寿司赤酢はまずい?美味しい?口コミはある?米酢との違いは?

みなさんはお寿司の酢飯に使うお酢、どんなものを使っていますか?ご家庭では市販の穀物酢や米酢を使っている方がほとんどかと思います。しかし、少し値段の高いお寿司屋さんに行くと、寿司酢に「赤酢」というお酢を使っているお店が多いのをご存じでしょうか?

中には赤酢なんて聞いたことがない、という方もいらっしゃるかもしれません。普通のお酢とどう違うのか気になりますよね。そこで今回は、

  • 寿司赤酢とは
  • 米酢との違いは?
  • 赤酢が無い時に代用できるものは?

これらのテーマで紹介してきます。実は赤酢は、米酢や穀物酢に比べてとても栄養価が高いですよ!

寿司飯にしか使えないようでしたら買うのは躊躇してしまいますが、色々なお料理に使えるようでしたら試しに買ってみたいですね。それでは細かい違いや栄養価について詳しく紹介していきます。

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寿司赤酢とは

あまり一般のご家庭では馴染みの無い赤酢ですが、特徴や味などは普通の米酢とどう違うのでしょうか?せっかく買ってもお寿司にしか用途がないのでは困りますよね。詳しく調べていきます。

歴史

赤酢とはどんなものなのでしょうか。実は赤酢が作られたのは江戸時代にまでさかのぼります。当時はお寿司が屋台で売っていたようですよ。

当時はシャリに使われるお酢は米酢よりも赤酢の方が一般的だったとか。理由は値段と赤酢に使われる材料にありました。

米酢はお米から作られていることはわかりますが、赤酢は酒粕から作られていることから、米酢よりも値段が安かったようです。また、赤酢は日本発祥のお酢ですよ。

赤酢の特徴

赤酢は金色の米酢に比べて、鮮やかな赤色です。種類により色の深みが違い、鮮やかなものから褐色のような黒っぽい色の物まであると言います。

味は米酢に比べて酸味がまろやかなことが特徴で、香りもツンとした鼻を突くような酸っぱい香りが控えめです。旨味やコクも米酢に比べて強いことから、江戸時代によく使われていたことも納得がいきます。

酢飯におすすめ

赤酢はなんといっても酢飯で使うのがおススメです。独特のコクや旨味は寿司ネタと良くマッチして、味を引き立ててくれます。酸味がまろやかな点からも、食べやすくなりますね。

赤酢をお寿司に使わなくなった理由として、見た目の違いがあるようです。

赤酢を使った場合、酢飯の色が茶色っぽい色になってしまいます。米酢を使った、真っ白なツヤのある酢飯とは見た目の点で違いがあります。味は美味しいが見た目は悪い、見た目は良いが味は悪い、どちらを選ぶか難しいところでもあります。

美味しい?まずい?口コミは?

そんな赤酢ですが実際に使ってみた方の感想はどうでしょうか?様々な赤酢を使ってみた感想を調べてみましたが、ほとんどの方が高評価でした。

  • 甘みと旨味が感じられ、普通のお酢より質の高さが感じられる
  • 旨味が強いので、塩や砂糖を余計に足さなくても十分美味しい
  • 酸味がまろやかなので、子供も美味しく食べられる

やはり多くの方が甘さや旨味を強く感じるようですね。逆に低評価もありました。

  • 価格の割に普通のお酢とそれほど変わりない
  • 酸味が少なくなんとなく物足りない酢飯になった

当時、価格が安かった赤酢ですが、現在は米酢に比べて5~10倍の価格の物がほとんど。価格と味を比較した時の割高感を感じている方も多かったです。

また赤酢の特徴でもある「酸味が控えめ」なことが、逆にデメリットになってしまった方もいました。当然好みもありますから、一概に良いとは言い切れませんね。

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米酢との違いは?

赤酢の特徴がわかったところで、米酢との比較をしていきましょう。味や原材料、栄養価などの観点から比較していきます。

米酢は酸味が強く、香りも鼻がツンとする匂いがすることは皆さん承知の事でしょう。それに比べて赤酢は、酸味はまろやかで、香りは優しい黒糖のような香りです。

原材料

米酢は名前の通りお米を発酵させて作ったものですが、赤酢は酒粕を発酵して作られます。江戸時代では、米酢よりも赤酢の方が安かったのは原材料の違いからだったのですね。

栄養

赤酢は米酢と比べてアミノ酸含有量が高いです。100gあたりで穀物酢が50~80mg、米酢が100mg含まれているのに対し、赤酢の場合は200mgも含まれていますよ。

使った感想から、旨味や甘味を感じた方が多かったのはアミノ酸含有量の違いからだったのですね。アミノ酸は様々な健康効果が期待でき、脂肪燃焼効果血液サラサラ効果など多くのメリットがありますよ。

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赤酢が無い時に代用できるものは?

赤酢はコクや甘味、旨味を感じるという特徴があります。ですので通常の穀物酢に砂糖と塩を加えれば同様に旨味の強い寿司酢が出来上がりますよ。

分量は酢と砂糖を2〜3:1の割合で混ぜ合わせ、塩を好みで加えていきましょう。昆布茶を入れるとより旨味が増して、おススメですよ。

まとめ

今回は「赤酢の味や風味、歴史などについて」紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?

この記事をまとめると

  • 赤酢は米酢に比べて酸味が少なくまろやかな味わい

  • アミノ酸の含有量が高く、甘味や旨味を感じる

  • 赤酢の原材料は酒粕で、米酢とは材料の面からも違いがある

普通の穀物酢よりも栄養価が高く、高い健康効果が期待できる赤酢を、色々なお料理で積極的に使用していきたいですね。

江戸時代では赤酢は安価でありましたが、現在は通常の穀物酢の5~10倍程度の値段ですので高価ではあります。

ですが健康効果は確実に期待できますので、体のことを真剣に考えている方々はお試しくださいね。

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