「トマト」はリコピンやビタミンCなど体に良い栄養素が詰まった野菜ですが、「寝る前にトマトを食べると太る?」という疑問にお答えするのが今回の記事です。
ダイエット中や糖質制限中には食べる時間帯も気になりますが、ヘルシーそうなトマトの場合はどうなのでしょうか?それでは、
- トマトのカロリーと栄養素
- 寝しなにトマトを食べても大丈夫?
- トマトダイエットの口コミ・効果
- トマトの1日の摂取目安量
について紹介いたします。
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目次
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トマトのカロリーと栄養素は何がある?
まずは、「トマトのカロリー・栄養素・効果効能」の3つを見ていきたいと思います。トマトにはどのような栄養があり、どんな効果を期待できるのでしょうか?
トマトのカロリーと糖質量
トマト1個とトマト100gの糖質量・カロリーはそれぞれコチラです。
- トマト1個…糖質3.9g / 26.5kcal
- トマト100g…糖質2.6g / 17.7kcal
トマト1個は150gとしたものです。100gの数値とあわせて見てみると、トマトに含まれる糖質量・カロリーは高くないことがわかります。トマトの約94%は水分でできているので、このように低い数値となります。
ちなみに、糖質量の1日の目安はコチラです。目安量とトマトの数値を比較してみても、トマトに含まれる糖質量が少ないことがわかります。
- 女性……270g
- 男性……330g
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栄養素
トマトには、トマトの成分として有名なリコピンやビタミンC・カリウム・食物繊維が含まれています。
- リコピン:リコピンは、トマトやスイカに含まれている赤色の色素です。強力な抗酸化力で美肌効果があるだけではなくて、主に悪玉コレステロールの数値を下げる作用があります。また、アンチエイジング効果やがん予防も期待されているビタミンです。
- ビタミンC:ビタミンCは、抗酸化効果が高く活性酸素を除去し、過酸化脂質の生成を押さえや動脈硬化含む血管疾患、免疫力を上げるため風邪の予防効果があります。コラーゲンの生成やメラニン生成を抑えるため美肌効果が高いのも大きな特徴です。また、脳を落ち着かせる働きの脳内物質の生成や、ホルモン合成にも関わっています。
- カリウム:カリウムは、細胞の水分量及び、体内の水分の排出に関わるミネラルで、細胞の中に主に存在しています。ナトリウムとセットで、体内の水分量を調整し、体内にある過剰な水分の排出を促進させます。むくみや冷え性と言った不調の改善効果があります。
- 食物繊維:食物繊維は、植物の細胞壁を構成する、人間の消化酵素では消化できない成分とされています。食物繊維は、植物しか作り出すことしか出来ず、水に溶けるか溶けないかで種類が分かれます。人間の腸内環境を整える免疫力改善等の働きがあります。
健康効果と美容効果
トマトに含まれるカリウムは利尿作用によってむくみ予防を、リコピンやビタミンCは強い抗酸化作用によって美肌効果・美白効果などが期待できます。
- 風邪予防
- 免疫力アップ
- 美肌・美白効果
- 冷え性改善
- むくみ改善
- 生活縦貫病予防
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寝しなにトマトを食べても大丈夫?
トマトを食べる時間は、朝・夜どちらのタイミングが効果的なのでしょうか?寝しなに食べても良いのでしょうか?効率良く栄養を摂ることのできるオススメの時間帯はコチラです。
おすすめは朝トマト
トマトを朝食べると、リコピンを効率良く吸収でき、血糖値が下がりやすいことがわかっています。寝しなに食べても問題はありませんが、効率良く摂るなら朝がオススメです。
朝トマトを食べると1日の血糖値が上がりにくい!
