みりんを常温保存可能?保存方法や賞味期限を紹介!

どのご家庭でも料理には欠かせない調味料の一つが「みりん」ですよね。みなさん「みりん」は普段どこに保管されていますか?みりんの賞味期限がどの位なのかも気になりますよね。そこで今回は

  • みりんは常温保存できるのか
  • みりんの賞味期限はいつまでか
  • みりんの使い方と役割
  • みりんを使った活用アレンジ方法
これらのテーマについて紹介したいと思います。

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みりんは常温保存できるのか


みりんには酒類に分類される「本みりん」と非酒類に分類される「みりん風調味料」「発酵調味料(みりんタイプ)」があります。

「本みりん」は、蒸したもち米やうるち米から作られる米麹、焼酎などのアルコールを加えて仕込んで、40日~1年以上かけて糖化・熟成させた物を指します。糖分は45%、アルコール度数は約14度になるので、酒税法上では酒類に分類されます。

「みりん風調味料」とは水飴、ブドウ糖、米、米麹を糖化させたものに、うま味調味料や香料を足して作った甘未調味料の事を指します。みりん風調味料のアルコール分は1%未満のため、酒税の対象にはならず低価格で流通されています。

「発酵調味料(みりんタイプ)」は、本みりんと同様の醸造の後に塩分を加えた物です。酒税法からは除外されるので、本みりんより安価に購入できます

常温保存が基本

本みりんの場合は、開封前・開封後ともに冷暗所で保管するのが基本です。低温には適していないので、冷蔵庫内での保管は行わないように注意してください。

冷蔵の場合の方法

みりん風調味料の場合は、開封後は冷蔵庫へ保管します。みりん風調味料にはアルコール分がほとんど含まれていないので、本みりんや発酵調味料(みりんタイプ)と比べて保存性が低くなります。

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みりんの賞味期限

賞味期限

「本みりん」と「みりん風調味料」では賞味期限が異なります。ここでは、「本みりん」と「みりん風調味料」それぞれの賞味期限を紹介します。

常温保存の場合

「本みりん」の場合、未開封なら製造から18か月程度が賞味期限になります。開封後の場合、糖類を原料として使用している場合は1~2か月以内糖類を原料として使用していない場合は2~3か月と言われています。

製品には「開封後はお早めにお召し上がりください」のみ記載されている場合が多いですが、数か月を目安に使いきるのがオススメです。

「みりん風調味料」の賞味期限は、未開封だと製造から12か月程度開封後は3か月を目安に使い切りましょう。使用後はキャップをしっかり締めて、冷蔵庫に保管します。

冷蔵だと沈殿物が生じる

本みりんを冷蔵庫に保存すると白く濁ったり、白い沈殿物ができる場合があります。これはみりんに含まれている糖分が冷却される事で結晶化するために生じます。

みりんにはアルコールが多く含まれており、通常の使用では腐る心配は少ないので、開封後も直射日光を避けた常温での保存が推奨されています白い沈殿物は品質上には問題ないので安心して使用してください。

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みりんの使い方・役割

みりんは和食には欠かせない調味料の一つですが、一体どんな役割があるのでしょうか?ここではみりんの使い方や役割を紹介します。

におい消し

生魚など、食材の臭みを消したい時にみりんが活躍します。調理で熱を加える事でみりんに含まれるアルコールが蒸発し、食材に染みこんでいくため、一緒に食材の臭みも消していきます。

また、においの成分自体を分解する働きもあるため、食材のにおい消しにはみりんは非常に効果的です。

照りを出す

料理に照りを出したい時もみりんが活躍します。みりんに含まれる糖が料理の素材の表面に被膜をつくり、照りを出します。

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みりんを使った活用アレンジ

料理

ここでは、みりんをつかった活用アレンジを紹介します。

照り焼きに必須

みりんを使う事で風味も見た目も美味しそうになる料理として鶏の照り焼きや、ぶりの照り焼きが代表的です。照り焼きの黄金比率は「醤油2:料理酒2:みりん2:砂糖1」です。是非試してみてくださいね。

  1. フライパンに全ての材料を入れ、中火にかける
  2. 沸騰したら時々混ぜながら中火で加熱する(焦がさないよう注意する)
  3. とろみが出てきたら火から下して完成

うどん

みりんの1人あたりの消費量が最も多いのは「うどん県」で有名な香川県です。うどんのつゆにはみりんは欠かせません。地域によって好みが分かれてしまいますが、うどんのつゆの黄金比率は「醤油1:みりん1」です。

作り方は出汁と醤油、みりんを鍋で煮立たせたら完成です。

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まとめ

「みりんは常温保存できるのか、みりんの賞味期限はいつまでか、みりんの使い方と役割、みりんを使った活用アレンジ方法」これらのテーマについて紹介させていただきました。いかがでしたでしょうか。

この記事をまとめると

  • 本みりんの場合は開封前も開封後も常温保存が基本
  • みりん風調味料の場合は、開封後は冷蔵保存が基本
  • 本みりんの賞味期限は開封後は1~3か月、みりん風調味料は開封後は3か月を目安に使い切る
  • みりんは食材のにおい消しや、照りを出す役割がある
  • みりんは照り焼きや、うどんのつゆを作る際に活用できる

みりんは種類によって保存方法が違うので、開封した後は注意してくださいね。みりんには「におい消し」「照りを出す」他にも「甘みを出す」「味をしみ込ませる」「煮崩れを防ぐ」役割があり、和食には必要不可欠と言っても過言ではない程、みりんは私たちの生活に根付いています。

これからも上手に活用していきましょう。

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