アマニ油の賞味期限切れは酸化する?見分け方･効果｜夏も常温OK?

太りにくい油や健康に良い油と言われる『亜麻仁油(アマニ油)』は、開封した時から酸化が始まっています。賞味期限が切れたものは、どの程度酸化してしまっているのでしょうか？今回は、

これらのテーマについて紹介いたします。

スポンサードリンク

アマニ油はどんなオイル？

亜麻仁油は、「アマ」という一年草の種子を原料とした油です。この種子が「アマニ」と呼ばれています。「ヌメゴマ油」や種子が赤茶色であることから「アカゴマ油」とも呼ばれて、健康効果を期待できるとして注目されています。

スポンサードリンク

どんな味？まずい？美味しい？

亜麻仁油の味ですが、苦いが強く少々クセがあります。そのため、人によっては「まずい」と感じることがあるようです。食べ方によってはクセを感じにくいので、何に使うか工夫することで気にせず食べることもできます。

食べ方

亜麻仁油の食べ方には様々なバリエーションがあります。

このように、食材にプラス＋してかけて食べるのが一般的な食べ方なのですが、それには亜麻仁油が加熱に向いていない性質が関係しています。

加熱は可能？

亜麻仁油は酸化しやすく、加熱すると酸化して効果が薄れてしまうため、サラダにかけたり味噌汁に入れるなど「そのまま」食べる方法が推奨されています。亜麻仁油は特に酸化スピードが速く、味や風味・栄養までもが劣化してしまいます。

効果

亜麻仁油に含まれる不飽和脂肪酸の一つオレイン酸は酸化されにくいので、発がんの元とされる過酸化脂質を体内で作りにくいという特徴があります。

スポンサードリンク

亜麻仁油の賞味期限はどれくらい？

未開封

亜麻仁油が未開封の場合、賞味期限は約2年ほどあります。未開封であれば空気に触れて酸化することがないので、長期保存が可能なのでストックしておくこともできます。

開封後

亜麻仁油を開封した後は、1〜3ヶ月が賞味期限の目安となっています。腐ることはあまりありませんが、酸化速度が速いので効果や栄養を十分に得るには1ヶ月以内に消費しましょう。

賞味期限切れのアマニ油は酸化する？見分け方

亜麻仁油は、 賞味期限に関わらず開封した時から酸化が始まります 。色や香りなどに変化が見られるので、よく見分けてください。

アマニ油は黄色っぽい色をしていますが、酸化することで 元の色から徐々に変色 することがあります。

また、 香りや味が徐々に落ちて風味が悪く なっていきます。腐るわけではないので食べることはできますが、 品質的には悪くなっている ので、開封したらできるだけ早いうちに消費しましょう。

酸化するまでの期間

亜麻仁油は開封後6ヶ月程度日持ちしますが、酸化は開封時から始まっています。できるだけ酸化していない状態で食べるには、開封後2週間以内にに消費した方が良いでしょう。

酸化する温度

オイル類は常温保存が基本ですが、主成分のリノール酸が酸化しやすいのは50度以上と言われています。室温でそれほど高温になることはありませんが、できるだけ涼しい場所で保存しましょう。

スポンサードリンク

亜麻仁油は夏でも常温保存でいい？

亜麻仁油は常温保存OKですが、”夏場はどうなの？”と疑問に思う方もいるのではないでしょうか？夏でも冷蔵庫に入れる必要はありませんが、直射日光が当たらない冷暗所で保存してください。亜麻仁油は、光が当たることによっても酸化してしまいます。

賞味期限切れ･使い切れないアマニ油の使い道

“開封したけれど亜麻仁油が使い切れない…！” そんな時は、キャンドルや石鹸にアレンジして再利用する方法があります。亜麻仁油以外のオイル類でもアレンジ可能なので、ハンドメイド好きの方は朝鮮してみてください。

スポンサードリンク

まとめ

亜麻仁油はオイル類の中でも特に酸化スピードが速いので、開封後はできるだけ早く消費しましょう！

スポンサードリンク