「しめじ」はきのこの中でも色々な料理に使うことのできる万能野菜ですが、「しめじが生焼けだと食中毒になる」と聞いたことはありますか?十分に加熱できていないと、腹痛や下痢などの症状が出る可能性があります。今回は、
- 生っぽいしめじは食中毒になる?
- 食中毒症状が出るまでの時間とは
- 生のしめじを赤ちゃんが食べてしまった!
- 生焼け/半ナマしめじの見分け方
- しめじの安全な加熱時間は?
これらのテーマについて紹介いたします。
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目次
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しめじが生っぽい!食中毒・食あたりになる?
「しめじが生っぽい!」そんな時は注意しましょう。食中毒や食あたりになる可能性があります!しめじなどのキノコ類には、シアン化合物という物質が含まれており、生焼けのしめじを食べると食中毒症状を起こす可能性があるのです。
きのこ類に含まれる物質で、加熱することで消滅する◎ 生焼けの場合、残っている可能性がある
ちなみみ、きのこ類の中で生食できるのはマッシュルームとトリュフだけと言われています。きのこは基本的に加熱して食べるものでなので、生焼けに注意しましょう。
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生しめじでお腹を壊す
しめじが生焼けだったり半ナマだったりすると、食中毒によりお腹を壊す可能性があります。他にも、嘔吐や下痢・発熱といった症状が出ることがあるので、しっかり加熱することが大切です。
食中毒症状が出るまでの時間
生のしめじを食べて食中毒・食あたりになる場合、症状が出るまでは早くて1時間程度と言われています。食べてから4時間後に発症したケースもあるので、時間は人によってバラバラです。
詳しくはこの記事をチェック!
しめじが腐っているとどうなる?
しめじが腐ってしまった場合は、次のようになるかもしれません。
- 緑色のカビがキノコの周りについている
- 水分がキノコから出てきてしまっている
- 全体的にドロッとしている
- 石づきが茶色に変色している
- 乾燥してカピカピになっている
- ツンとした匂いがする
カビが生えてしまったしめじは、洗い流しても全て取れない可能性があるので食べないようにしてください。また水分が出てきてしまっているしめじは要注意です。
カビなどが繁殖する前に食べ切るようにしましょう。食べていて味に違和感を感じた場合もすぐに食べるのをやめてください。
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生のしめじを赤ちゃんが食べてしまった!
「生のしめじを赤ちゃんが食べてしまった!」そんな時、食中毒のことが頭をよぎると不安になりますよね。基本的にしめじを始めとする きのこ類は加熱してから食べないと、体に影響のあるシアン化合物が残っている可能性 があります。
離乳食などで赤ちゃんに与える時は、必ずしっかりと加熱してからが鉄則です。万が一赤ちゃんが生のしめじを食べてしまい、体に下痢や嘔吐などの症状が現れた場合は、食中毒かアレルギーの可能性が考えられます。病院で診てもらいましょう。
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生焼け・半ナマしめじの見分け方
生焼けや半ナマのしめじを見分けるポイントをご紹介します。普段からしめじを食べている方ならご存知かと思いますが、加熱しきれていないしめじには、こんな特徴があります。
食感
しめじは加熱するとプリプリ・ジャキジャキした食感になりますが、生の場合はサクサクとしています。カサの部分が簡単に割れたり、軸が裂けやすい場合は生焼けの可能性があります。
味
生焼けしめじの味ですが、加熱するよりも苦味が強い特徴があります。味が変化も?と思ったら食べるのをやめ、電子レンジなどで料理を加熱し直しましょう。
しめじはどれくらい加熱すれば大丈夫?
しめじはどれくらい加熱すれば安心なのでしょうか?きのこ類に含まれるシアン化合物は、熱に弱いため加熱することで消滅します。火が通っていれば全く気にすることはありませんので、まずはしっかり加熱することが大切です。
しめじの焼き時間
フライパンや鍋などでしめじを焼く時は、最低3分は加熱し続けるようにしましょう。時々混ぜることで全体的に火が通ります。
電子レンジ
しめじを電子レンジで加熱する場合は、耐熱容器に入れてラップをかけ、600wで1分半〜2分加熱します。少量の水を入れて加熱することでパサパサになるのを防ぐことができますよ◎
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まとめ
「生のしめじを食べると食あたり・食中毒になる?」というテーマについてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
この記事をまとめると
- 生のしめじを食べると食中毒・食あたりを起こす可能性がある!
- しめじを含むきのこ類に含まれているシアン化合物という成分が原因
- シアン化合物は加熱することで消滅するので、しっかり加熱すれば大丈夫
しめじに食中毒の可能性があること、これまでご存知でしたか?生焼けの場合は腹痛や嘔吐など体に症状が出ることがありますので、十分に加熱して食べるようにしましょう。
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