャムは未開封なら常温保存・開封後は冷蔵保存・1年ほど持たせたいなら冷凍保存がおすすめ。
  • 保存する容器はビンがおすすめ。冷凍するならジップロック、短期間で食べきる場合はタッパーでも保存可能。
  • 未開封で3~6か月、開封後は2~3週間日持ちする。冷凍保存は約1年保存可能。

甘酸っぱさが美味しい梅ジャム。保存方法を間違えると傷みやすいので、正しく保存して長く安全に楽しみましょう。

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