セージってどんな香り?アロマの効能・使い方・副作用は?犬は禁忌?

みなさんセージをご存じでしょうか?セージとはハーブの一種で古くから、薬草や料理など様々な場面で利用されてきました。なんとなく聞いたことがある方もいるかもしれませんが、使い方や特徴など意外とイメージできないですよね。今回はセージにまつわる疑問について、解説します。

この記事のトピックスはこちら!

  • セージってどんなハーブ?
  • セージに含まれる成分
  • セージのアロマ効能
  • セージに副作用・禁忌はある?

セージは様々なシーンで活躍する、万能な薬草の一つ。この記事を読んで、セージを上手く活用してくださいね!

スポンサードリンク

セージってどんなハーブ?


そもそもセージとは、どんなハーブなのでしょうか。セージとはシソ科に属する多年草で、紫色の花を咲かせます。お店でもよく苗で売られていて、比較的育てやすいハーブですよ。そんなセージは「長寿のハーブ」と言われていて、体に良い効果がたくさんあると言われています。

古くから伝わるセージにまつわるこんな言葉があります。

「長寿を願うなら、5月にセージを食べなさい」

「庭にセージを植えているものが、どうして死ぬことができようか」

このように、昔からセージを食べれば健康に良い、病気にならない、医者いらずと言われていました。ちなみにセージは様々な種類がございます。単に「セージ」と呼ぶものは、基本的に「コモンセージ」のことを指します。その他「ホワイトセージ」、「ゴールデンセージ」、「パープルセージ」が有名です。それではセージの詳しい説明をしていきます。

どんな香り?

セージの香りの特徴は、ヨモギのような強い香りです。独特の香りで、少し触っただけでも香りが広がります。すっきりとした香りなので、アロマとしても人気。頭をスッキリさせ、集中したいときにおすすめです。

使い方

独特な香りのセージですが、いったいどんな使い方があるのでしょうか。続いてはセージの使い方をご紹介します。

主なセージの使い方

・お香・アロマ

セージの香りには、リラックス効果があると言われています。

疲れた時や、緊張や不安を感じるときに、セージのアロマでリラックスしましょう。

・肉・魚の臭み取り

セージは強い香りを持っているので、肉や魚の臭みを取る役割も果たします。

セージと塩コショウだけで味付けして焼くだけでも、とっても美味しくなります。

また「ソーセージ」の語源はこのセージが元になっているとも言われています。

(※諸説ございます)

・ハーブティー

手軽にセージを利用できるのが、ハーブティーです。

殺菌効果もあるため、冷たいセージのハーブティーでうがいすると喉の痛みや、口内炎、扁桃腺炎などにも効果があると言われていますよ。

・虫よけ

セージの香りは虫が苦手なので、虫よけの効果がございます。

お庭に植えたり、アロマを焚くと良いでしょう。

スポンサードリンク

セージに含まれる成分

セージに含まれる成分はこちら

  • フラボノイド(ルテオリン)
  • タンニン
  • サルビン
  • フェノール酸(ロスマリン酸)
  • ジテルペン型苦味物質カルノソール
  • 樹脂

セージから採取される精油には、こちらの成分が含まれています。

ツヨン   :はっかに似た香りを持ち、抗菌効果や防腐効果がある

シネオール :すっきりした香りと味が特徴。香料や商品添加物、化粧品に利用される

ボルネオール:抗うつや、リラックス効果

カンファー :防虫剤としての効果あり。その他に血行促進、頭痛、肩こり改善に効果的。

スポンサードリンク

セージのアロマの効能

続いてセージのアロマの効能について、ご説明します。セージは昔からスピリチュアルな力があると信じられています。特にセージの中でもホワイトセージにその力があるとされ、「浄化」のアイテムとして使用されてきました。ホワイトセージを燃やすことで、室内を浄化できると考えられ、昔のヨーロッパでは儀式などにも使われていました。

日常でもリラックス効果を得たいときや、室内をリフレッシュしたいときに、ホワイトセージを燃やして活用できます。ただし、火の元には十分ご注意くださいね。その他に、月経不順や、更年期障害、肌質の改善にも効果がありますよ。

スポンサードリンク

セージに副作用・禁忌はある?

「長寿のハーブ」と言われているセージですが、摂取のし過ぎや、妊婦さんや授乳中の方は注意が必要です。いくら体に良いからと言って、取りすぎは良くないですね。セージの注意点は以下の通りです。

  • 1日4~6gの摂取を超えないこと。
  • 3週間以上での連続使用は避ける。
  • 妊娠中、授乳中の方は避ける。

基本的に、スパイスは刺激が強いもの。少量では体に影響はありませんが、1日に大量摂取することはやめましょう。過剰摂取することで、痙攣や意識障害などを引き起こしてしまう可能性があるので、注意が必要です。

犬には害がある?

ハーブの種類のよっては、犬が食べてはいけないものがあります。特に犬に危険とされるハーブは、ジャスミンやヨモギ、マリーゴールドがありますが、その中にセージは含まれていません。ただ、家でセージを焚くときなどは、犬は煙を嫌がるため、別の部屋に移動させてあげてください。

スポンサードリンク

まとめ

今回はセージについてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。

この記事をまとめると

  • セージは「長寿のハーブ」と言われていいて、健康に良い成分がたくさん
  • 香りはヨモギのような独特な強い香り
  • セージの摂取のし過ぎには注意

セージは健康に良いハーブとして今でも大活躍しているハーブです。是非、アロマや料理などに使ってください!

スポンサードリンク