みなさんはタイという国名を聞いてどんなことを思い浮かべるでしょうか。テコンドーや仏教などの様々な文化を有していることで知られるタイですが、タイが世界に誇る食文化としてトムヤムクンを挙げる人も多いのではないでしょうか。
- トムヤムクンは好みが分かれる食べ物
- トムヤムクンの独特な臭いの正体
- 日本で買えるトムヤムクンヌードルの特徴
今回は、こちらについて詳しく解説していきます。
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目次
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トムヤムクンはまずい?美味しい?
トムヤムクンとはどんな料理なのか、実際に説明すると言葉に詰まってしまう人もいると思います。
トムヤムクンとは、辛味と酸味に加えて独特な香りを併せ持ったタイを代表する料理です。
トム:煮る
ヤム:混ぜる
クン:エビ
をそれぞれ意味しており、日本語で表現すると「海老入りの煮込みスープ」といった言葉が合うでしょう。たっぷりの香辛料を使用したトムヤムクンは、発汗作用を高める役割があり、夏バテの防止や冬の寒さ対策など一年を通じて楽しむことが出来る料理です。
美味しい?
トムヤムクンには、日本であまり使うことの無いハーブやレモングラスを使用することが多いため、酸味や香りに特徴があります。世界3大スープと呼ばれることもあるトムヤムクンは、一度食べてしまうと病みつきになってしまう人も多く存在します。
まずい?
その一方で、独特の香りが苦手でトムヤムクンを食べるのを避ける人がいるのも事実です。味が好みと合わずにまずいと感じる人や、食べるのを避ける人・食べず嫌いの人も一定数存在します。
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トムヤムクンの臭いの原因は
トムヤムクンの特徴の一つとも言える臭いの原因は、使用されている食材にあります。ここでは、トムヤムクンに使用されることの多い食材について解説します。
トムヤムクンに含まれる食材
レモングラス
レモンの香りより少し甘い香りのするハーブで、お茶や料理の香り付けに使用することの多い食材です。トムヤムクンに酸味を与えるために使用されます。
パクチー
香味野菜の一つで、最も好みが分かれる食材と言えるでしょう。強力かつ独特な臭いを持つパクチーは、
- 中国
- タイ
- ベトナム
- 中東
- メキシコ
などスパイスを効かせた料理が盛んな東南アジアでは日常的に使用されています。
バイマックルー
東南アジア料理に欠かせないハーブとして知られているのがバイマックルー。日本では馴染みがありませんが、実はみかんの葉っぱでもあります。爽やかで強い香りを持つためトムヤムクンに使用されることも多い食材の一つです。
ニョクマム
日本で言うところの魚醤であるニョクマム、別名ナムプラーとも呼ばれています。カタクチイワシを漬け込んで作るニョクマムもまた、トムヤムクンを作る上で欠かせない調味料と言えるでしょう。
ココナッツミルク
東南アジアでは日常的に使用される食材の一つで、缶入りのものや冷凍されたものが多く販売されています。タイの現地では、多くの家庭でココナッツを栽培しているそうです。トムヤムクンに加えることで甘味を加え全体の味をまとめ上げる役目を持ちます。
タイと日本では違う?
タイと日本では、食文化が大きく異なります。特に日本では、香りの強い食材を人前で食べることに抵抗を感じる人が多いです。そのため、同じ香辛料という区分であっても、わさびや生姜などを使用機会が多くなっているという特徴があります。
また、タイでは、強い臭いを持つ香辛料を生かした調理方法を取りますが、日本では食材の持つ臭みを取るために香辛料を使用することが多くなっています。このように香辛料を使用する目的も国ごとに異なっているということがわかります。
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日本で売られているトムヤムクンヌードルの評判
トムヤムクンと麺を合わせた「トムヤムクンヌードル」が人気です。本場タイの味を表現するだけでなく、日本人の好みに合わせて香辛料などを調整しているのも特徴的。ここでは、日本でも手軽に購入できるトムヤムクンヌードルについて、解説します。
カルディ
とにかく酸味の強さが特徴的なのが、カルディから販売されているトムヤムクンヌードル。クリーミーでありながらハーブやスパイスがしっかり効いています。
カップヌードル
日清食品から発売されているトムヤムクンヌードルは、本場タイのものと比べると酸味が控えめになっています。
トップバリュ
3種類の中で最も辛味が少なく、甘味さえ感じられると評判なのがトップバリュから販売されているトムヤムクンヌードルです。初めてトムヤムクンに触れる人にオススメの入門編とも言えるでしょう。
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まとめ
この記事をまとめると
- トムヤムクンはタイを代表する料理で豊富な香辛料とハーブが決めて
- トムヤムクンの独特な臭いの強さの原因は、様々なパクチーやナムプラーを始めとした日本で馴染みの無い食材
- 日本で購入出来るトムヤムクンヌードルは、それぞれ特徴がはっきりと分かれている
いかがだったでしょうか。
強い臭いから、食べず嫌いな人も多く存在するトムヤムクン。臆せずに一度口に入れてみると違った世界が広がることもありますよ。今までトムヤムクンを食べたことのない人も、まずはトムヤムクンヌードルから試してみるのもいいかもしれませんね。
この記事が皆さんの参考になれば幸いです。
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