とうもろこしのカロリーや糖質はどのくらい?

つぶつぶ食感が美味しい「とうもろこし」は、食べるととても満腹感が得られませんか?瑞々しく甘みもあるとうもろこしですが、そのカロリーや糖質はどのくらいあるのでしょうか?

私はとうもろこしをかぶりついて食べるのが好きなのですが、1本食べたあとはかなりの満腹感に襲われます。ところが、どうやらカロリーを気にするなら丸々1本は食べない方が良いそうなのです。

今回は、夏野菜であるとうもろこしのカロリーや糖質についてご紹介します。

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とうもろこしのカロリーはどのくらい?

ごはんやスイーツ、油もののカロリーを気にすることはありますが、野菜のカロリーを考える機会はあまりないのではないでしょうか?

野菜はカロリーが低いイメージがありますし、みんなほとんど水分でできているのでは?と思いますよね。とうもろこしのカロリーとははどのくらいなのでしょうか?

可食部100gで99kcal

とうもろこしは、粒になっている食べられる部分100gあたり99kcalとなっています。とうもろこしは国によって主食として食べられている地域もあるので、いろいろな主食と比較してみます。

・白米:168kcal  ・食パン:264kcal  ・じゃがいも:76kcal

全て100gあたりのカロリーです。お米やパンよりカロリーは低く、同じ野菜であるじゃがいもと比較すると少し高いようです。

じゃがいもの方が実が詰まっていてずっしりとしているのに、とうもろこしの方がカロリーが高いのは意外ですね。そのほかの野菜と比べても平均より高いのでしょうか?

ほかの野菜に比べてやや高め

先ほどはじゃがいもと比較しましたが、別の野菜のカロリーも見てみましょう。

・かぼちゃ:93kcal  ・にんじん:37kcal  ・キャベツ:23kcal

・たまねぎ:37kcal  ・ほうれん草:20kcal(全て100gあたり)

どうでしょう、ほかの野菜と比べてみるととうもろこしのカロリーは野菜の中でやや高いことがわかります。ちなみに、とうもろこしより高カロリーの野菜はさつまいもで100gあたり131kcalでした。

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とうもろこしの糖質はどのくらい?

カロリーに続いて「糖質」も比較してみたいと思います。とうもろこしには甘みがありますので、結構高いのではないでしょうか?詳しく見てみましょう。

可食部150gで20.7g

今度は150gあたりの含有量で比較します。とうもろこしは1本がだいたい150gで、その中には20.7gの糖質が含まれています。先ほどと同じ項目の糖質含有量と比較すると、

・白米:55.5g  ・食パン:66.6g  ・じゃがいも:24.4g

となっていました。全て150gあたりの含有量です。ほかの主食陣と比較すると、とうもろこしの糖質は低いようです。しかし野菜として見てみると高い数値となっています。キャベツやほうれん草、にんじんも全て一桁代でした。

水分以外の80%を糖質が占めている

とうもろこしは、とても瑞々しい野菜ですよね。かぶりついて食べると水分が出てくるのがわかるかと思います。

そんなとうもろこしの水分以外の80%を、なんと糖質が占めています。野菜としては非常に糖度が高くて甘みがあり美味しいことなのですが、糖質を気にされている方にとっては少々数値が高いようです。

この高い数値ゆえ、とうもろこしを主食としてエネルギー源にしている国があるのですが、カロリーを気にしている場合に摂取しても良いのでしょうか?

とうもろこしはダイエットに向いている?

とうもろこしは糖質が高いので、あまりダイエットに向いているとは言えません。もしもダイエット中でカロリーを気にしているのであれば、ほかの野菜を食べるようにしましょう。

とうもろこしはダイエットに向いていませんが、じゃがいもはダイエットに向いていますよ。重みのある芋なので信じがたいかもしれませんが、じゃがいもは白米を食べる時よりも2.5倍の満腹感が得られるそうなのです。

とうもろこしもボリュームがあってお腹にたまる野菜ですが、もしもダイエット中にお腹にたまる野菜を摂取するのであればじゃがいもを試してみてくださいね。

1本まるごと食べるのは控える

もしもカロリーを気にしている時にとうもろこしを食べるのであれば、丸々1本食べるのは控えるようにしましょう。1本の可食部はだいたい150gですので、1本食べると20.7gもの糖質を摂取することになります

ダイエット中には少々高い数値ですので、半分以下をほかの野菜と食べるようにしてみてください。

まとめ

とうもろこしのカロリーや糖質についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?甘くて美味しい夏野菜ですが、カロリー面ではあまりダイエットに向かないことがわかりましたね。

野菜としては非常に美味しいものですので、ご自身の体の調子と相談しながら食べる量を調整してみてください。

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