白い食べ物は体に悪いと言われる理由|嘘じゃない危険な食べ物とは

「白い食べ物は体に悪い」と聞いたことはありますか?嘘っぽく聞こえますが、実は一部の食品はこれに当てはまります。どんな食べ物が、どんな影響をもたらすのでしょうか?今回は、

  • 白い食べ物は体に悪い?
  • どんな食べ物が危険?影響は?

これらのテーマについて紹介いたします。

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白い食べ物は体に悪い?

「白い食べ物は体に悪い」と聞いたことはありますか?”白い食べ物”というのはザックリしていますが、全ての白い食べ物には当てはまりませんが、当たっているものもあります。

また、体に悪いだけではなく、アンチエイジングにも悪影響があると言われています。食べると体に影響をもたらす白い食べ物とは、一体どのようなものなのでしょうか?

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白い食べ物が体に悪いと言われる理由

体に悪いと言われる白い食べ物は、主に米や小麦粉です。小麦粉は、パンやお菓子・うどん・ピザなどあらゆるものに加工できるものです。

この2つの食材が体に悪いと言われる原因には、炭水化物が多く血糖値が上がりやすい性質を持っていることが第一に挙げられます。

POINT
  • 炭水化物は血糖値が上がりやすい

血糖値が上がるとどうなる?

では、血糖値が上がるとどんな影響がでるのでしょうか?血糖値が上がると、糖尿病になるリスクが高くなります。そして、脳卒中や心筋梗塞などの生活習慣病を起こす可能性が高まります。

また、お米や小麦に含まれる糖質の摂り過ぎはホルモンバランスが乱れ肌荒れの原因となります。ニキビがなかなか治らない方は、食生活を見直してみると改善に向かうかもしれません。

食品には『GI値』というものがあり、その数値が低いほど血糖値の上昇が緩やかで太りにくいと言われています

砂糖も危険

また、白い食べ物のひとつに砂糖があります。砂糖の原料はサトウキビですが、糖質やカロイリーが高いので食べると太る原因となります。そして、砂糖もまた生活習慣病を引き起こす原因となります。

体に良いパン・米には何がある?

米やパンは体に悪いと言われても、主食の代表なので全く食べないわけにもいきません。そんな時は、通常のお米やパンと比べて体への負担がないものを選ぶと良いでしょう。

ライ麦パン

ライ麦パン100gあたりのカロリーと糖質量を、同じ量の食パンと比較するとこのような数値となっています。

  • ライ麦パン…約260kcal / 約47g
  • 食パン………約260kcal / 約48g

比較してみると、カロリーや糖質量は食パンと比べてほとんど変わりありません…!しかし、ライ麦パンは通常の食パンに比べてGI値が低く、ダイエット中でも食べやすいパンとして人気があるのです。

食パンの原料である小麦粉よりもビタミンや鉄分・亜鉛などの栄養素が多いのも特徴です。ライ麦パンがダイエットに効果的な理由には、主にこの3つがあります。

  • 食物繊維が豊富
  • GI値が低い
  • ビタミンB1が多い

ライ麦パンのGI値は58なのに対し、食パンは91と大きな違いがあります。GI値の基準ですが、70以上が高い数値と言われています。ライ麦パンのGI値は低いため、食べても太りにくい食材と言えるのです。

食物繊維が豊富

ライ麦パンには食物繊維が豊富に含まれており、便秘解消作用があるためお腹をスッキリさせる効果があります。普通の食パンの1.5倍の食物繊維が含まれているのでパンを食べるのであれば、普通のパンよりもライ麦パンにした方がダイエットに効果的です。

GI値が低い

また、食品には『GI値』というものがあり、その数値が低いほど血糖値の上昇が緩やかで太りにくいと言われています。

ライ麦パンのGI値は58なのに対し、食パンは91と大きな違いがあります。GI値の基準ですが、70以上が高い数値と言われています。ライ麦パンのGI値は低いため、食べても太りにくい食材と言えるのです。

ビタミンB1が多い

ビタミンB1は糖質の代謝を促す作用があるので、ダイエット中には欠かせない栄養の一つです。ライ麦パンの糖質は低くないものの、ビタミンB1によって吸収を緩やかにするので太りにくくなるのです。

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五穀米

五穀の内容は時代や地域によって違い一定していませんが、食品成分表では米・大麦・あわ・ひえ・きびのことを指しています。精白米では取りにくい栄養がつまっていることから、適量加えて炊飯するのが一般的な食べ方です。

五穀米には、精白米だけでは摂りにくい食物繊維やたんぱく質と生活習慣病予防に効果があるビタミン、ミネラルを含んでいます。 

  • ビタミンB1:ビタミンB1は、人間の代謝に関わるビタミンで、炭水化物を糖に分解し、エネルギーを作り出す経路の最初を担います。食べた糖質全般を燃焼させる工程に関わるため、不足すると疲れやすくなります。また脳の神経伝達物質にも関わり、集中力を増やすや手足の痺れにくくすると言った働きがあります。
  • ビタミンE:ビタミンEは、強い抗酸化作用、加えてコレステロールの酸化を防ぎ血流を良くする働きを持っています。また、毛細血管の収縮を抑制することで、細くなった血管が広がることで血流の悪化による体の不調改善効果もあるビタミンです。

食物繊維の働きで腸内の環境が整います。また、ビタミンEとミネラルがコレステロール上昇を抑制し生活習慣病予防に効果があります。

まとめ

この記事をまとめると

  • 白食べ物が体に悪いと言われる理由は、米や小麦の炭水化物・糖質量の多さ
  • 糖質を摂ると血糖値が上がり、糖尿病や心筋梗塞など生活習慣病リスクが高まる
  • オススメのパン:ライ麦パン→GI値が低く食物繊維も豊富
  • オススメのお米:五穀米→ビタミンB1・Eが多くコレステロールを下げる

白い食べ物は体に悪いと言われる主な要因には、お米やパンに含まれる糖質や炭水化物にありました。種類や食べる量に気をつけて、健康を目指しましょう!

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