とんぶりにはアレルギーがある？どんな味？妊婦さんでも大丈夫？

「とんぶり」って聞いたことありますか？あまり聞きなれない名前ですが、実はあの有名な「キヌア」の仲間である穀物なんです。なんだか身体によさそうなイメ―ジになってきましたよね！今回はあまり知られていない「とんぶり」についてご紹介していきます！

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とんぶりとは?

とんぶりとは、見た目がキャビアそっくりなので、別名「畑のキャビア」と呼ばれています。直径2mm程度のの小さな緑色の実は、魚の卵に似て、プリプリした歯触りは、まさに「キャビア」です。栽培の歴史は古いです。江戸時代の農業全書には、米代川一帯で作られていたと記されています。栄養価が高いため、貴重な食料だったんですね。

原産地は?

名前の通り、原産地は日本の秋田県です。なんと99％が秋田で生産されています。関東近辺ではあまり知られていないですが、実は東北地方ではメジャーな食材なんです！

どんな植物？

とんぶりは「ホウキギ」という植物の実です。実はホウキギの枝は、ほうきに使用されている植物なんですよ。何となくイメージが付きやすいでしょうか？

どんな味？

キヌアとは違い、クセがなく淡泊な味わいです。地元の秋田県では、お刺身に添えられていたり、パスタやサラダ、納豆にトッピングとして使用されていたりするようですね！食卓に「とんぶり」が並んでいることは東北県民では当たり前の光景なんですね！

キヌアの仲間

スーパーフードとして有名なキヌア。キヌアはアカザ科植物という種類なのですが、実は「とんぶり」も同じ種類なんです！そのため、キヌアにも負けない栄養素を持っています！日本にもまだあまり知られていないスーパーフードがあったのですね！触感はキヌアとは全く違い、噛むとぷちぷちした歯ざわりをしています。メイン食材というよりは、食材の引き立て役といった役割を持っています。

旬の時期は？

10月～11月頃がとんぶりの旬と言われています。とんぶりが出来るまでは農家の方の手間暇がかかっています。乾燥させた後、実をやわらかくするために実を煮て、その後手で外皮を取り除いくといった作業をしてやっと完成です。

秋田県には、スーパーで普通に売っているようですが、東北地方以外では、なかなか販売されているところを見るのは少ないです。しかし今は瓶詰にされて販売されていることが多いため、季節・場所も関係なく手に入れることができますよ！

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他の国ではスーパーフードとして人気

日本原産の「とんぶり」ですが、キヌア同様に海外ではスーパーフードとして人気です。日本の食材が人気だと何だか嬉しいですよね。海外のものより手に入りやすいため、是非試してみて下さい。

栄養価が高い

スーパーフードと呼ばれている理由は、ヘルシーなのに栄養価がめちゃくちゃ高いからです。

100gあたりのカロリーは90kcalとなんと100kcalを下回っています。栄養素で特徴的なのが食物繊維・ビタミンE・ビタミンKが豊富です。ダイエット中の栄養補給などにもちょうどよいですね。

栄養素の効能

• がん予防
• 肥満防止
• 便秘改善
• 動脈硬化予防
• アンチエイジング
• むくみ改善
• 骨粗鬆症予防

ダイエットにももちろん効果的ですが、アンチエイジングや骨粗鬆症への予防にも効果があるため、ご年配の方にもおススメです。味にクセがないので、食事の際におかずに少し添えて食べることも出来るので、無理なく摂取ができますよ！

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穀物アレルギーの人は食べられない?

キヌアはアレルギーが起こりにくい穀物と言われています。「とんぶり」も同種なため、アレルギーが起こりにくいと言われています。

正確には擬穀類(ぎこくるい)

広い意味での穀物の定義のうち、キヌアは分類上、イネ科でもマメ科でもないため、穀物ではないのですが、禾穀類の種子と似ていることから、「擬穀類」と呼んでいるようです。

アレルゲンがない

米や麦とは違いキヌアはアレルゲンを持っていないので、穀物アレルギーの人でも安心して食べられる穀物として注目されています。とんぶりも同種のため、アレルギーの方には嬉しいですよね！しかし体質などもあるため、アレルギーが心配な方は、一度主治医へ相談をして摂取することをおススメします。

まとめ

いかがだったでしょうか。キヌアは聞いたことがある方も多いと思いますが、日本にも「とんぶり」というスーパーフードがあったんですね！しかも触感がとてもよく、クセのない淡泊な味とのこと。キヌアの独特な味が苦手な方には代替品としてもおススメです。様々な料理にもとても合います。普段の食事にトッピングしてみるのも良いですね。とんぶりを上手く取り入れて健康的な毎日を過ごしましょう！

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