タコの酢の物の日持ち・賞味期限は?保存方法は?作り置き方法は?

箸休めとして美味しく食べられるタコの酢の物。揚げ物やしっかりした味付けの料理に添えられていると口の中がさっぱりしますよね。そんなタコの酢の物ですが、作り過ぎて余った時はどのように保存したらいいのかご存じですか?また、作り置きはできるのでしょうか?この記事では、

  • タコの酢の物の特徴
  • タコの酢の物の日持ち・賞味期限
  • 作り置き方法・保存方法

これらのテーマについてご紹介していきます。

タコの酢の物の特徴

高たんぱく低カロリーのタコを使った酢の物は、コリコリとしたタコの歯応えも甘酢との相性も抜群ですよね。きゅうりやワカメを加えるとまた違った食感が味わえる、副菜として便利な料理です。そんなタコの酢の物ですが、栄養面はどうでしょうか?ここでは、タコの酢の物の特徴について紹介します。

カロリー・栄養

タコの酢の物100gのカロリーは約44kcalです。深めの小鉢1杯分にすると約26kcalほど。たんぱく質が多く脂質の少ないヘルシーな食品です。血液を止める働きや骨の健康に深く関わるビタミンKや、神経・血液細胞を健康に保ちDNAの生成を助ける働きのあるビタミンB12を多く含んでいます。

(参考:
カロリーSlism タコの酢の物)

健康効果

タコとお酢に含まれる栄養素を見てみましょう。

タコの栄養素

  • ビタミンB12:集中力をアップさせる
  • ビタミンE:美肌効果
  • たんぱく質:皮膚や筋肉の形成、ホルモンや免疫の調整機能
  • タウリン:疲労回復、動脈硬化の予防
  • アミノ酸:尿の排出を促進、脳の機能を活性化
  • ナイアシン:代謝促進
  • オメガ3:アンチエイジング

お酢の健康効果

  • 便秘改善
  • 疲労回復
  • 内臓脂肪を減らす
  • ガンの予防
  • 高血圧を抑制
  • 食欲増進効果
  • 血中脂質の低下
  • ダイエット
  • 血糖値の上昇を緩やかにする
  • 抗菌作用胃腸の働きをサポート

タコにもお酢にも多くの健康効果が期待できますね。

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タコの酢の物の日持ち・賞味期限

お酢は殺菌効果が高い調味料です。そのため、お酢を常温保存しても腐ることはあまりありませんが、タコの酢の物など調理に使用した場合は傷みやすくなるので避けた方が無難です。ここでは、お酢の効果やどのくらい日持ちするのかについて紹介します。

お酢の効果

お酢を料理に使うと様々な効果があります。

  • 油の粒子を細かくして脂っこさを和らげる
  • たんぱく質分解酵素によりお肉を柔らかくする
  • 減塩効果
  • 魚の臭みを取り除く
  • カルシウムの吸収を促進する
  • 素材の色を鮮やかにする

(参考:タマノイ お酢の効果・効能)

美容や健康面だけでなく、調理の際にも活躍するお酢。毎日の食事に加えたくなりますが、摂り過ぎは歯のエナメル質が溶けたり胃腸に炎症を引き起こしかねません。1日大さじ1〜2杯を目安に摂ると良いでしょう。

タコの酢の物の日持ち

タコの酢の物の日持ちは一緒に加える材料にもよりますが、冷蔵保存で2日ほどです。お酢自体は日持ちしますが、出し入りの酢など他の成分が入ると傷みやすくなります。タコも1週間ほど日持ちしますが、きゅうりやワカメ・甘酢を加えると日持ち期間が短くなります。

他の酢の物と比較

他の食材で酢の物を作った場合、大根やにんじんなら7日ほど、もずくやワカメといった海藻類やきゅうりなどは3日ほどになります。きゅうりを使う場合は塩もみをしてしっかり水分を出してからにすると日持ち期間を延ばすことができます。

酢の種類で日持ちが変わる

酢の物を作るときは三杯酢や甘酢がおすすめです。三杯酢の割合は酢3:砂糖2:しょうゆ1、甘酢は酢3:砂糖2:塩少々です。だしが入った酢は日持ちしないので避けるようにしましょう。だし汁の代わりに塩昆布を使うのもおすすめです。

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作り置き方法・保存方法

タコの酢の物は酸味があるため、匂いでは傷んでいるのかどうか判断しづらいですよね。もし、調味液が濁っている、表面に白い膜が張っている、口に入れたとき舌にピリピリした刺激があった場合には傷みかけの状態なので、食べるのはやめましょう。せっかくの酢の物を傷ませないためにも、上手な作り置き・保存方法を知ることが大切です。

上手な作り置きの方法

上手な作り置きのポイントはコチラです。

  • 空気に触れないように、水気のない清潔な密閉容器で保存する
  • 沸騰する直前まで調味液に火を通し、粗熱をとってから漬けこむ
  • だし入りの調味液は避け、三杯酢や甘酢を使用する
  • 野菜を加えるときは塩もみするか茹でて、しっかりと水気を絞っておく

上手に保存してなるべく早めに食べ切りましょう。

冷蔵保存の場合

酢の物を保存する時、プラスチック製の容器に入れるとにおいが移ってしまいます。ホーロー製やガラス製、陶器の容器の方がにおい移りしないのでおすすめです。冷蔵庫内の他の食品ににおいが移るのが気になるようであれば、酢の物を保存した容器をさらにジッパー付きの袋などに入れると良いでしょう。

冷凍保存の方法

お酢は冷凍すると特有の酸味が抜けてしまいます。また、野菜が含まれている場合は水分が抜けてしまい、食感や風味が変わってしまいます。酢の物の冷凍保存は避けた方が良いでしょう。

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まとめ

タコの酢の物の特徴や保存方法について紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

この記事をまとめると

  • タコの酢の物はカロリーが低く、疲労回復や血糖値の上昇を緩やかにするなど、様々な健康効果が期待できる
  • タコの酢の物は冷蔵庫で2日ほど保存できる、冷凍保存は食感が損なわれる可能性があるので避けた方がよい
  • タコの酢の物はだし入りの調味液は避け三杯酢や甘酢で作ると日持ちする

様々な健康効果が期待できるタコの酢の物は、調理方法や保存方法に気をつければ日持ちする食品です。上手に保存して、食生活に取り入れていきましょう。

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