トマトダイエットの口コミ・効果
続いてトマトダイエットの口コミ・効果です。上記でもいくつかご紹介していますが、その中でも生活習慣病の予防に繋がる健康効果を3つ見てみましょう。これらの3つは肥満予防にもなるので、ダイエットにも効果的と言えます◎
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血液サラサラ
トマトに含まれるリコピンには、血液をサラサラにする効果があります。血液がドロドロだと代謝が悪くなるため、ダイエットの大敵です。
血圧を下げる
トマトジュースに含まれるカリウムには、利尿作用がありむくみ改善や老廃物のデトックスといった効果もありますが、 血圧を下げる働き もあります。
コレステロール値を下げる
リコピンには、 体内の善玉コレステロール(HDL)を増やし、悪玉コレステロール(LDL)を抑制する働き もあります。
悪玉コレステロールが増えると血管の中に血栓ができ、血流を詰まらせて脳卒中や心筋梗塞など大きな病気の原因となります。
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トマトの食べ過ぎは体への影響も
生活習慣病予防は美容効果もあるトマトですが、体に良いからといって何杯も飲みすぎると体にトラブルが起こる可能性もあります!
- 下痢
- 腹痛
- 消化不良
- 肌が黄色くなる
トマトに含まれている食物繊維は、適量であれば腸内環境を整えて便秘解消や予防効果がありますが、 摂取しすぎると下痢やお腹がゆるくなる といった症状が出る可能性があります。
また、リコピンによって肌が黄色くなることも。みかんやオレンジなどを食べても肌が黄色くなると言われますが、トマトの場合も影響があります。
気をつけるべき食べ合わせ
- かぼちゃ:かぼちゃはビタミンCとの相性が悪いと言われており、トマトに含まれるビタミンCを破壊すると言われています。またカボチャは食物繊維も豊富なため、内臓を冷やすトマトと一緒に食べることで消化不良を引き起こすことも考えられます。
- きゅうり:きゅうりには「アスコルビナーゼ」と呼ばれる酵素が含まれており、この酵素がビタミンCを酸化させてしまうのです。そのため栄養素を効率的に吸収するという観点から、あまりおススメできない食材と言われています。
- メロン:メロンは単独で食べた方がよいフルーツと呼ばれており、他の食材と一緒に食べることで消化が遅くなると言われています。消化に時間がかかると胃腸にガスがたまってしまい、体に負担をかけることになります。
- さつまいも:さつまいもには食物繊維が多く含まれているため、消化に時間がかかる食材とも言われています。体を冷やす効果を持っているトマトと一緒に食べることで、消化不良を引き起こす可能性が考えられます。
- コーヒー:鉄分はビタミンCの吸収率を高めてくれると言われていますが、コーヒーの作用がこの働きを弱める可能性があると言われています。貧血が余計に悪化する可能性もあるため注意が必要です。
- 天ぷら:天ぷらなどの揚げ物は基本的に消化に時間がかかり、胃腸の負担も高くなります。胃腸を冷やす効果があるトマトは相性が悪いと言えるでしょう。
詳しくはこの記事をチェック!
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1日のトマトの摂取量目安
トマトには生活縦貫病予防やダイエット効果・美容効果があることがわかりました。最後は「1日の適切な摂取量の目安」を見てみましょう。生トマト・トマトジュースそれぞれの目安コチラです。
生トマトの場合
一般的なサイズの生トマトであれば1日1個、ミニトマトは1日10粒が目安 です。生のまま食べるのがビタミンCなど栄養素を壊すことなく摂ることができる方法なので、そのままがオススメです◎トマトジュースの場合
トマトジュースは飲みすぎるとお腹が緩くなったり、太ってしまう可能性もなくはないので、1日1杯を目安として飲むようにしましょう。
健康のために飲みたいけれど、毎日飲むのは飽きてしまう…!という方は、トマトジュースを使ったアレンジドリンクもオススメなので試してみてください。
- トマトジュース×甘酒=甘くてまろやか!
- トマトジュース×牛乳=マイルドで優しい!
- トマトジュース×お酢=クエン酸で血液サラサラ!
- トマトジュース×レモン=ビタミンCたっぷり!
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まとめ
「トマトを寝しなに食べると太る?」という疑問に沿ってご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
この記事をまとめると
- トマトは低カロリー・低糖質なので食べ過ぎて太ることはあまりない
- トマトを食べるには朝がオススメ→血糖値が上がるのを防ぐ
- トマトを食べ過ぎると下痢・腹痛・肌が黄色くなることも
何事も適量が大切ですので、1日1個や1日1杯などの目安に沿って健康的にトマトを摂取してみてくださいね♩
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