豆腐って栄養がないの?実は健康に悪いって本当?一日の適量は?

日本でメジャーな食べ物の一つに「豆腐」があります。あっさりしていて癖のない食材なので、様々な料理に使いやすく、毎日のように食べている人も多いのではないでしょうか?そんな豆腐ですが、巷では「栄養がない」と言われることも少なくありません。

今回は、日本の国民食「豆腐」について以下のようなことを解説していきます。

  • 豆腐には栄養がないって本当なのか?
  • 豆腐が体に悪いという噂は本当なのか?
  • 豆腐はどうやって食べるのが正しい食べ方なのか?

こんな内容になっています。記事をしっかりと読み込んで、豆腐の栄養について、徹底的に理解をしてしまいましょう。正しい豆腐の食べ方も解説しています。

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豆腐って栄養がない?

まず、「豆腐って栄養はないよね」という噂も耳にします。本当に豆腐には栄養がないのでしょうか?

豆腐の栄養

結論から書いておくと、「豆腐には栄養が豊富だ」ということです。豆腐に含まれる主な栄養をまとめてみました。

  • 植物性たんぱく質
  • マグネシウム
  • ビタミンB1
  • カリウム
  • 鉄分

豆腐の原材料はご存知の通り「大豆」です。そのため、大豆に含まれる豊富なたんぱく質は、豆腐にも同じように含まれています。また、絹ごし豆腐では「カリウムやビタミンB1」を一緒に摂取しやすいです。木綿豆腐では、マグネシウムや鉄分を一緒に摂取しやすくなっています。

こんな感じで、豆腐には豊富な栄養が含まれています。適度に食べ続けることで、良質なたんぱく質を摂取することが出来るでしょう。

カロリー・糖質

豆腐に含まれる、カロリーや糖質は以下の通りです。木綿豆腐と絹ごし豆腐で分けてご紹介しておきます。まずは木綿豆腐から。

 カロリー 73kcal
 糖質 0.4g

こちらが、木綿豆腐100gあたりのカロリーや糖質です。ご飯1杯が230kcal程度なので、かなりカロリーは低いと言っていいでしょう。一方で、絹ごし豆腐のカロリーや糖質を見ていきます。

 カロリー 56kcal
 糖質 1.7g

こんな感じで、絹ごし豆腐の方がカロリーは更に少ないです。ただ、絹ごし豆腐はお水を一緒に凝固させている分、糖質が若干多くなっています。とはいえ、ご飯を食べることを考えたら、間違いなく豆腐をうまく食事に活用したほうがヘルシーです。

ダイエットを成功させたい方には、豆腐はかなりおすすめの食材なのです。

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豆腐って健康に悪い?

豆腐を食べると、体に悪いという噂も耳にします。本当に豆腐を食べると体に悪いのでしょうか?どうしてそういわれるのか?を調べてみました。

肥満の原因にもなる

豆腐は「肥満の原因になる」とされています。カロリーが少ない豆腐が、どうして肥満の原因になってしまうのでしょうか?いくつかの理由を挙げておきます。

  • 豆腐には多少カロリーや糖質、脂質が含まれているので、食べ過ぎて太る
  • 豆腐だけを大量に食べてしまい、水分の摂りすぎで体がむくむ
  • 冷たい豆腐ばかりを食べてしまい、体温が低下して基礎代謝が落ちてしまう
  • 醤油やドレッシングを多くかけすぎてしまい、塩分や糖質を多く摂取してしまう
  • 豆腐ばかりに偏ってしまい、間食が多くなってしまう

このように、「過度に豆腐ばかりを食べると」確かに体に悪いこともあります。こんな症状が出ないようにするためには、ただ一つ「豆腐だけではなく、バランスのいい食生活を心がける」のが重要です。

なるべく栄養価の高い色々な物をバランスよく食べ、その中で豆腐を食べる量を少しだけ増やしてみましょう。

糖尿病の人は食べていい?

豆腐は糖尿病の人が食べても大丈夫です。豆腐は大豆から作られていますが、この大豆に含まれる「イソフラボン」がコレステロールの値を改善してくれるため、急激な血糖値の上昇を防いでくれます。なので、糖尿病の人は、豆腐を積極的に食べるべきです。

ただ、大量に食べ過ぎてしまうと、前述したような逆効果になってしまうので、適量を守って食べましょう。

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豆腐の正しい食べ方は?

豆腐はどのように食べ続けるのが正しいのでしょうか?豆腐の正しい食べ方をご紹介していきます。

一日の適量

まず、豆腐の1日の適量ですが「1/3丁程度」と覚えておきましょう。できればこれ以下の量に抑えて食べた方が、カロリーの過剰摂取も防げますし、体を冷やしてしまう悪影響も防げます。

毎日何丁も豆腐を食べてしまうと、ご飯を食べるようにカロリーを摂取し続けてしまい、ダイエットが失敗してしまうので、注意しましょう。

食べ過ぎるとどうなる?

豆腐を食べ過ぎてしまうと、以下のようなことが起こります。

  • カロリーの摂りすぎになる
  • 冷たい豆腐の食べ過ぎで体温が下がって代謝が悪くなる
  • イソフラボンの摂りすぎで、女性は体に悪影響が出ることもある

こんな悪影響が起こる可能性があるのです。毎日豆腐を大量に食べ過ぎで、偏食になってしまう事だけは気を付けましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?今回は「豆腐を食べると本当に健康に悪いのか?」ということを詳しく解説してきました。最後に記事内容をざっくりと振り返ってみましょう。

この記事をまとめると

  • 豆腐は体にいいので、適量を守って毎日食べるのはおすすめ
  • 豆腐を食べ過ぎると太ることもある
  • 豆腐は1/3丁を目安に、他の食材と一緒にバランスよく食べるのが重要

こんな内容になっていました。あなたも豆腐を使っていい効果を得たいのであれば、バランスを考えて豆腐を食べ続けられることをおすすめします。

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