新玉ねぎの大量消費・保存方法|スライスして冷凍が便利!使い方は?

少しずつ春のあたたかさが感じられるころ、店頭でも見かけるようになる新玉ねぎ。「大袋がとってもお得で買ったけれど、どう保存したらいい?」「人からもらったけれど、どうやって使い切ろう?」そんな悩みを持たれる方のために、今回は…

  • 新玉ねぎってどんな玉ねぎ?
  • 新玉ねぎを大量消費できる保存方法
  • スライス・みじん切りは冷凍できる!
  • 冷凍した新玉ねぎの使い方

についてご紹介をしていこうと思います。

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新玉ねぎってどんな玉ねぎ?

新玉ねぎと普通の玉ねぎにはどのような違いがあるのか知っていますか?まずは新玉ねぎの特徴についてご紹介していきます。

特徴

新玉ねぎはみずみずしさとやわらかな果肉、甘みが強いのが特徴です。

普通の玉ねぎとの違い

普通の玉ねぎは、収穫後に保存性を高めるため、1ヵ月ほど乾燥させてから出荷されるのですが、新玉ねぎは収穫後すぐ、水分量が多い状態で出荷されます

乾燥させている普通の玉ねぎは、固くしっかりとした茶色い皮に包まれていますが、新玉ねぎは薄くやわらかな皮に包まれています。

旬の時期

新玉ねぎは3~5月に収穫され、旬を迎えます。早いものですと、1月頃から店頭に並びはじめます。

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新玉ねぎを大量消費できる保存方法

新玉ねぎが大袋や箱で売っていて、つい買いすぎてしまったり、親戚からたくさん送られてきたけれど使い切れずに困っている…ということもあるかもしれませんね。

そんなときに参考にしたい大量消費の仕方、長く日持ちをさせるポイントについてお伝えをしていきます。

新玉ねぎの基本の保存方法

普通の玉ねぎは常温保存も可能ですが、新玉ねぎは水分量が多いため、冷蔵、または冷凍がおすすめです。薄い皮に包まれている新玉ねぎはとても繊細。一番の大敵は湿気になります。

冷蔵保存の場合、普通であれば野菜室に入れてしまうところですが、家庭用の冷蔵庫の野菜室は冷蔵室よりも湿度が高い設定のため、新玉ねぎを保存する場合には冷蔵室での保存の方がおすすめです。

しかし新玉ねぎは、貯蔵にはあまり向かない品種のため、なるべく早く使い切ることがベストになります。

詳しい冷蔵保存の仕方については下記の記事も参考にしてくださいね。

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カットして保存をする

玉ねぎがたくさんある場合には、まるごと保存しておくよりもカットして保存をしておくと、長期保存が可能なうえ、料理にもすぐ使えるなど、調理の際のメリットがたくさん。

保存に便利な基本のカットの仕方もお伝えしていきますね。

スライス

玉ねぎの端から1~2mmの幅に厚みをそろえ、薄く切るスライス。繊維に沿うように切ると玉ねぎのシャキシャキとした食感が残せます

また、繊維を断ち切るように垂直に切ると、玉ねぎ特有の辛味を感じにくくさせることができます。

みじん切り

3mm角ほどに細かく刻むみじん切り。はじめに横半分に切った後、繊維を断ち切る切り方で垂直にスライスをし、そのあと繊維に沿うようにスライスをしていけば簡単にみじん切りにすることができます。

スライス・みじん切りは冷凍できる!

長期保存させるためには、カットした玉ねぎを冷凍保存するのがおすすめです。

冷凍方法

スライス・みじん切りにした玉ねぎは冷凍用の保存袋に入れ、空気をしっかりと抜いて密封させ、平らにしてから冷凍庫へ入れるようにしましょう。

このとき、金属製のトレーにのせて冷凍庫へ入れれば、より美味しさをキープすることができます。

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保存期間

冷凍保存の場合は1ヵ月程度の保存が可能です。長期保存ができるため、大量の玉ねぎを消費するのにもとてもおすすめ。

さらに詳しい保存方法を知りたい場合は下記の記事もご参考にしてみてくださいね。

冷凍した新玉ねぎの使い方

続いて冷凍した新玉ねぎの使い方をご紹介していきます。

そのまま料理に入れる

冷凍をすると、玉ねぎの細胞が壊れることから、加熱時間を短縮することができるため、調理にも大活躍!

冷凍したスライス玉ねぎは自然解凍で生のままで食べることもできますが、冷凍をすると新玉ねぎの食感や甘みは減ってしまうため、加熱調理の方がおすすめです。

加熱をする場合は冷凍庫へ入れた保存袋から使いたい分だけを取り出し、スープや炒め物にそのまま使うことができますよ。

レンジで解凍する

電子レンジで解凍をすることも可能です。電子レンジを使う場合にも、使いたい分だけを取り出し、耐熱容器に入れ、ふんわりとらラップをかけて加熱してから調理をするようにしましょう。

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まとめ

新玉ねぎについて、特徴や保存方法をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。

この記事の内容を下記に簡単にまとめましたので、ぜひおさらいしてみてくださいね。

新玉ねぎの時期と特徴

旬の時期…3~5月

特徴…収穫後すぐに出荷され、水分量が多く、みずみずしく甘みが強い

大量消費をするための保存方法

玉ねぎの保存には長期保存が可能な冷凍を選んで。

▼調理にも便利なカット方法
  • ≪スライス≫1~2mmの幅に厚みをそろえて薄く切る※繊維に沿うように切ると玉ねぎの食感が残り、繊維を断ち切るように垂直に切ると辛味を抜くことが可能
  • ≪みじん切り≫3mm角ほどに細かく刻む
▼スライス・みじん切りの冷凍方法と保存期間
  • ≪保存方法≫冷凍用の保存袋に入れ、空気をしっかりと抜いて密封をさせ平らにし、金属製のトレーなどにのせて冷凍庫へ入れる
  • ≪保存期間≫1ヵ月程度
▼冷凍した玉ねぎは加熱調理を
  • 使う分のみ取り出し、スープや炒め物にそのまま入れる
  • 耐熱容器に入れてふんわりトラップし、電子レンジで解凍をしてから加熱する

冷凍をすることで細胞が壊れ、加熱時間が短縮できるうえ、味もしみこみやすくなり、美味しさもアップ

みじん切りにした冷凍玉ねぎは飴色玉ねぎを作るにも便利です。ついつい買い過ぎてしまった場合にはぜひ冷凍玉ねぎにして調理を楽しんでみて。

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