大豆は「畑の肉」とも言われ、良質なたんぱく質が豊富に含まれていることから「大豆製品」を積極的に摂取している方も多いのではないでしょうか。
たんぱく質は、育ち盛りのお子さん・鍛えている方・健康や美容意識の高い方などを中心に必須の栄養素で食べやすく比較的安価な「豆腐」にも含まれています。
今回は「豆腐」の1日摂取適量をご紹介していきます。
豆腐の起源は中国と言われ、中国語で「腐」とは“液上のものが固形状になった、柔らかいもの”という意味があることから「豆腐」と名付けられたとされています。
- 豆腐を食べ過ぎるとどんなデメリットがあるの??
- 豆腐の食べ過ぎで病気になる可能性はある??
- 豆腐の1日の摂取適量を詳しく解説!
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目次
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豆腐を食べ過ぎてはいけない理由は?
豆腐は
大豆・にがり・水
脂質が多い
淡白な味わいが特徴的な「豆腐」ですが
豆腐には、脂質・塩分などが含まれている
ため、摂取量には気を付ける必要があります。豆腐に含まれる脂質は
リノール酸(オメガ6)と呼ばれる種類の脂質
- 免疫細胞が働きにくくなる
- アトピー性皮膚炎や花粉症などのアレルギー性炎症疾患を引き起こす原因となりやすい
- 動脈硬化や心臓の病気を誘発する可能性もある
などの恐れがあるので注意しましょう。
アミノ酸が偏る
様々な調理方法が可能な「豆腐」ですが
豆腐のみの過剰摂取をすると、必須アミノ酸のバランスが偏る
可能性があるため、摂取量には気を付ける必要があります。アミノ酸とは
タンパク質を構成している成分
豆腐には
植物性短たんぱく質
動物性たんぱく質には含まれている9種のかた必須アミノ酸が不足
- 肉類
- 魚類
などの動物性たんぱく質もバランス良く摂取し、アミノ酸が偏らないように注意しましょう。
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食べ過ぎて病気になることは?
ここからは「豆腐の食べ過ぎ」による不調について詳しく解説していきます。
下痢・腹痛
豆腐を食べ過ぎることで最も起こりやすい不調に
下痢や腹痛
- 水分
- にがり・・・豆腐を固める際に使用され、主成分は塩化マグネシウム
が主に使用されて作られています。にがりの主成分である
塩化マグネシウムは便秘薬にも使用されている成分
ガスも出やすくなる??
豆腐には豊富なたんぱく質が含まれているため、食べ過ぎてしまうとガスの量が増える・臭いがきつくなるなどを引き起こすこともあります。適量に気を付けて食べる
豆腐の食べ過ぎには
- 腹痛
- 下痢
- ガスが増える・ガスの臭いがきつくなる
が挙げられますが、それ以外にも
- 生理不順の原因となる・・・豆腐に含まれる大豆イソフラボンの過剰摂取は女性ホルモンのバランスを崩す可能性も指摘されている。
- 貧血・・・豆腐に含まれる鉄分は「非ヘム鉄」と呼ばれる吸収しにくい鉄分で、ビタミンC・動物性たんぱく質を一緒に摂取することで吸収されやすくなる性質。豆腐のみ過剰摂取をすると鉄分の吸収が悪くなる可能性がある。
- 腎臓への負担・・・豆腐には塩分・たんぱく質が含まれているため、豆腐のみの過剰摂取は腎臓への負担が大きくなる可能性がある。
などの不調も考えられるため、摂取適量を意識して頂くようにしましょう。
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豆腐の正しい食べ方
ここからは「豆腐の1日摂取適量」や、適量を正しく頂いた時に期待できる「豆腐の嬉しい効能」などをご紹介していきます。
一日の適量
豆腐は食べ過ぎると
たんぱく質や脂質の過剰摂取
- 木綿豆腐の場合・・・1丁(約300g)に含まれるたんぱく質量は、茹で卵3個分に相当する約20gとなる
ため
卵・肉・魚などのたんぱく質を含む食材
豆腐1丁は多すぎるので、1日あたり半丁~3分の1程度の量
に留めておくようにし、食べあわせにも注意しましょう。
正しく食べた時のメリット
豆腐を適量食べた際に期待できる効能に
- 便秘解消効果
- 整腸作用
- 更年期障害の改善
- ダイエット効果
- 代謝を上げて、痩せやすい体質改善
などが挙げられます。
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まとめ
この記事をまとめると
- 豆腐は食べ過ぎると、リノール酸(オメガ6)と呼ばれる種類の脂質・必須アミノ酸のバランスが偏るなどが挙げられ不調の原因となる場合がある
- また豆腐は食べすぎると、腹痛・下痢・ガスが増える・ガスが臭うなどの不調になることもある
- 豆腐は1日半丁~3分の1丁程度が摂取適量。豆腐を頂く際は、卵・肉・魚などのたんぱく質を含む食材との食べあわせに注意するようにする
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