唐辛子が白くなる?原因は?白カビ?カビ防止方法は?乾燥・保存方法は?

ピリッとして料理のアクセントに欠かせない唐辛子。プランターで栽培できて、育て方が簡単なので家庭菜園をしたことがない人も挑戦しやすい野菜です。ただ、自宅で育てるといっぺんにたくさん採れて困ってしまうことがあります。唐辛子は生のままだと1週間程度しか日持ちしないので長期保存できるように乾燥して使うことが多いです。でも、天日干しで乾燥させるとすると赤い唐辛子が白くなってしまうことがあるのです。そこで、今回は

  •  唐辛子が白くなる原因
  •  唐辛子が腐るとどうなる?
  •  唐辛子の乾燥方法・保存方法

についてご紹介いたします。

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唐辛子が白くなる原因

乾燥中の唐辛子が白くなってしまうと『カビが生えた⁉︎』とビックリしてしまいますよね。唐辛子は種までしっかり乾燥させないとカビが生えたり、腐ったりして食べられなくなってしまいます。しかし、カラカラにしようと日の当たる場所に干すと白く変色してしまうことがあります。

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唐辛子の色の変化について

唐辛子は生のままでは日持ちしないので、収穫後は干して乾燥させるのが一般的です。日陰の風通しが良いところで日干しさせますが、干している間に段々と白っぽく変色していくことがあります。 脱色の程度に差はありますが赤い唐辛子がオレンジ〜黄色っぽくなることは、乾燥させるとよくあることのようです。 

直射日光の当てすぎ

唐辛子の乾燥は日陰で風通しが良いところで行います。直射日光が当たると変色しやすくなります。

食べても大丈夫?

変色した唐辛子は腐っているわけではないので食べられますが、辛味や風味が弱くなる傾向があります。

白カビに注意

唐辛子は乾燥が不十分だとカビが生えてしまいます。表面にふわふわとした綿のようなものがあれば変色ではなく白カビなので食べてはいけません。また、表面はきれいでも切ってみると種の周りに白い綿のようなものがついていることもあり、これも白カビです。 白カビを発生させないためには、中まで十分に乾燥させることが大切です。 

MEMO
唐辛子が乾燥したかどうかは身の表面と種の音を確認します。表面にシワがたくさん入り、実を振ると中で種がカラカラと音を立てるようになるのが目安です。

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唐辛子が腐るとどうなる?

乾燥させた唐辛子は腐りにくそうに思うかもしれませんが乾燥が不十分だったり、保存方法が適切でないと腐ってしまうことがあります。

生の唐辛子の日持ち

生の唐辛子は冷蔵庫の野菜室で1週間程度しか日持ちしませんが、乾燥させたものよりも風味が良く、食感が柔らかいので、唐辛子本来の味を楽しめます。

乾燥した唐辛子の日持ち

乾燥させた唐辛子は半年〜1年程度日持ちします。しかし、湿気や気温が高い場所では早く傷んでしまうことがあります。

腐った唐辛子の特徴

唐辛子は傷み始めると黒っぽく変色します。特に種の部分から変色することが多いので、切ったときに種が黒いものは注意してください。表面や内側にぬめりが出たり、中の空洞部分に綿のような白い糸(白カビ)ができることがあります。

唐辛子が腐る原因

唐辛子は湿気に弱いので、湿度が高いところで保存していると腐りやすくなります。

食べられる唐辛子の見分け方

唐辛子は乾燥が進みすぎると茶色く変色してカサカサになります。乾燥しすぎている部分は硬く、風味も落ちているので、その部分だけ切り落として使いましょう。

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唐辛子の乾燥方法・保存方法

唐辛子は生のままでは1週間程度しか日持ちしませんが、上手に乾燥させることができれば1年持ちます。しかし十分に乾燥させるには時間がかかりますし天候にも左右されるため、せっかく手間をかけたのに変色したり傷んだりしてしまうこともあります。上手に乾燥させる方法と、生のまま保存期間が延ばせる方法も併せてご紹介します。

乾燥保存の方法

株ごと収穫した唐辛子は、葉を落とし2〜3本をまとめて軒下に吊るします。唐辛子を枝から外している場合には、重ならないように干し網やザルなどに広げて軒下に吊るします。ときどき場所を入れ替えながら3〜4週間干します。唐辛子には虫が付きにくいので雨が降らない日は基本的に放置していて大丈夫です。雨が降る日は湿気を吸い込んでしまうので室内に入れましょう。

レンジで乾燥できる?

唐辛子の乾燥は電子レンジでもできます。素早く水分を飛ばすことができるので簡単に乾燥させられますが、唐辛子の電子レンジでの乾燥は注意が必要です。

加熱し過ぎに注意

電子レンジは火を使わないので焦げにくいですが、長時間加熱すると黒く焦げてしまいます。500〜600Wで30〜1分加熱し、電子レンジの扉を開けて5分おいて冷やすのを繰り返しながら、徐々に乾燥させていきます。

カプサイシンに注意

電子レンジで唐辛子を温めると、唐辛子の辛味成分のカプサイシンが揮発し電子レンジの中に充満します。カプサイシンはとても刺激が強いため、扉を開けた瞬間に目や鼻を刺激して強烈な痛みを感じることがあります。扉を開けるときに顔を近づけすぎないようにすることや、部屋の換気を十分に行うこと、30秒〜1分ごとに電子レンジの扉を開けて、カプサイシンが溜まりすぎないようにすることに注意しましょう。

カビを防止する方法

カビを防ぐためには、十分に乾燥させた唐辛子を密閉容器に入れるときに乾燥剤も入れるようにするのがおすすめです。

生のまま保存する方法

冷凍すれば生のまま保存期間が延ばせます。1本のままでも小口切りにしても大丈夫です。小口切りにすると風味や辛味が少し落ちますが、調理するときには取り出してすぐ使えるので便利です。

各種保存期間

保存方法 保存期間
生の唐辛子(冷蔵庫) 約1週間
生の唐辛子(冷凍庫) 約3か月
乾燥唐辛子 半年〜1年

まとめ

『唐辛子が白くなる原因や保存方法、保存期間』についてご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。

この記事をまとめると

  • 唐辛子を乾燥させると白っぽくなることがある
  • 唐辛子は日陰で風通しの良いところで干す

干している唐辛子が白っぽく変色すると驚いてしまいますが、傷んでいるわけではないので食べられます。ただ、唐辛子は湿気に弱く白カビが生えてしまうことがあるので、変色かカビか見極めはしっかりと行いましょう。

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