おしゃれで簡単!七夕飾りの折り紙15種類まとめ|手作り製作で楽しむ

7月7日は「七夕の日」であることを覚えていますか?昔からある年に1度の季節行事です。子ども時代には楽しみにしていたイベントかもしれませんが、大人になっても「七夕祭り」などがあるように十分楽しむことができますよ。

私は以前宮城県仙台市の七夕祭りに行き、これほどにまで七夕が大きなイベントになるのかと驚きました。子どもの行事であったイメージから、老若男女が堪能できる行事へとイメージ転換されたのです。

今回は、七夕の飾りについて着目したいと思います。折り紙で作る15種類の手作り飾りをご紹介いたします

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七夕とは?意味・由来を解説

七夕とは7月7日のことですが、この日の夕方という意味を持っています。七夕行事の由来は、中国から織姫と彦星のストーリーが、奈良時代に日本に広まったことが起源です。

このストーリーと手芸や芸能の上達を祈願する中国の行事「乞巧奠(きっこうでん)」というものが合わさって、日本固有の行事となりました。

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何故、七夕というの?

日本の旧暦の7月には、織り布を先祖にささげたり、税として納める風習がありました。この旧暦の7月はお盆や稲・麦の開花期にあたります。

そこでお盆に供えるものとして乙女たちが布を織っていたと言われています。水の上に棚を作って織っていたことから「棚機(たなばた)」と呼び、織る乙女たちを「棚機つ女(たなばたつめ)」と呼んでいました。

やがてこの行事が乞巧奠と混じり合い現在のような形に変化し、7月7日の夕方を表し七夕(たなばた)と呼んでいたものが棚機にちなんで「七夕(たなばた)」という読み方に変わっていったと言われています。

織姫と彦星さん(七夕伝説のお話)

七夕と言えば織姫と彦星のストーリーです。子ども時代には馴染みのあった話かと思いますが、ここで改めてご紹介します。

機織りが上手な神様の娘「織姫」と働き者の牛飼いである「彦星」は、結婚して仲良く過ごしていました。しかしあまりにも毎日が楽しく、仕事をせずに遊んでばかりいると神様は怒りました。

そんなに遊んでばっかりならば引き離す!そうして神様によって天の川を挟んで2人は引き離されてしまい、離れ離れになり心底悲しむ2人を見かねた神様は、年に1度だけ2人合わせることにしました。この許された2人が会える日が7月7日、というストーリーです。

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七夕の歌もあるよ

七夕には歌もあります。子どもの頃歌った記憶はありませんか?

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七夕で短冊に願い事をする

 

始まりは江戸時代から

七夕には、短冊に願い事を書いて笹の葉に吊るします。これは江戸時代から続いている文化なのです。竹は古くから厄除けの力を持つ植物とされており、この力によって願い事も叶うと信じられていました。その文化が生まれたのが江戸時代だったのです。

五色の短冊にはどんな意味がある?

短冊には黒(紫)・赤・白・黄・青(緑)の5色が使われています。実は色ごとに叶う願い事の種類が分かれているのです。

  1. 黒(紫):学業に対する願い「いい成績が取れますように」
  2. :先祖に対する感謝「元気でいてくれますように」
  3. 白:規則を守る達成の願い「寝坊しませんように」
  4. :人間関係に関する願い「友達が沢山できますように」
  5. 青(緑):成長に関する願い「〜できるよになりますように」 

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【簡単】手作りでおしゃれ!折り紙で作る七夕飾りまとめ15種類

では本題です。簡単にできる折り紙の七夕飾りについて15種類をご紹介します。

写真で七夕飾り製作をまとめてチェック

吹き流し くす玉 星(流れ星)
短冊 ちょうちん 天の川
スイカ ハート
網(あみ) 輪っか 織姫&彦星
貝(貝殻) 野菜/魚

七夕の折り紙飾りには、このようなものがあります。これまでに作ったことのあるものはありましたか?それぞれ難易度や使う紙の枚数も異なるので、好みの飾りを作ってみてください。

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作るのに困ったらダイソーなど100均で!

こんなに華やかな折り紙、作れそうにない!そんな時は100均を活用しましょう。

短冊の形にカットされたカラフルな紙や、テーブルサイズの可愛い笹も売っています。

七夕の季節になったら100均をチェックしましょう。自分で作るのが苦手な方にもぴったりな便利アイテムが揃っています。

何故七夕にそうめんを食べるの?


引用:キューピー

七夕には天の川へや機織りの糸に見立てたそうめんを食べるようになったのですが、このそうめんを食べると「おこり」という熱病にならないと伝えられていました。

この七夕にそうめんを食べる文化は、意外にも1,000年以上も前からある風習です。現在では、写真のように可愛く飾った七夕そうめんを作る方がたくさんいます。お子様も喜ぶメニューですね。

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日本の七夕祭りイベント(関東3大七夕まつり)

日本で開かれる七夕の関東3大祭りについてご紹介します。年に1度の季節イベントなので是非足を運んでみてください。

湘南ひらつか七夕まつり

湘南ひらつか七夕まつりは、神奈川県平塚市で毎年7月の第一金曜日から3日間行われれる七夕祭りです。

戦後商業振興策として始められたもので、活発な商業力に裏づけられた日本一といわれる七夕飾りの豪華さに特色があります。中心街には500本の飾りが並び、豪華絢爛に装飾される「湘南スターモール」が見ものです。

茂原七夕まつり

茂原七夕祭りは、千葉県茂原氏で毎年7月下旬に行われています。80万人が訪れる千葉県の夏の一大イベントで、活気溢れる阿波踊りや豪華な装飾で待ちを盛り上げています。

歌やダンスの台ものがあったり、手作りの七夕装飾品の出来を競うコンクールもあります。コンクールでは、デザイン・アイディア・着想など様々な項目によって順位が付けられるので、毎年参加者の方々は意気込んで作っています。

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狭山入間川七夕まつり

狭山入間川七夕まつりは、埼玉県狭山市で毎年8月の第一土曜日・日曜日に開催されます。商店街を中心に約1.5kmの沿道に街の方々が出品した約130本の七夕飾りで埋め尽くされます。

2日間にわたり開催される狭山入間川七夕まつりですが、初日の夜には花火が上がるのが恒例となっています。日中も夜もそれぞれ楽しむことのできるお祭りです。

まとめ

七夕の折り紙飾りや、文化の由来、イベントについてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?子どもの頃は楽しんでいたけれど、大人になって気にしなくなった行事である方もいるかもしれません。

大人にとっても大きな季節行事ですので、七夕を存分に楽しんでみませんか?お子様がいる方は是非折り紙にもチャレンジして、自分だけの七夕飾りを作ってみてくださいね。

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