揚げたての天ぷらは美味しいですが、揚げ物は身体に悪いイメージがあるのではないでしょうか。
冷めた揚げ物の場合、特に体に悪そうだと感じる方は多いようです。
どうして揚げ物は身体に悪いと言われているのでしょうか?そこで今回は、
- 天ぷらなどの揚げ物が体に悪いと言われる理由
- 油を酸化させないためのポイント
- 酸化した油の見分け方
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目次
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天ぷらなどの揚げ物が体に悪いと言われる理由
天ぷらなどの揚げ物は、揚げ物ならではの美味しさを楽しめる一方で、身体に悪いというイメージもありますよね。
では、なぜ体に悪いと言われているのでしょうか。
今回はその理由についてご紹介いたします。
油が酸化する
フライや天ぷらをしたときに、サクッと仕上がらずなんだか油っこく感じたり、油の嫌な匂いが残ってしまったという経験はありませんか?
これは、油が酸化していることが原因だと考えられます。
このように油が酸化することは、料理の味に影響を及ぼしてしまいます。
ただ重要なのは、健康面ですよね。
酸化した油はどうして健康被害があるの?
酸化した油からは、過酸化脂質という物質が生成されます。
この過酸化脂質、実は人体にとっては非常に有害な物質なのです。
また、DNAを損傷したり、発がん性があるなど、さまざまな悪影響があると言われているのです。
酸化した油を摂取するとどうなる?
酸化した食品を食べると、フリーラジカルという成分を作り出します。
このフリーラジカルは、遺伝子を破壊したり発がん性があるなど、さまざまな健康被害を引き起こすと言われているのです。
体内の細菌やウイルスなどを退治してくれる存在でもあるのです。
冷めた揚げ物は危険?
このように、酸化した油は身体に悪影響を及ぼしてしまいます。
酸化した油には注意が必要ですね!
ですので、冷めた揚げ物は特に注意が必要なのです!
冷めた揚げ物の温め方で更に酸化させてしまう
冷めた揚げ物を温め直すとき、どのようにして温めていますか?
おそらく電子レンジを使う方が多いのではないでしょうか?
実は、この電子レンジを使って温めるということも、油を酸化させる理由の1つなのです。
冷めてしまった揚げ物を電子レンジで温めるのは控えた方がいいかもしれませんね!
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油を酸化させないためのポイント
酸化した油が危険だということはお伝えしましたが、では酸化させないためにはどうしたらいいのでしょうか?
油を酸化させないためのポイントについて、いくつかご紹介いたしますのでぜひ試してみてくださいね!
一度使った油をそのままにしない
油が酸化する一番の原因は、空気に触れることです。
空気に触れることで油は酸化してしまうので、一度使った油をそのまま置いておくとどんどん油が酸化してしまいます。
その場合は、鍋にそのまま置いておくのではなく、残りカスなどを取り除き保存容器で保存することをおすすめします!
コンロの側など熱が伝わりやすい場所に保管しない
油が酸化してしまう原因の1つとしてあげられるのは、熱による酸化です。
熱が伝わりやすいところに置いておくと、酸化の原因に繋がってしまうので避けた方がいいでしょう。
光が当たらないところに保管する
油が酸化してしまう原因は、光による場合もあります。
光が当たりやすい場所に保管しておくと、油が酸化してしまいます。
なるべく光が当たらない場所に保管しておくといいでしょう。
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酸化した油の見分け方
油を酸化させないようにすることが大切だとはお分かりいただけたと思いますが、酸化してしまった油はどのように見分ければいいのでしょうか。
酸化した油の見分け方は、下記の通りです。
- 色が濃くなる(茶色っぽい、黒っぽい)
- 油の嫌な匂いがしてくる
- 泡が出る
- 粘り気が出てくる
このような状態になってしまうと酸化している可能性が高いので、新しいものに変えた方がいいかもしれませんね!
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まとめ
いかがでしたでしょうか。
「揚げ物が体に悪いと言われている理由」や「油を酸化させないためのポイント」などについてご紹介いたしました。
この記事をまとめると
- 酸化した油を摂取すると健康被害がある
- ひどいときは食中毒のような症状が出ることも!
- 酸化させないためのポイントは、「空気・熱・光」を避けること!
揚げ物はサクッと揚がると美味しいですよね。
美味しく健康被害が出ないように楽しむためにも、ぜひ参考にしてみてくださいね!
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