下仁田ネギの青い部分は食べられない。そう思い込んではいませんか?下仁田ネギの青い部分はクセが強く敬遠されがちですが、実は使い方によっては美味しくいただけるんです!この記事では、
- 下仁田ネギの青い部分は食べられるのか
- 保存方法
- 食べ方
- レシピ
を紹介しています。下仁田ネギをすべて美味しくいただきたいという方は、ぜひ参考にしてみてください。
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目次
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下仁田ネギの青い部分は食べられる?
下仁田ネギは群馬県下仁田町で栽培されており、他のネギに比べると短く太い見た目をしています。加熱すると出てくる甘みととろける食感が特徴で、収穫までに時間がかかり、市場に出回る期間が少ないので、貴重なネギとして知られています。
基本的には白い部分を調理して食べますが、青い葉の部分も美味しくいただくことが可能です。
白い部分との違い
白い部分と青い部分には違う栄養素が含まれています。白い部分は淡色野菜となり、ビタミンCや硫化アリル・アリシンが含まれています。
ビタミンCはメラニンの生成を抑え、シミやそばかすを防ぐ効果が期待できる成分です。また、ネギの特徴であるツンとした刺激臭の正体は硫化アリル。にんにくやニラにも含まれている成分です。
アリシンはビタミンB1の吸収を高める働きがあるので、疲労回復の効果があると言われています。そのほか、抗酸化作用・消化促進などの働きが、白い部分にはあります。
青い部分は緑黄色野菜です。青い部分には粘り気がありますが、これはフルクタンという成分の働きによるもの。食物繊維の一種で、免疫力を高めると言われています。
皮膚や粘膜を健康にするβカロテンや、骨や歯を丈夫にするカルシウムも豊富です。血糖値の上昇を抑えたり、余分なコレステロールを排出したりと、身体に嬉しい効果が期待できます。
生で食べられる?
下仁田ネギの青い部分は硬く、粘りや独特の香りがあります。生では食べにくいので、加熱調理していただくのがおすすめです。
まずい?どんな味?
生で食べる場合は辛みがあるので、薬味として使うのがおすすめ。加熱すると甘みが増し、独特の香りも落ち着きます。青い部分に含まれているβカロテンは、油で加熱することで吸収力が上がります。
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食べ方や保存方法は?
下仁田ネギの青い部分は食べられるということがおわかりいただけましたか?では、どんな風に食べたらいいのでしょうか?ここでは、下仁田ネギの青い部分の食べ方や保存方法を紹介していきます。
常備菜として
下仁田ネギの青い部分は常備菜としても大活躍。常備菜は、食材を調理し、さまざまなアレンジができるように下準備したものを指します。
作り置きしておくことで、毎日の料理が楽ちんになりますよ。中でもおすすめなのが、ネギ味噌です。ごはんのお供はもちろん、トーストや和え物・お肉のタレにと万能に使えます。
材料
- 下仁田ネギの青い部分(1本)
- ごま油(大さじ1)
- ※みそ(大さじ3)
- ※砂糖(大さじ1)
- ※酒(大さじ2)
- ※みりん(大さじ2)
- ※しょうゆ(小さじ2)
作り方
- 下仁田ネギの青い部分を小口切りにします。
- フライパンにごま油をひき、ネギがしんなりするまで炒めます。
- ネギに火が通ったら、※の材料を入れて加熱します。
みそは焦げやすいので、かき混ぜながら炒めましょう。水分が飛んだら完成です。
冷凍保存できる?
ネギの青い部分は比較的傷みやすいため、すぐに使いきれない場合は冷凍保存がおすすめです。小口切りにして、1回分ずつラップに包み、ジップロックなどの保存袋に入れてから冷凍しましょう。
臭みを消す方法は?
臭いが気になる場合は水にさらすのがおすすめ。臭いの元である硫化アリルは水溶性なので、水にさらせば臭みが抑えられます。
繊維がしっかりしているので、できるだけ細かく切るのもポイント。切ったあとは水でもみ洗いしてぬめりを取れば、辛みも抑えられるでしょう。
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青い部分の大量消費レシピ
ここでは、下仁田ネギの青い部分を使ったレシピを紹介します。
おつまみ
材料
- 下仁田ネギの青い部分(2本分)
- ごま油(大さじ1弱)
- すりおろしにんにく(チューブ可)(適量)
- 塩(ひとつまみ)
- 鶏がらスープの素(小さじ1弱)
- 醤油(小さじ1.5)
- ラー油(お好み)
- いりごま(お好み)
作り方
- ネギの青い部分を1~2cm幅で斜め切りにします。
- フライパンにごま油をひき、にんにく・ネギを入れ炒めます
- ネギがしんなりしたら、塩・鶏がらスープの素・醤油を入れて混ぜ合わせます。
- 火を止めて、いりごまとラー油を混ぜ合わせたら完成です。
お好みで、白い部分を入れても美味しくいただけます。
ナムル
材料
- 下仁田ネギの青い部分(2本分)
- ※めんつゆ(大さじ1)
- ※いりごま(小さじ1)
- ※ごま油(少々)
作り方
- ネギの青い部分を5cmほどのぶつ切りにし、レンジに3分ほどかけます。
- ※の調味料と混ぜ合わせて完成です。
ラー油を入れてピリ辛にするのもおすすめです。
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スープ
材料
- ※水(300CC)
- ※白だし(大さじ3)
- 下仁田ネギの青い部分(2本分)
- 油揚げ(1/2枚)
- 卵(2個)
作り方
- 下仁田ネギの青い部分を輪切りにし、油揚げは半分にしてから5mm幅に切ります。
- 鍋に※の材料と油揚げを入れて火にかけ、沸騰したらネギを入れて1~2分ほど煮てください。
- 溶いた卵を回し入れ、再沸騰したら火を止めます。
- 器に盛りつけて完成です。
ネギの青い部分を使った卵とじスープです。優しい味で美味しくいただけます。
まとめ
下仁田ネギの青い部分について紹介しました。ネギの青い部分は捨てがちですが、使い方次第で美味しくいただけます。この記事を参考に、ネギの青い部分も楽しんでみてはいかがでしょうか。
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