春から初夏に旬を迎えるそら豆。おいしいからとたくさん買ってしまい日がたつと、そら豆特有の匂いもあって食べても大丈夫か心配になりますよね?
そら豆は栄養の宝庫で若返りの野菜とも呼ばれることもあり、ビタミンB群をはじめ、鉄、銅、亜鉛などのミネラルが豊富に含まれています。皮には不溶性食物繊維が豊富で美容にも健康にもいい食べ物なので匂いだけで食べず嫌いはもったいないかもしれません。そこで、今回は
- そら豆の独特の匂いの原因は?
- そら豆の賞味期限と保存方法
- その匂いを抑える方法は?
スポンサードリンク
目次
|
|
そら豆ってどんな匂い?
特徴
・生乾きの洗濯物の香り
・汚れた犬の匂い
原因
n-ヘキサナールとインペンタノールといわれる揮発性脂肪族が豆特有の青臭い香りのもとと言われてますが、そら豆の臭いの原因は50種類以上もの成分もあり、様々な成分が混ざりあってそら豆の独特な臭いを作り出しています。
スポンサードリンク
そら豆の賞味期限は?
賞味期限
そら豆の賞味期限は豆類の中でも早く、1~3日ほどになります。さやから取り出して外気に触れるとより劣化が早まるので、新鮮なうちに早めに冷凍することをおすすめします。
腐るとどうなる?
見た目の特徴
- 豆が黒く変色している
- 薄皮や豆にカビが生えている
- 薄皮の表面がヌルヌルする
- 豆が溶けてドロドロになる
そら豆に限らず豆類は乾燥させない限り、とても傷みやすいので常温保存などはやめておいたほうがいいでしょう。できるだけ、新鮮なうちに食べてしまうことをおすすめします。
匂いが変わる?
そら豆はとても傷みやすく、またその独特な匂いのせいでわかりにくいとは思いますが、先ほど説明したそら豆特有の香り以外の異臭がするので日がたったものを口にするのはやめておいたほうがいいでしょう。
スポンサードリンク
そら豆の保存方法は?
さやごと新聞紙に包んで冷蔵保存
さやごと新聞紙に包み袋に入れて空気に触れないように保存して下さい。さやごと素焼きにしてもおいしいのと、新鮮なものなら、さやの白いワタみたいなところも甘くておいしいです。
さやごと冷凍保存
さやごと冷凍保存する場合は密閉できるジップロックなどに入れて、できるだけ空気を抜いて保存することをおすすめします。豆類はさやから出すと一気に傷みやすくなるので下処理している時間がなければさやごと冷凍したほうが鮮度を保てると思います。冷凍庫のスペースもかなり占領してしまうので、炊き込みご飯などで調理するのも一つの方法ですね。
豆だけ冷凍保存
下茹でをする場合は黒い部分を取り除き1分間茹でて少し固めに仕上げてください。茹で上がったそら豆は水分をしっかりとってから、冷凍庫へ入れて保存しましょう。バットに並べて急速に冷凍したほうが鮮度を保てます。
スポンサードリンク
匂いを抑える方法は?
焼く
焼くと表面の水分が飛び、そら豆特有の匂いを飛ばすことができます。それでも、匂いが気になる方はグラタンにして他の食材と混ぜればお子さんでも食べやすくなるかと思います。
そら豆はごま油ややオリーブオイル、バターとも相性がいいです。卵に浸してすりおろしたパルメザンチーズを衣のようにつけて、溶かしバターで炒めると簡単なおつまみが作れるのでよかったら試してみてください。
揚げる
そら豆を揚げても焼くのと同様に匂いを消すことができます。揚げる際は皮が破裂して油が飛び跳ねる危険性がありますのでご注意ください。それでも、臭いが気になるという方はかき揚げにしたり、山椒、胡椒、カレー粉などで風味を変えて食べてみてはいかがでしょうか?
日本酒で煮る
そら豆を茹でる際に2%の塩と、沸騰したあとに水の1/10の量の日本酒を入れて下さい。お酒には臭み消しの効果があります。京都の料亭では魚介類を使った汁物の仕上げに日本酒を数敵垂らす手法があります。少量ですが、魚の臭みが驚くほどなくなり他の料理にも応用しやすいので、よかったらお試し下さい。
皮を剥く
皮が臭いの原因でもあるので皮を外すことでも匂いは軽減されます。薄皮を外すと豆の部分が傷みやすくなるので、量がたくさんある場合はピューレ状にして旬が同じ新玉ねぎとポタージュにしてもおいしいですね。
牛乳ではなく豆乳を加えればサポニンという成分にダイエット効果があり。基礎代謝を高める効果もあるのでご一緒にいかがでしょうか?
お弁当に入れるには注意
そら豆は、とても傷みやすいので注意が必要です。夏場の暑い時期は避けるようにしたいですが、たくさんあって、どうしても早く使いきりたいという方は揚げ物や焼いてよく火を通したものなら傷みにくいと思います。
まとめ
この記事をまとめると
- そら豆特有の匂いは腐敗してるわけではないので食べれます
- 鮮度を保つためには新鮮なうちに冷凍がおすすめ!
- 焼く、揚げるなどの調理法を変えることで匂いを消すことができる
いかがでしたでしょうか?匂いが独特な空豆ですが調理の仕方や工夫によって日がたってもおいしく食べることができます。もし、食べきれないと思った時には早めに冷凍すれば鮮度や風味を保つことができるのでおすすめです。
スポンサードリンク