新玉ねぎの保存期間はどれくらい？大量保存・長期保存の方法は？

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3〜5月に旬の時期を迎える新玉ねぎ。一般的な玉ねぎに比べて辛味が少ないことで人気が高い食材ですが、一方でみずみずしく水分を多く含んでいるため日持ちしないという面を持っています。新玉ねぎのおいしさを出来るだけ長くキープできる方法はあるのでしょうか。そこで今回は、

  • 新玉ねぎの保存期間
  • 新玉ねぎを大量保存したい時は？
  • 大量&長期保存の方法

コチラについて紹介します。

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新玉ねぎの保存期間は？

新玉ねぎの保存期間は常温で大体1〜２ヶ月くらいです。ですが、これは新玉ねぎの最初の状態良さや、風通しの良い場所で気温と湿度が高すぎないこと、玉ねぎ同士が密着していないことなど、全てのコンディションがうまく行った時の場合です。

湿度などの細かな管理が難しい一般家庭での常温保存だと、3日くらいでダメになってしまう場合が多いので、少し面倒でも一手間加えて冷蔵や冷凍保存するのが良いでしょう。

冷蔵

冷蔵で保存する場合、そのまま野菜室に入れるだけでは4日ほどで傷んでしまうことがあります。正しい方法で冷蔵保存しておくことで、およそ1週間から10日間はおいしさをキープすることができます。

  1. 新聞紙で包む…一つずつ新聞紙で包むことで、新玉ねぎから出た水分を適度に吸収しムレを防いでくれます。新聞紙で包む前に水洗いをする必要もなく、水気がつかないようにしてしてください。
  2. ペーパータオルで包みポリ袋に入れる…1個ずつペーパータオルで包み、ポリ袋に2～3個まとめて入れてください。ペーパータオルが新玉ねぎの発散する水分を吸収し、ポリ袋に入れることで程よい湿度が保たれます。

冷凍

冷凍すれば約1ヶ月の長期保存が可能です。ですが、そのままの状態で保存するのは食感や風味が損なわれてしまうのでNGです。

生のまま冷凍保存する際は用途に合わせて使いやすい大きさに切っておきましょう。解凍した後もそのまま食べることができ、冷凍することで新玉ねぎの細胞が壊れ、加熱時間も短縮することができますよ。

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大量保存したい時は？

旬の時期になると、つい沢山買い込んでしまったり、人から譲り受けたりすることもありますよね。すぐに使い切る事が難しい場合は、必ずそのままの状態で保存せず、出来るだけ冷蔵か冷凍保存するようにしてください。使い方や用途、どれぐらいの期間保存しておきたいかで保存方法を選ぶのが良いでしょう。

冷凍用保存袋に切って保存

大量保存の際は、薄切りやくし形切り、みじん切りなど用途に合わせて切り分けておくと調理するときにも便利です。薄切りにするときは、繊維を断ち切るように切ると、辛みが抜けてより食べやすくなります。

  1. 皮をむき、軽く水洗いをしておく
  2. 芯は取り除き、用途に合わせて適当な大きさに切る
  3. 使いやすい適当な量に分けてラップで包む
  4. 冷凍用保存袋に入れ、冷凍庫で保存する

ポイント

  • 冷凍用保存袋に入れたら、必ず空気を抜いておき薄く平らになるように入れるようにしましょう

丸ごと保存

新玉ねぎは丸ごと保存する事もできます。切り分けておく時間がないという人もコチラの方法で保存してみてください。

  • 常温…新聞紙で一つずつ包み、日の当たらない涼しい場所に置いておく
  • 冷蔵…新玉ねぎは新聞紙で包み、ポリ袋に入れて袋の口を閉じ、冷蔵庫に入れる
  • 冷凍…皮を剥いてから上下を切り落とし、そこに十字に切り込みを入れる。ラップで包み保存袋に入れて冷凍する

解凍方法

用途に合わせて切って冷凍しておいた場合は、保存袋から使いたい分だけを取り出して、器にラップをかけて冷蔵庫に移します。1〜2時間もすれば自然解凍できていますので、水気を絞って食べることができます。

事前に解凍せず、再加熱して直接料理に加えてもOKです。

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長期保存のコツ

新玉ねぎを長期保存するコツは、大敵である湿度をいかにバランス良く保てるかにあります。以下の2つを守るだけで、新玉ねぎの湿度や新鮮さをキープすることができます。

冷蔵の場合薄皮はむかない

丸ごと冷蔵保存する場合、茶色い皮をむかないのも長期保存の1つのコツです。新玉ねぎの茶色い皮は、乾燥を防ぎ水分量をバランスよく保ってくれるので、冷蔵庫で約10日間保存できます。鮮度もキープできますので、サラダなどに使って生食で美味しく食べることができます。

  • もし茶色の皮の一部が濡れていたり、腐っていたりする場合はそこから傷んでしまうためこの保存方法に向きません。それが皮の下の白い部分の場合も同じです。その部分は大きめに切り取って捨て、その日のうちに食べきるか冷凍保存するようにしてください

できるだけ低温で保存する

新玉ねぎを冷蔵保存する時は、野菜室ではなく、冷蔵室入れることがポイントです。野菜は野菜室というイメージが強いですが、普通の玉ねぎと違い新玉ねぎは湿度が大敵です。低温で保存した方が長持ちするので、新玉ねぎの保存は野菜室よりも湿度が低い冷蔵室に入れるようにしてください。

まとめ

「新玉ねぎの保存期間はどれくらい？大量保存・長期保存の方法は？」について紹介してきましたがいかがでしたか？

この記事をまとめると

  • 新玉ねぎの保存期間は常温で約3日
  • 新玉ねぎは冷蔵保存すれば約1週間
  • 新玉ねぎは冷凍保存すれば約1ヶ月

生で食べても美味しく、加熱すればとろとろで甘みの強い新玉ねぎを出来るだけ長く楽しむために、少し面倒でもぜひ一手間加えて正しい保存方法を心がけてくださいね。

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