塩タブレットの食べ過ぎは体に悪い?病気を引き起こす?一日量は?

これからの暑い時期になると熱中症が怖いですよね。熱中症というのは体の体温を調節機能が夏の暑さで間に合わなくなってしまい、体温を下げることができなくなるために起きるものです。体温調節機能の一番の要は汗です。汗による気化熱で体温を下げるのですが、体の中に汗の成分がしっかりと残っていないと汗をかくことができずすぐに熱中症になってしまいます。

そこで大切になってくるのがミネラル成分です。特に塩分はとても大切。そんな塩分を簡単に補給することができる塩タブレットをご存知ですか?

今回の記事では、 

  • 塩タブレットとは
  • 塩タブレットの代表的な商品
  • 食べ過ぎるとどうなってしまうの?
  • 1日の摂取量は?食べ方は?

これらについて解説していきたいと思います。

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塩タブレットってなに?

塩タブレットとは塩分タブレットとも言われる発汗によって体から失われるミネラルを補給できる優秀なアイテムです。特にこれから日本の暑い夏になると汗をたくさんかきますよね。汗の中には水分だけでなくミネラルが豊富に含まれており、それが汗と共に流れ出てしまうので体がミネラル不足になってしまいます。

特にミネラルの中でも塩分が失われると体の中の水分量が調節できなくなってしまうので熱中症や脱水症状を引き起こしてしまう可能性があります。

そこで手軽に塩分を補給することができる塩タブレットがとても活躍するんです!

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塩タブレットの代表的な商品は「塩分チャージ」

塩タブレットは様々な商品が展開されていますが、代表的なのはカバヤ食品から発売されている「塩分チャージ」という商品です。

その名前の通り塩分を手軽にとることができるタブレットです。1袋につき、個包装で31個入っています。塩分やクエン酸、カリウムを摂取できる熱中症対策に効果的な商品です。

味は「スポーツドリンク味」と「塩レモン味」の2種類展開ですがシークワサー味や梅味など期間限定で発売されることもあります。食感はラムネのような口の中ですばやく溶ける感じです。日本学校保健会推奨商品で、熱中症対策として支持されている商品です。

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塩分チャージの成分は?

塩分チャージの主な成分は、

  • 砂糖
  • ブドウ糖
  • 水飴
  • 食塩
  • 乳糖
  • クエン酸Na
  • クエン酸
  • 塩化カリウム

になっています。

汗をかくと水分だけではなく、ナトリウムやカリウムなどのミネラルも体から失われます。塩分チャージの成分は水と一緒に食べることで、効率的に水分と塩分が補給できます。またクエン酸は疲労回復に効果的なため、運動やレジャーなどの休憩時に食べるのに非常におすすめできる商品です。

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食べ過ぎると危険!

汗をたくさんかく運動やレジャーなどの休憩時にとてもオススメなアイテムの塩分チャージですが食べ過ぎてしまうと逆に体に悪影響をきたしてしまう恐れのある食べ物です。

塩分チャージには先ほども紹介したとおり砂糖や食塩が豊富に含まれています。なので食べ過ぎてしまうと糖質過多や塩分過多になってしまうので逆に体調を壊してしまう可能性があります。

ではどのような症状が出てくる可能性があるのかについて見ていきましょう。

糖質過多の症状

糖質を摂りすぎると以下のような症状が出る可能性があります。次のような症状が気になる場合は糖質の過剰摂取が原因かもしれません。

  • 空腹感
  • 倦怠感
  • 集中力や思考力の低下
  • 眠気
  • 不安感
  • イライラ 
  • 早期の老化
  • 体重の増加
  • 忘れっぽさ

糖質の摂り過ぎはこのように様々な症状が出てしまう可能性があります。空腹感や倦怠感、眠気程度ならまだなんとかなりますが、集中力や思考力の低下、イライラ、早期の老化、体重の増加などの症状が出始めたら慢性的な糖質の過剰摂取症状ですので早めに対処しなければなりません。

糖質は私たちのエネルギー源になる栄養成分ですが、取りすぎると私たちの体を流れている血液をドロドロにしてしまい体中の臓器に影響を与えてしまいます。

塩分過多の症状

塩分の摂りすぎによる症状は以下のものが挙げられます。

  • 喉の乾き
  • 頭痛
  • 腹部の膨満感
  • 味覚の鈍り
  • むくみ
  • 高血圧
  • がん
  • 心臓病

先ほどの糖質の摂り過ぎでもかなり様々な症状がありましたが塩分を摂りすぎることによっても様々な症状が出てしまう可能性があるということが分かっていただけたでしょうか。

特に塩分過多の症状は取りすぎた時には喉の渇きや頭痛などの軽い症状しかありませんが、慢性的に塩分を摂りすぎてしまうと味覚がおかしくなったり高血圧によってガンや心臓病を引き起こしてしまう可能性が高くなってしまいます。

熱中症対策として塩分をしっかりと摂るというのはとても大切なことですが、取りすぎてしまうとかえって体調を崩してしまうということがあることだけを覚えておきましょう!

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塩分タブレットは1日何個まで?

塩分タブレットはメーカーによって一つ一つの大きさが様々ですが、カバヤ食品の Q & A を参考にすると1回1~2粒を100ml程度の水と一緒に飲むことで塩分と水分をバランスよく補給することができるということでした。

そして1日何個まで食べても良いかという質問については、「汗をかいた量による」とのことでした。激しく運動や仕事をした後に汗を大量にかいたのであればその際に1~2粒を100mlの水と一緒に飲むということをしていき、それ以外に汗をかかないのであれば摂取しないということを徹底しましょう。

これといって1日何個までという制限がないので食べ過ぎてしまうこともあるかもしれませんが、その際はしっかりと水分を摂取してなるべく塩分や糖分濃度を薄めてあげるように意識しましょう。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?今回の記事をまとめると、

この記事をまとめると

  • 塩タブレットは熱中症を防ぐためにとても役立つアイテム
  • 塩タブレットの代表的な商品はカバヤ食品から販売されている「塩分チャージ」
  • 塩タブレットは食べ過ぎてしまうと糖質過多になってしまったり、塩分の過剰摂取になってしまう可能性がある
  • 糖質過多も塩分の過剰摂取もどちらも恐ろしい悪影響があるので食べる量には注意しよう
  • 1日何個までというような制限はないが激しく汗をかいた時だけ摂取するようにしよう
  • 塩タブレットを食べる時は1~2粒を100ml程度の水と一緒に飲むようにしよう 

今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。 

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