うどんは気軽に食べられるものですが、日本には数多くの種類が存在します。主な種類には、どのようなものがあるのでしょうか?今回は、
- うどんの歴史・起源
- 日本三大うどんの種類
- 日本五大うどんの特徴は?
これらのテーマについて紹介いたします。
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うどんが有名な県は香川
うどんは日本全国で日常的に食べられている料理ですが、その中でも特に有名なのは香川県です。「香川県といえばうどん」というイメージを持っている方は多いのではないでしょうか?
実はうどんの起源は中国で、シルクロードをわたり西洋では“パスタ”として広まりました。うどんがパスタに変化したのは、土地の気候や風土によるものと言われています。
香川県の讃岐うどんの歴史は、弘法大師空海が中国から持ち帰ったのが始まりと伝えられています。讃岐うどんの特徴は強いコシで、『日本三大うどん』の一つに入っています。
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日本三大うどんとは?
日本にはたくさんのうどんの種類がありますが、その中でも『日本三大うどん』と言われるのは”讃岐うどん”、”稲庭うどん”です。あと一つに関しては、群馬県の“水沢うどん”や長崎県の“五島うどん”と言われていますが、はっきりしていません。
讃岐うどんはうどんで有名な香川県のうどん、稲庭うどんは秋田県で手延べ製法で作られているうどんです。
日本三大うどんは、讃岐うどん・稲庭うどん+説は様々
日本五大うどんとは?
日本三大うどんに続き、『日本五大うどん』と呼ばれる5種類のうどんがあります。それぞれの特徴について詳しく見てみましょう。
讃岐うどん
讃岐うどんは香川県を代表するうどんです。特徴は、太めの麺と強いコシ・食感です。噛っみごたえがしっかりしているので、固めが好みの方にオススメの種類です。
讃岐うどんの名前は、「讃岐地方」が由来となっています。この地域はお米が育ちにくいことから、小麦粉を原料とするうどんを主食として食べるようになりました。かつては生地を足で踏んで作っていましたが、現在では手で捏ねる手打ちが主流となっています。
稲庭うどん
稲庭うどんは秋田県の稲庭地区で作られるうどんです。この地域に住んでいた佐藤市兵衛という人が作り始めたのが起源と言われています。
稲庭うどんの特徴は、ツルツルした食感と喉越しです。手綯い(てない)という製法によって作られており、小巻した生地を2本の棒へ8の字に綾かけしていきます。棒にかけた生地を潰し延ばして乾燥させることで、平たい形のうどんに仕上がります。
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水沢うどん
水沢うどんは、群馬県で作られているうどんの種類です。群馬県に存在する水澤寺の周辺で参拝客に作ったことが発祥で、強いコシと弾力が特徴です。
麺には透明感があり、冷やして食べるのが一般的です。元々は手打ち製法が主流でしたが、現在は機械化されているところがほとんどです。
五島うどん
五島うどんは、長崎県の五島列島で作られたうどんの種類です。五島列島では椿油が特産品として作られていますが、これを生地に含んでいることが特徴です。そのため、ツヤと滑らかな食感となります。
棒状の生地を2本の箸にかけて引き伸ばし束ねる、はたかけ作業を繰り返すことで細くコシの強い麺に仕上がります。
氷見うどん
氷見うどんは、富山県の氷見地方発祥のうどんの種類です。手延べ製法で作られていたもので、元々は石川県の輪島素麺という麺が起源と言われています。
麺はやや平たいのが特徴で、なめらかな食感のうどんです。手延べ製法が主流ですが中には足で踏んで作ることもあり、強いコシでモチモチとした食感のものもあります。
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まとめ
この記事をまとめると
- 日本三大うどんは、讃岐うどん+稲庭うどん+もう1種類は説が多く決まっていない
- 日本五大うどんは、讃岐うどん+稲庭うどん+水沢うどん+氷見うどん+五島うどん
日本には数多くのうどんの種類が存在しますが、その中でも特に有名なものを紹介しました。各地域特有のうどんが存在するので、是非いろいろなうどんを楽しんでみてくださいね。
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