玉ねぎは煮ても焼いても食べられるので、安いときにまとめて購入しストックできると便利ですよね。家庭でも常備されていることが多いと思います。玉ねぎは常温保存が適しているのでしょうか。それとも冷蔵?冷凍?また、玉ねぎはネットに入れたままの保存がいいのでしょうか。そこで今回は、
- 玉ねぎの保存に新聞紙を使う理由って?
- 新聞紙の代用品は?
- 玉ねぎを冷蔵・冷凍で保存する場合は?
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目次
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玉ねぎの保存に新聞紙を使う理由
玉ねぎは湿気に弱い野菜です。玉ねぎの最適湿度は65~70%とほかの野菜に比べて低く、収穫後は保存期間を延ばすために乾燥させてから出荷しています。この乾燥した状態を家庭でもキープすることが保存のポイントとなります。
常温保存が適している為
玉ねぎは、湿度に弱く温度が低い環境を好む野菜なので、風通しがよく日の当たらない場所での常温保存が適しています。最適の環境下で置いておけば、長期間保存できます。新聞紙には湿気を吸い取る効果があるため、玉ねぎを湿気から守ることができます。
湿気・日光を防ぐ為
玉ねぎをスーパーなどで購入する時は乾燥していますが、この乾燥を早めようと日の当たるような高温の場所で保存してしまうと、カビが発生して腐敗を進めてしまいます。また、明るい場所に置くと成長が促進され味や風味が落ちてしまいます。高温多湿を避けた、日の当たらない涼しい場所で保管することが玉ねぎに合った保存方法になります。
つまり、湿気を吸い取り日光を遮ることもできる新聞紙で包むことが最適な保存方法ということになりますね。
冷蔵の方がいい玉ねぎもある
通常の玉ねぎは常温保存が適していますが、常温保存が好ましくない場合もあります。新たまねぎは水分が多いので常温で保存するとすぐに皮がヌルヌルしてきます。湿気対策のため新聞紙で包み、ビニール袋に入れて冷蔵庫で保存しましょう。
また、玉ねぎは0~5度くらいの温度が保存に適しているため、気温の高い夏場は冷蔵庫で保存しましょう。
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新聞紙の代用品
新聞紙がない場合、代用できるものはあるのでしょうか。
キッチンペーパー
新聞紙がない場合は、キッチンペーパーで代用してもOKです。キッチンペーパーなら湿度を適度に保ち、通気性があるので問題ありません。
ネット
玉ねぎは高温多湿に弱い野菜ですので、基本的には冷蔵庫に入れるよりも、ネットに入れて風通しが良く、日の当たらない常温の場所に吊るして保存するのが望ましいです。ネットがなければストッキングでもOKです。
玉ねぎを吊るす場所がない場合は、箱やビニール袋などの通気性が悪いものは避けて、大きめのザルのような通気性の良いものに重ねずに並べます。その時点で傷んでいる玉ねぎがあれば除いて調理しましょう。
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玉ねぎを冷蔵・冷凍で保存する場合
冷蔵保存の場合
玉ねぎはもともと冬野菜のため、適温は0〜5℃と低いです。冷蔵庫の中の温度は問題ありませんが、玉ねぎは50〜70%くらいの湿度を好み、乾燥している庫内にそのまま置いておくとしなびてしまいます。新聞紙に包むなど湿度を一定に保つ対策をしておけば、冷蔵室での保存で1ヶ月くらい日持ちします。
玉ねぎを冷蔵庫で保存する際は、冷気に直接当てないように1つ1つ新聞紙で包み、まとめてビニール袋へ入れましょう。野菜室の湿度は90%前後と湿度が高め。新聞紙には湿気を吸い取る効果があるため、玉ねぎを湿気から守ることができます。
冷凍保存の場合
みじん切りや薄切りなど細かくカットした玉ねぎは冷蔵だと3~4日ほどしか日持ちしませんが、冷凍だと1ヶ月くらい日持ちします。炒めたりレンジで温めたものも、同じように冷凍保存できます。
冷凍すれば辛味が抜けて甘みがギュッとつまり、よりおいしく食べられるメリットがあり、料理の時短にもなります。
調理後の玉ねぎの保存
玉ねぎを軽くソテーしたものや、飴色に炒めたものでも冷凍できます。冷凍保存することで火の通りが早くなり、スムーズに調理することができます。
冷凍するときは保存袋へ入れてなるべく平たくして保存しましょう。厚みのある塊で冷凍してしまうと解凍までに時間がかかります。平らにした保存袋へ筋をつけておくと、使う分だけ折って解凍できるので便利です。
まとめ
今回は万能野菜の玉ねぎについてお伝えしましたが、いかがでしたか?
この記事をまとめると
- 玉ねぎの保存には、湿気を吸い取り日光を遮ることもできる新聞紙が最適
- 新聞紙の代用はキッチンペーパーやネットがおすすめ
- 玉ねぎを冷蔵・冷凍で保存する場合は食べやすい大きさに切り保存袋へ。時短料理にも
生のシャキシャキ感でも、煮込んで甘くもなる玉ねぎは料理で大活躍の野菜です。保存方法を工夫して便利に使いこなせるといいですね◎
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